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情炎 Ⅱ」への応援コメント


  • 編集済

    ここでダーシアは罪を犯してしまいましたね。この文書こそがあれがああなってこうなるんですから、……もう。もう少しダーシアがやる気のある子なら、その書状は何かと問いただすことができたはずです。
    でも、ダーシアばっかりに罪を背負わせるわけにもいかないですよね。そもそもが生まれた子を全員放置していたグィドバールのせいだし、妹を独占したくて文字を教えなかったエルゼイアルのせいだし、もっといえばダーシアを学習性無気力の状態に追いやっているママのせいだし。
    みーんな自分のことしか考えてないから、自分のこと(正確には兄上のこと)しか考えないダーシアができちゃったんですよね。あ〜あ。
    でもそのピタゴラスイッチの被害者がなぜザーナリアン様とアマルティナなのか……>< くう!!! でもザーナリアン様とアマルティナがこうなるのは、自分は無自覚とはいえタリーヒを非常に傷つけたせい。
    くう〜〜!!なにもいえねえぜ!

    ドニは変態なだけでやばい変態なはずじゃなかったのに、日々思い描いていた空想が現実化する一縷の可能性がみえたせいか、暴走している感がありますね。アマルティナに少し憐憫の情は催していたようですが、初登場時のすべてのボケ()にツッコミを入れていたドニとは違った酷薄な人になってしまっているようです。

    あと〜!これが一番大事ですが、ダーシアが哲学を始めましたね。そうだ!自分の恋心を顧みるんだ。割と初めてじゃありませんか? ダーシアが「兄なんて好きにならなきゃよかった」と思ったの。
    >敬慕する兄と半分ながら同じ血を宿しながら、彼の窮地を救うための何らの策も手段も弄せぬ己の愚かさ
    ようやく気づいたのにな……ダーシア……ようやくな……。ようやく気づいたのに……
    変なおじさんに渡された文書が不審だと思ったら「ちょっとよくわからないんで、そういうことにくわしい兄に聞いてみます」と兄上に文書を転送すればよかったのにな……(無理)
    これからそうしたほうがいい……詐欺に巻き込まれないうちに……兄上の住所聞いといたほうがいい……。

    >あの殿下ならば妹と通じていても不思議ではない
    そ、ソッスネーー……(⌒-⌒; )

    作者からの返信

    お楽しみの時間がやって参りましたね~っヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノへ(^^ヘ)(ノ^^)ノ オーラント以外の登場人物が、他人を害する意図があったか否かに関わらず、自分の言動のツケを支払うターンの始まりが!!! もっとも、パッパはもうツケを支払っているというか、取りたてられてしまったのですが(笑) 

    いばらは因果が巡り巡る話なので、唯一の善人オーラント以外の登場人物(ザーナリアン様は、無邪気ではあるがゆえの残酷さを表したキャラなので、善にはなり切れないのです)は皆気付かないうちに自分で自分の首を絞めているのですよ!!! 特に兄上なんかその最たるものですよね。兄上の素行がオーラント並みに良かったら、妹と……なんて噂立てられても、周囲の皆は信じなかったかもしれないのに。でも、墓穴を掘る兄上は可愛いと思いませんか!?

    ダーシアがダーシアになるまでのピタゴラスイッチ(この表現は秀逸だとほれぼれいたしましたので、拝借させてください❤)はプロットの段階でも気を付けていたところなので、言及していただいてとてもとても嬉しいです(n*´ω`*n) 
    ドニおじさんは、多分ですが舞い上がっているんだと思います(;´∀`) ドニ的に今の状況は宝くじで一億円当たったよりも嬉しいので、ふわふわと空を飛んでいるのです。そしてだから、地上の人の痛みは見えなくなってしまったのですよ……。

    今回の書状の件はですね、後に言い逃れを不可能にするためという目的も密かにあったりします。兄上も、ダーシアがヴィードの振りをさせられて、どこかに監禁されていて、実権は全てドニとママが握っていた……とかだったら、この後の展開はどうあれ妹を許すと思うんですよ。あと、ダーシアも全てが自分の知らない間に起ったのなら、「仕方がなかった」と自分を許すと思います。
    でも、表面上とはいえ、ドニがヴィード(ダーシア)の意思を窺うような行動をしていたら。そして、それが生き残りの証言で分かったとしたら……とても面白い事態になるのは間違いないじゃないですか("´∀`)bグッ! ダーシアも、どうして見抜けなかったのか、どうして何もしなかったのかと自分を責めるようになる。このお話は異母兄妹の「愛憎」劇ですからね💕 ようやく憎しみの種を蒔く時が来たのです!!!

