古本屋

どうやら俺にはストーカーがいるらしい。そして定期的に自宅に不法侵入してるらしい。 警察に相談しようか悩んだけど、窃盗などをしている様子もないし、 なんか存在を主張するためか家事を…

九重 翔太(ここのえ しょうた)は異性にトラウマを持つ高校1年生。大人しい性格の櫻江 紗奈(さくらえ さな)と話すことで次第に心を開いていくが、彼女の変化に不安を抱き、拒絶してし…

昔は仲が良かった幼馴染でも、時間が経てば疎遠になるのは必然だ。 大人に近づけば近づくほど綺麗になっていく幼馴染を見て、そんな彼女の傍に自分が居ても良いのかと卑屈になるのもおかし…

常盤千代は、この春から電車通学を始めた普通の高校生。 しかし入学式の日に、電車で変質者と偶然ぶつかってしまい、そのまま男を倒してしまった。 ただの偶然によるものだったこともあ…

人々の思考を読み取ってしまう女子高校生に、「側にいれば他の思考が流れてこない」と称されたが故につきまとわられている男子高校生の話です。 ・応援や作品へのフォローなどありがとうご…

図書室で出会ったのは、本が好きな大人しい女の子。親しくなるうちに気づいたのは、彼女のなにかに怯える目と、口癖のように繰り返される「すみません」と「ごめんなさい」。手首に巻かれた、…

【ファミ通文庫様より発売中】 夢に女神は出てくるし聖剣とやらの声は聞こえるし、勇者を迎えに来たという聖女に目をつけられてるっぽいけど僕は勇者なんて知りません。自称勇者様の方をどう…

※完結済み。全6章90話 思い出した。あれは剣と魔法のファンタジー世界の記憶だ。 結婚して子供が三人もいる中で唐突によぎった記憶はあまりにもファンタジーすぎて人に聞かせられるも…

※この物語はフィクションです。実在する個人・組織・事件とは一切関係がありません。

あれは明治23年10月のことでした。先生と私は風土病の科学調査のため、山梨県のK村を訪れました。顕微鏡や様々な試薬を携えた私たちは、しかしまったく予想もしなかったその病の真相に直…

科学的にあり得ない事件を起こした囚人たちを収容する刑務所で、カウンセラーをする「ぼく」の断片的な記録。 SCPみたいな話をやってみたかった。ダラダラ書いていきます。 追記：カ…

　殺人趣味には面倒な後片付けが伴う。 　ゲームみたいに死体は勝手に消えないし、死体があれば事件に発展する。そして事件の犯人として捕まれば、趣味を楽しめなくなる。 　そんなシリアル…

「前向性健忘」 　記憶障害の１種で、発症した時点から先の記憶を覚えられない症状。起きた事、喋った事、思った事全てが覚えられない。つまり、その後追想が出来ない。 　 　魔王との激…

名倉を召喚する職業、それが名倉マンサー。 現世で死んだ主人公は、名倉マンサーとして異世界に転生する。神からの指令は悪を打ち倒す事。果たして主人公と名倉は無事に現代へと戻ってこれ…

　気づいたら異世界にいた主人公、西乃木太郎は、自分を崇め奉る「タロー教」の開祖という事になっていた。 　全く身に覚えがない太郎はタロー教のルーツを辿る為、身分を隠して旅に出る。…

怪異や不思議な出来事なんてものはオチも何もない、なんだかわからない経験だったりします。 これは作者が学生の頃に後輩から聞いた不思議な体験のお話です。 東京二十三区の西側と多摩地域…

常時半袖半ズボン、絶対に休まない同級生、M君。ある日彼は学校に来なかった。

これは友人のＴくんから聞いた。彼が中学の夏休みに体験した出来事です。この話を語る時の彼の表情はとても印象に残っています。

一応、覚悟して読んでください。

伝聞から始まる、街談巷説、道聴塗説、アーバンフォークロア……つまりは、都市伝説。 この一時だけ、あなたの目と耳は肉体を離れ、幽玄なる怪奇世界へと、迷い込む──

　いつもお世話になっております。 　暑いので、今回は怖い話を一つ。 　短い話なので、どうぞ聞いて下さい。 ※この物語はフィクションではありません。 ※2022/7/26　犯人の…

長く戦乱が続く大陸。 数年前まで数多の群雄が割拠し、統一は不可能、と誰しもが思っていた。 しかし、時代は一人の聖女を生み出し、大陸は一気に統一へと突き進んだ。 人々は彼女を『救…

妖怪とは、昔の人が考えた単なる迷信なのか。否、妖怪とは我々人間の心を写す鏡なのだと思うのです。見る人の数だけ姿や形のある万華鏡なのだと、私は思っています。 モノの怪（ケ）、モノ語…

時は明治三十九年。淫祠邪教と迷信がこの国から廃滅されようとしていた時代。古より何者かが祀られ続ける山に入り込んだ男は、そこで小さく奇妙な“神”を見た。

実在の稲荷神社をモデルにしていますが、その由緒や伝承とは全く関わりがありません。楽しみながら創作させて頂きました。

王立大学を卒業し、晴れて王国総務省人事局人事第六課に配属となったロランド。初日から遅刻寸前になりながらも職場に駆け込んだ彼は、そこで過酷な現実を知る。曲者揃いの先輩に弄ばれ、変人…

