フォルカスの倫理的な死

作者 枕目

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★★★ Excellent!!!

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 もし仮に、人間がコピーしか必要としなくなったら、世界はどうなるだろう、と考えた。きっと、人間の必要性すらなくなるのではないか。
 現在、食品には「遺伝子組み換え大豆不使用」とか「有機栽培」とか自然なものが安全なものとして、表記されている。それが反転した世界に主人公がいる。
 主人公は「自然な肉」を食べたかった。それは人間が自然に生きることの意味を読者に問いかける。

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★★★ Excellent!!!

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他の方がおっしゃているように、何十年後かに読まれた時、どういう感想を抱くか。
まさかこんなことあるわけない。そう否定したくても否定できない。そういう恐怖がここにはある。
今この話に恐怖する人が、何十年後かには少数派になるかもしれない。
ぜひ、読んでほしい。そして今抱いた感想を、恐怖を、ずっと忘れないでほしい

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★★★ Excellent!!!

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小説の中にもタバコの件などで出てきますが、もう既に、こういう倫理の逆転がかなり起こっていますよね。今正しいとされている事が、以前はとんでもだったり。。民主主義って、多数派が正しいという概念ではないんですけど、錯覚しがちです。私は嫌煙家ですが、映画やアニメの中に出てくる喫煙シーンは好きです。真似して吸ってみたいと何度も思いました。でもきっと実際にタバコをコンビニで買ってきて、家で1人で付けてみても、やはりこの小説の主人公のように、「わからない」んだろうと思います。客観だからこそいいものもあるのかな、と。それでもタバコを吸うシーンはやはりいつ見てもカッコイイ。何が言いたいのか自分でもよく分かりませんが、とにかく、“これは私(全ての人類)のことだ”と猛烈に感じました。つまり、感動しました。読んでいたら、頭の中に映像が出てきました。中盤まで主人公が女性で若いということがわかりませんが、私の頭の中では、冒頭から主人公は若い女性でした。少しびっくりしました。きっとこれから何度か読み返したくなる小説です。色んな人に、薦めます。枕目さんの他の作品も、お金を出してでも読んでみたいです。

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