応援コメント

荒天 Ⅱ」への応援コメント


  • 編集済

    あぁ〜〜〜〜〜〜っ!!!オーラントの救済がはじまってしまう〜〜〜〜〜><

    でも確かに、ここまでされると本当に、オーラントという存在を耳にしたダーシアが「自分要らない子……?」と思ってしまう理由がわかります。兄上にダーシアが必要な理由が、兄上にしかわからない。
    ダーシアは兄上の全部を受け入れていますし、実際荒ぶるエルゼイアルを身体でもって鎮めていますけど><
    オーラントは兄上を親族でもなんでもない、あの父上やザーナリアン様の様子を痛感して兄上の真の孤独や闇を見たわけではないのに、孤独や闇があることを察して受け入れようとしている。
    ダーシアにとっては「自分は兄の心の応急処置道具で、オーラントは本当に必要な医者なんじゃないか」と思っても仕方ないかもしれないですよね……

    でもきっと、オーラントが兄上に優しくなれるのは、兄上が妹の葬儀でぴえーっ(?)て泣いたから+王子様は妹を愛してるんだと叔父さんに聞かされて察してたからですよね。
    顔面含めて人間味が消えてる主君のエルゼイアルが、妹を愛している/ていたという人間らしい部分は持っていると知ったとき、格段に主君の心情への解像度や親しみが違ってきますから!

    今回兄上が「罪人を生かしたのは妹だったからだ」と告白したことは、逆にきっとオーラントはどこかで安心したんだろうなと思います。エルゼイアルは一人で寂しく母を殺した罪悪感に陥っていたわけじゃなくて、ちゃんと保母さん(※ダーシア)が面倒を見てくれていたんだな〜と。

    作者からの返信

    始まりますよ~~~!!! オーラントによる救済のターンが!!! なんかもう、いばらの真のヒーローはオーラントのような気がします。もしいばらにダーシアがいなかったら、兄上とオーラントをメインにしたBLになっていたかもしれません。
    現に兄上は、種類は違うけれど量としてはオーラントをダーシアと同じくらい愛し、必要としているのです。これは先の話になりますが、なので兄上は諸事情(※後日談や黄金の羽根参照です❤)あってオーラントが兄上から距離を取るとガチで凹み、(らしくなく)反省するのです。あと兄上は、オーラントの言うことなら、大抵のことは割と素直に従います。なぜなら、オーラントに嫌われたくないから。……いやほんと、兄上オーラントのこと大好きで、可愛いですよね(*´ω`) 

    ダーシアは、兄上のもはや唯一となった肉親であり、またオーラントよりも兄上との出会いも早い。ゲームでいうとバフがかかっているような状態です。なのに、向けられる愛情の量は同じなんですから、オーラントと兄上の関係の全貌を知ったら、こはるさんのおっしゃるように悩んで、挙句ショックで血を吐いて倒れてしまうかもしれません(>_<) 

    でもオーラントが兄上に慈しみの心(←もはや同い年の主君に向ける感情ではなくなってますね💦)を抱き、そして兄上の罪を知った後もその心を持ちつけているのは、こはるさんのおっしゃる通り叔父の話から色々と察したからなのです。そして、容姿も地位も、一見全てに恵まれた少年は、その実ある一点においてはほぼ何も持っていないことに気づいたから。オーラントはつまり、兄上が甘えられる人間になろうと決めたのですね。……これもう親ですね。兄上も無意識でオーラントに「理想の父」の姿を求めていたかもしれません。
    ただそれはそれとして、オーラントは自分が側にいない間兄上が一人じゃなかったことに安堵しつつ、できるなら友に禁忌を犯させたくなかったという気持ちもあったりします。それもこれも、兄上に死後の苦しみを味わわせたくないからなのですが……。難しいものです。

  • ああ……ああああ……思いのほかあっさりとオーラントはダーシアが妹であることを知って(悟って?)しまった……。でも「貴方が妹君を愛していらっしゃったことを」と言ったところはオーラントの兄上への愛情を感じますね、まだ兄上に人の心があった頃の名残と言いますか、いや当時は兄上にも本当にダーシアへの愛があったからこそ今のこのゆがみなんでしょうけど……オーラントだけは兄上のことを今もまだ人間だと信じているのだ……。

    作者からの返信

    >まだ兄上に人の心があった頃

    そんな頃もありましたね! もはやあの頃が懐かしい。あのまだドSとかそんな範囲に収まっていた絶世の美少年は、もうこの世のどこにもいないなんて……。悲しいですね……。いや、私が言っていいことじゃないですけども。

    ――何はともあれ、実は最初から事情を全て知っていたオーラントですが、その上で引かずに兄上と友達やってたなんて、オーラントはどこまで優しいんでしょうね! 実はオーラントが兄上の放蕩を(自分が多少の実害を被っているのに)寛大な目で見てたのは、「本当に好きな娘はもう死んでるから、忘れたいんだろうなあ」と兄上を哀れんでいたからでもあります。……優しいですねえ。
    どうして神はオーラントに配分した優しい心を、1%でもいいから兄上に分け与えなかったのか。そうすれば兄上ももっと真っ当な人間になっていただろうに……。