  • >結局、お前のお兄さまは普段の行いが悪すぎたのよ

    確かに(苦笑)

    この話って、みんなそれぞれに因果応報な面を持っているから深いなあ、と思います。最初から読み返してみると、最初に読んだときとはまた全然違った見え方をするのだろうなあ……。

    書籍化熱望します。

    作者からの返信

    >確かに(苦笑)

    全私が崩紫さんに同意しております! この話の登場人物は、みな大なり小なり、無意識か意識的かの違いはあれど、他人を傷つけながら生きているので、その業が思わぬ形で返ってきたりするんですよね……。生きるって難しい!

    そして、書籍化熱望ありがとうございます❤

  • 今までどことなく概念としての地獄だった気がしますがここで本物の地獄になりましたね。アマルティナ……。それでも最後まで大丈夫だと言い続けたんだと思うとなぜそこまで……と思わずにいられないです……。そんなの火に油を注ぐだけに決まっている……地獄をさらに地獄にするだけの……。
    これ以上の残虐がザーナリアン様には待っているんだと思うと、怖いような、でも見たいような……。鏡を見ろと言われた恨みを思うと……ヤバい……とても……ヤバい……。 

    でも前半「父親の愛人を寝取ったりしていたから妹に手を出していてもおかしくない」と言われた時は残念ながら私も「そ、そうかもしれない!!」と思ってしまいました。お兄ちゃん、身から出た錆びじゃないか!
    マキャベリだって恨みを買うなと言ってたじゃないですか……うう……(涙)

    作者からの返信

    ……ちらっとだけだけど、このターンに入ったらキャッチコピーを「気が付けば阿鼻叫喚大地獄」にしてもいいかなって思ったことがあります。と、いうわけで、これから第二部が終わるまでは、エロよりもむしろ残酷描写がメインになっていくのです。アマルティナは、口を開けた地獄の釜に呑みこまれた最初の犠牲者なのですが、最期まで残される主のことを思って気丈に振る舞ったのです(´;ω;`) ただし、そのためにママの怒りを煽ってしまったのですが……。

    この状況の大部分はママとドニが生み出したものですが、それを可能にしたのは、しゃしゃさんがおっしゃるように兄上の普段の振る舞いのせいでもあります。他にも、ダーシアは今回、文字が読めたら防げたかもしれない何事かを見過ごしてしまったのですが、ダーシアに文字を教えるのを途中で諦めたのは、ダーシアを何もできない女にしてしまったのは……。
    お兄ちゃん、身から錆が出まくりなのです。マキャベリだって、領民の婦女子には手を付けるなとあれほど言っていたのに……。

  • アマルティナぁぁぁぁぁ!!!!

    拷問を受けることは想像していたけれど、死ぬなんて……いつか仕返ししてやるんだって思ってたのに……!!

    アマルティナーー!お願いだから蘇ってーーーー!!!!。°(°´Д`°)°。

    ザーナリアン、こうなったらお母様の仇を討って!!
    アマルティナの無念を晴らしてーーーー!!!!

    作者からの返信

    トキさぁぁぁぁぁぁあん!!!!!

    アマルティナは、アマルティナはこのような形で最期を迎えることになりました……(´;ω;`)ウゥゥ

    阿るなりへりくだるなりなんなりすれば、生き残れたかもしれないアマルティナ。ですが彼女はあくまで、主への忠義と誇りを貫いて散っていったのです……。最期まで自分らしく。立派に、潔く……。

    アマルティナの無念は、いつか誰かが晴らしてくれます。きっと……。