🎉🎉🎉誕生おめでとうございます🎉🎉🎉
思っていたより早い(文字数的な意味で。作中時間ではちょっと遅めでしたが)誕生で、とりあえず赤ちゃんが無事そうでよかったです。あとダーシアもうまく乗り切れればいいのですが……次回を楽しみにしています……!
それにしても、オーラント、ダーシアのことを母親と同じように殺してしまえばよかったのに的なことを言っていますが、彼はタリーヒママがどうやって死んだのか知らない……わけじゃないですよね……!? ちょっと意外な言葉でした……。ヒエッ……彼もいばらの咎の登場人物であった……。
作者からの返信
えへ❤ ありがとうございます(∩´∀`)∩
作中の季節と現実の季節はずれにずれまくっていますが、赤ちゃんは実はダーシアと同じくらいの時期に生まれました!!! 生まれたのですが、ね……。ダーシア……。ちょっと腹の中で子供が育ちすぎて、難産になったんですね……。
オーラントに関しては、オーラントはママたちのせいで叔父さんが死んでますからね……。オーラントの叔父さんは自殺ですが、それは「このままじゃいずれママたちに酷く殺されるから、その前に自分で楽に死のう」と思ってのことなので(←そうだったのか!)実質ママたちに殺されたようなものです。なのでオーラントは、ママの死に関しては「叔父さんの仇を討ってくださってありがとうございます」と思っています。
あとは、兄上のママの死に方を自分の身内で置き換えて考えてみたら……ぶっちゃけこれで復讐の一つも望まないほうが人間としてどうかしてると思うし、実際にそんな風に母親を喪った人間を前にして「やり過ぎ」なんて言っちゃったらお前の血は何色だ! という話になるので……。
という訳で、オーラントは強いてダーシアの死を望みもしないし、死んで喜ぶわけでもないけれど、色々と思うところがあるのです。もしかしてこの人がもっとしっかりしてたら、叔父さんや他の罪のない人たちは今も生きてたんじゃ……なんて。
>妹の墓所に参り花と涙を供える未練でも見せていれば
それ〜〜!!!そうじゃないところがエルゼイアルのダーシアへの生々しいというか大きな愛情を感じるんですよね。お墓まいりってその人の死を認める行為だから><
>一度のみならず二度までもエルゼイアルを置き去りにして
すごく好きな言葉です……そうなんですよね……エルゼイアルはダーシアに置き去りにされてしまって……。
エルゼイアルは基本淋しがり屋なんでしょうね>< それは生育環境上ものすごく寂しいのを我慢していたせいかもしれないですけど、やっぱりダーシアやオーラントがいなければどうなっていたかわかりませんね。
オーラントはエルゼイアルに対して子殺しを止めたいだけじゃなくて、ダーシアがエルゼイアルを唯一「人間」に戻してくれる女性だと知った上でその女性との結びつきの証をなくしてはいけない、っていう風に言っているように聞こえます😭 つくづく天使……
作者からの返信
そうなんですよ~~~!!! 私もお墓参りは、その人の死を認める行為だと思っております。これは全くの余談ですが、だから血と春のセレーヌは最初の方では墓地に近づくことを身体が拒否していたのです。
まあそれはそれとして、兄上は第一部ではダーシアの「遺体」を言い換えれば「死」を自分の目で確認していない。だから、ありえないとは思いつつ(実際はありえないことが起っていたのですが)心のどこかで最愛の存在の喪失を否定し続けていたのです。もっとも喪失を認めなければ心に負った傷が癒えることもなく、あまつさえ兄上はその膿んだ傷を最悪の形で抉られてしまって、こんなことになっているのですが(;´∀`)
兄上はこはるさんがおっしゃるように寂しがりやで、言い換えると甘えん坊なのだと思います。ただ、それを素直に表せる環境にいなかったから、発露の仕方が……なのですが。あと兄上にとって甘えられる相手がダーシアとオーラントしかいないというのも、問題っちゃあ問題なんです。人間、それが趣味であれ他の人間であれ、依存先は多ければ多いほど、縋れなくなった場合も立ち直りが早い。しかし兄上の場合は……。現時点の兄上のメンタルは、ダーシアとオーラントの二人ともを失ったら、崩壊します☆彡 あと、兄上はダーシアを「一度目」の辛さを知っているからこそ、もう二度と喪いたくないと思っているのですが……。
今回のオーラントの心情はまさしくご明察の通りなのです!!! オーラントは長年兄上の側にいたので、今兄上が冷静ではないことと、正気に戻った場合のことを考えて、最善の手を尽したのです。オーラントはもしかしたら兄上よりも兄上のことを理解しているかもしれません。オーラントこそいばらの救世主なのです( ;∀;)