人の数は仕事《ジョブ》の数。 勇者、僧侶、魔導士、格闘家、弓使い――。 ゲームの世界から裏側へとやってくるお客様たちのご要望に応えるべく、職業紹介人のハナヤマダさんが奮闘する。 …

【2023年7月7日、コミカライズ版6巻発売！】 【2022年12月2日、第5巻発売！】 【2022年10月7日、コミカライズ版5巻発売！】 【2022年2月9日、コミカライズ版…

くまのプーさんと巨大な人食いエゾヒグマが戦うお話です。

限界集落で生きる、強いジジイとババアのお話です。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　…

ドラゴンノベルス様より「宵の国戦記」書籍版、発売中です。 【第3回カクヨムWeb小説コンテスト、異世界ファンタジー部門、特別賞をいただきました！】 現代日本から、剣と魔法の異…

暴力と魔法が日常を支配する世界に 突如放り込まれた主人公。 蔑まれ、打ちのめされ、それでも生き足掻く。 その姿は周りを巻き込みやがて 大きなうねりとなり世界を圧巻していく 《…

『新人はもれなく一週間前後で消えていく』。 時給に釣られ、25歳フリーターの袴田さんが勤めることになったのは、自殺の名所のど真ん中に建つ、いわく付きのコンビニでした……。 コ…

　「私は夢。あなたの夢」 　石川大学に通う真舘 朗（まだち あきら）は、夏休み中に大学構内で起きた殺人事件を目撃して以来、精神を病み、夜を恐れるようになってしまった。 　そんな…

控えめに言って、WEB小説はこれくらいの方が読みやすいです。 本当に不思議ですね。……SF? ※恐ろしいことに、この話の一部はノンフィクションです。マジヤバ……

昭和一六年、日米戦は直ぐそこ迄迫っていた。その時、連合艦隊司令長官 山本五十六大将が真珠湾攻撃を提案する。それを耳に入れた海軍軍令部首席参謀 神重徳中佐はハワイ占領を思いつくので…

ややずれた性格をした若手弁護士の鷹志田陽法は、依頼されて奥多摩にある宇留部という旧家へ法律相談に向かう。それは本来ならば、なんでもないごく普通の案件のはずであった。だが、鷹志田を…

　東京湾を臨む廃倉庫の裏で発見された異様な容姿をもつ焼死体。事件を追う所轄署強行犯の若き刑事・久遠久は、奇妙な言動をとる警視と組まされることになる。 　その警視の名は〈警視庁信仰…

ＳＦの短編です。 オンラインで出回った正体不明のゲームは ある「仕事」の適格者を探すための試験だった ゲーマーの「僕」はそれに合格し 多額の報酬とひきかえに、地球の裏側で「知…

突然アルファという管理者に呼び出された少年ユーリ、導かれるままメトロポリス・アルファという巨大コミュニティに居住する六名の人間判定を行うことになるが……

転移も転生もハーレムもチートもない、哲学×異世界クエストの新感覚コメディー！ 「哲学にちょっと興味ある」「高校の倫理の授業が懐かしい」といった方にこそ読んでほしい、さらっと読んで…

俺の彼女は真面目で、無愛想で、頭が良くて、少し変わっている。 そんな彼女が話してくれた“数学”の話。 あの人がいつも、どんなことを考えていて、どんな風に生きているのか。 “数…

世界が終わる５分前。 目の前に現れた“時の女神”は、「なんでも願い事を叶える」と言った。 （ただし、世界の消滅を回避するという願い以外。） さて、あなたなら、どんな願いを叶えて…

　｢時間の流れを逆さまに出来るって言ったら、信じるかな？｣ ついついレポートの作成を遅らせてしまい単位を落としそうな兄に、妹はそんな事を聞いた。果たして、時間をひっくり返すとどん…

時は西暦二二四五年。月に行くのさえ億劫になっていた二十一世紀序盤からは想像できない程に人類の活動領域が拡大し、太陽系を除いた七つの星系を支配下に置いた未来。日本国海上自衛隊第一護…

『僕』は片付けられない男。 『彼女』は片付けしかできない女。 お似合いの二人は離れられない運命なのかもしれない。

昔書いた短編です。 置き場がないので置いておきます

とある神が、一つの魂に交渉した。 ――キミには魔王になってもらいたいんだ。 ありきたりな悪でもなく、ただの善でもなく、純粋な悪として――世界の歯車としての魔王に。

【書籍版発売中】 ※カドカワBOOKS様より、2017/6/10発売！ 　第二巻10/10発売！　web版にはない新規エピソードも追加してあります！ ◆カクヨムブログ紹介記事◆…

　mixiの某コミュで書いたもの。こういう問題は真剣に論じるより、ギャグにした方がいいと思い、落語にしてみました。 　いや、けっこう重大な問題なんですけどね。何でこんなアホなこと…