応援コメント

瘢痕 Ⅱ」への応援コメント

  • わーい!!!私の大好きな系統のイラつく賢さを持つ女が!!こういう女を「聡明」っていうんでしょうね!
    エーメラの件をつかって、自分にのしかかる邪魔者、美貌のタリーヒを「一族の嫌われ者」にし、自分は善業を行うことでタリーヒを自動的につまはじき者に設定するように立ち回ったあたり、お主も悪よのう〜〜!ワックワクやで〜〜!

    タリーヒママは「黒き者たち(シーラーン族)」がみんなそうとか、頭打ったとかひどい目にあいすぎたとかではなく若いゲフゲフ小さい頃からこうだったのか……(о´∀`о)
    マッマが、マッマに比べておつむもゆるいうえ気の弱いダーシアに過剰に嫉妬するのはやっぱり「美貌」がママのアイデンティティだったからなんですね。そして人見知りのダーシアと同じで、周りの誰をも受け入れないタイプだったと。

    美人は三日で飽きる、といいますけど、このころのタリーヒ様はその通りなんだろうなあと思います。タリーヒママの脳内には自分しかいなくて、だから自分以外がちやほやされてるとイライラしてしまうんでしょうね。ダーシアには兄上がいたので、こういう毎日イライラ生活からは解放されているので(その代わり最近毎日鬱々生活ですけど)、その点は本当にダーシアは幸せだと思います。兄上の気持ちは小さい頭をフル回転させて考える子だし、ってなるともうちょっと頑張ってもっといろんな他人と仲良くすれば、他人の気持ちをちゃんと考えるEQの高い子になるかもしれませ(なんだか背後から兄上の殺意を感じる)

    エーメラ姉さんを亡くしたマーリカの怒り、憎しみの揺らぎが手で表現されてて素敵だなと思いました!
    一方でそんなものを理解できず、姉妹の愛情の麗しさとかそういうのも頭からすっ飛んで、顔の良し悪しと閨のあれこれという物差しを基準にして、バカにするしかできないタリーヒ様……
    どうして十歳くらいにして「兄上が世界中のすべてのひとから嫌われてしまっても私は兄上が好きです!」というエモい発言をしたダーシアを産めたんだろうと思いましたが、ダーシアはひょっとしたら根は愛情の深いエーメラやマーリカ似なのかもしれませんね🤔

    作者からの返信

    とうとう登場しましたよ!!! タリーヒママのトラウマでもある、賢い妹マーリカが!!! マーリカは聡明かつ狡猾な女なので(今回はまだ少女ですが)、無言にならざるをえない頭の出来のマッマを陥れるなんて、造作もないことなのです("´∀`)bグッ! あと今回のマーリカは、流石に姉に対してブチギレていたので……。

    まあなんとなく察していただいていたかもしれませんが、「黒き者たち」の習俗とかでなかく、マッマ個人に大いに問題があったのです( ̄∇ ̄;) ついでにいうと、母が同じ妹だけでなく、両親も別に性格にも頭にも問題はなかったので、ママはトンビから生まれた鷹ならぬ鷹から生まれたトンビだったりします。特に母親とか、既に死亡していることもあって全く語られませんけれど、愛情深くて優しいタイプだったんですけれどね。ここらへんをダーシアは隔世遺伝でGETしているのかもしれません。父親も厳しくも愛情深いタイプなので、ママほんとこの一族の(悪い意味での)異端児ですわ……。当然ながら父親は長女にすっかり失望したので、これ以降追放はしないけれど放任することにしたのですが、どうなると思います?(暗黒微笑)

    ああ~。もうまさしくこはるさんのおっしゃるとおり!!! ママは美貌こそがアイデンティティーなんですけれど、でもこの頃のママは三日で飽きられるタイプの美人なのです。

    中身と言動がこれでも、後に出会うザーナリアン様級の美女だったら崇拝者に一生養ってもらえたでしょう。でもママの美貌も、流石に中身の問題をカバーしきれないので、出会う人みんな最初はちやほやしてくれるけれど、すぐ飽きて去ってしまうのです。それにママは「わたくしはこんなに美しいのに、どうして!?」とイラついて、素行が悪くなって(他の女を虐めたり)、そしたらますます人が遠ざかるというループに嵌ってこんなモンスターになってしまったという事情があります。
    これでも長老の娘だから、皆公然とは逆らいませんけれど、内心ではママを蔑んでいるのです。ママ、最初に誰かに去られた時、このことに気付けていればよかったんですけれどねえε-(;-ω-`A)

  • タリーヒってば幼い頃から今とあまり変わらないのね……(笑)

    容姿に自身を持ったきっかけみたいなのがあるんでしょうけれど、それがなければこの扱いだとダーシアみたいに超内向的になっていたのかも?

    マーリカ、強い!
    この妹がこれから姉の心をどう締め上げていくのか、楽しみで仕方ない……!!

    作者からの返信

    ママは多分生まれた時からママだったのです(笑) いや、この時点では子供を産んでないのでママではないのですが……←ややこしいですね

    ママは単純に、周囲とは一線を画する美人(でないと一国の王の愛妾にはなれない)だったし、長の娘だったし、で幼少期から自分は特別な存在なのだと確固たる自信を持っていたのです。周りの男もきっとちやほやしてくれたことでしょう。ただしその自信、己惚れとか傲慢とか言い換えられる類のもので……容姿より中身を重視する人々からすれば、ただの鼻持ちならないワガママ娘。賢い妹の方が断然カワイイ、となるわけです。マーリカの方が性格もいいですしね!

    マーリカはその名の通り女王様を目指して、これから調子に乗った姉をビシバシ締め上げていきます!!! マーリカの頑張りを見守ってあげてください(*^^*)

  • すごい……シーラーンの雰囲気めっちゃ好きです! 故地を追われて流浪の民! 私は定住民と摩擦を起こす遊牧民にも弱いんです……。
    ママは昔からママだったんですね……。ママはかつて世界で一番美しかったんだと思うと、なんだか胸がきゅってします。でもこの頃はまだ一族の掟に従って生きていたのか、と思うとこの先に何が待っているのかドキドキしてしまいます……。

    作者からの返信

    うふふふふ……なんせ遊牧民と定住民の争いは全人類共通の萌えであり燃えであると言っても過言ではありませんからね……私も遊牧民、大好きです❤ しゃしゃさんと好きなものが同じでとっても嬉しい❤

    シーラーンの方々は、
    ・部族間の争いに敗北→故郷から追放処分されちゃった☆ というコースを辿って流浪の民になりました! 
    世界はどこも異民族を受け入れてくれない国ばっかりで、望むと望まざるとに関わらず移動生活を余儀なくされている。でも自分たちはこの生活が結構気に入ってるんだよ~というスタンスです。

    ママは、ザーナリアン様に出会うまでは、自分の世界で最も美しい女だったのです……。世界が広がるって、良い面もあれば悪い面もありますよね。これが大人になるということなのか……(絶対に違う)

    この時点でさりげなくディスられているママ(長である父は子供を末娘→次女の順で可愛がっている、と断言されている)ですが、はてさて彼女はいかようにしてパパ王の妾になるのか……がこの過去編のメインです❤ ちなみに、既にママは未来に繋がる道を歩み出しています。本人は気付いていないけれど、少しずつ、ヤバい方向へと……。