深川我無

その英雄の称号は勇者などではない。 賢者でもない。 暗黒騎士でも、大魔道士でもない。 彼の者は人々を癒やし、満たし、幸せにする。 戦えば万夫不当。 しかしその物腰は静かで…続きを読む

イギリスの死神は日本の幽霊が怖いらしいです(笑)
可愛くて面白楽しく、サクサク読めてお勧めです！

心理描写と情景描写の相互作用が美しいです。
徐々に明かされていく主人公の過去を、没入しながら追体験することが出来ました。

例え人はどん底だとか、共依存だとか、言いたい事を言って指を差したとしても、ここには生命の輝きと、愛がある。

どうか、この二人がどんな困難にぶつかっても離れ離れになりませんように。

「どろろ」や「蟲師」、高橋ツトム先生の「士道」が好きな方にオススメしたい。 血と魔障の吹き荒ぶ、仄暗い日本の原風景が脳裏に浮かびあがります。 その中で懸命に歩み続ける登場人物た…続きを読む

まさしく知らない世界へと連れ出してくれる知的好奇心をくすぐる物語！

知らない世界がこの世には数限りなく存在する！

短く率直ながらも少女の静かな想いが温かく、潔く。

素敵な掌編でした。

社会の喧騒に疲れたあなたを、猫耳巫女が社で待っている🐈️

最強に面白いです😂 お腹が痛くなるので、十分に腹筋のトレーニングを積んでから読んでください！ ぶっ飛んだ思考回路の四大貴族令嬢が権力と言うなの暴力で全てを薙ぎ倒していきます笑 …続きを読む

まだ第一章を読み終えたところですが、無垢な花嫁と純粋な山神のやり取りが甘くて、微熱っぽくて悶々します(*´ω`*) 伏線や謎が散りばめられていて、試練の気配も感じますが、これから…続きを読む

ゾクリと背筋を撫でられるような嫌な予感がとことろどころに隠されていているのですが、その正体が掴みきれずに読み進めると、ラストになるほど！と唸らされました！ 脚本家と演者という属性…続きを読む

竜が絶対的な力を持つ世界で、竜に家族を奪われた貧しい孤児のカールは純白の竜アルと出会います。 憎しみの対象であるはずの竜に心を奪われ、葛藤とするカールの心情や、暴竜を止めんと挑み…続きを読む

三題噺のお題をこれでもかと組み込んだ作品にも関わらず、違和感や無理やり感は一切感じられないところに、作者様の手腕が透けて見えます。 物語もキーワードになる梅酒のように芳醇で、心地…続きを読む

主人公と共にショートフィルムを見ているような錯覚におちいる、没入感ともまた異なる不思議な入り込み方が出来る物語です。 テーマは重たいですが、救いも用意されていますし、一読の価値が…続きを読む

私のチープな言葉では形容するのが難しい。 テーマの重厚さと表現の美しさがあまりにもアンバランスで、それがかえって物語を深く心に染み込ませる不思議。 残骸に成り果てた日常、喪失、希…続きを読む

一次産業に従事している身としては、常日頃から晒されている生産者と消費者の間に横たわるギャップ。 農業の世界で綺麗、安全、安価という矛盾を孕んだ構造が業界スタンダードになっているよ…続きを読む

こっそりニヤニヤしながら読みましょう😎

プシュと簡単に殺生する前に立ち止まることかもしれない。

耽美で奇怪、そして童話的なグロテスクさを包み上げた掌編。

語られる物語に何を見出すかは、あなたの内に秘めた闇の色によるかもしれません。

素敵な物語でした。
ほっこりします。
そしてアレが無性に食べたくなりました！

神と信仰の関係は、人の望む望まざるによらない。

日常の中で流れ去ってしまうような心の機微を、そっと捕まえてしたためた歌片。 それは忘れたい痛みかもしれないし、つい口元を綻ばせるあの人の面差しかもしれない。 それらを丁寧にいつ…続きを読む

軽妙な語りで口伝されるは江戸に咲く噂の種が育ったものか。

はたまた噂の皮を被った真実か。

怪異を語れば怪異が来たると申します。

お読みの際は、心して。

ふやけて、腑抜けて、気の抜けた「今」とは対照的な、ドライで、ギラついて、刺激的な「あの頃」 どちらが良いとかは、今の時代では憚られるのだろうけれど、忘れちゃいけない何かを、置き忘…続きを読む

バチバチに面白いです！ テンポよし、世界観よし、そして何よりキャラが良いです…！ さくさく読めるのですが、登場人物達の心の機微が行間からしっかり伝わってきます。 伝説の英雄のも…続きを読む

掛け合わせて、違う形にして、行くところまで逝って、それを見せる。
とても自然だと思いました。
これはとても自然な品種改良です。
ちっとも不自然なことではありません。

分かっていてもどうしようもない心っていうのがある。っていうことが、分かり過ぎて切ない。

タイムリーに自分事な人にも、古傷が痛む夜がある人にも、ぜひ読んで欲しいです。

それはもしかすると、私やあなたが……に魅了されている証拠かもしれません。

この世界の先が気になってしまう。そんな危ない魅力が確かにある。

言の葉が美しいです。
しかしその美しさが、かえって闇を際立たせています。
はっぴーえんどのエンドロールの下に蠢く影は、夕陽の朱とは対照的に酷く黒い。
そんな気がしました。

尾行されている。 そう自称する主人公のハードボイルドな一人語り。 100の尾行を巻くテクニックを有するというこの男。 全てが被害妄想の勘違い…… そうとも言い切れない不吉さと…続きを読む

美しい古来からの日本語で綴られた、怪。
少年達が山奥の廃墟で出会った、怪。
そして明かされる、怪。
覗き見る際は心して。
怪もまたあなたを窺っている。

責任、後悔、無力感。

心が折れそうな時に力をくれるのはいつだって、一緒に闘ってきた仲間の声と、君がくれる熱い想いなんだ。

胸熱の夏。

人たらし。 嘘を嘘と感じさせないキラキラの笑顔。 理解っているけど、騙されていたい。 アイドルという言葉の奥には、どこかそんな仄暗い二面性がある様に思う。 けれどこのデイサービ…続きを読む

ジクジクと、中身を蝕んできます。

それはどこか拒絶出来ない感触を孕んでいます。

男は気付くでしょうか？

きっと気付かないでしょう。

飢えた魂と肉体が絡み合う、禁断ホラー。

細く、柔く。 一見すればか弱くさえ映る少年の優しさ。 けれどそれは柳のように、どんな風にも折れない柔らかな強さを宿している。 陽だまりのような婆ちゃんの優しさと、甘い桜餅の香…続きを読む

不覚にも感動しました、
何と言うか、インナーチャイルドを見つけた時のような、泣き出しそうな、ここにいるよ感。

素晴らしい狂気の祭典に食指が動きっぱなしでした。 まっこと美味なる「ひなま」かな…… ご馳走になりました。 皆様もぜひ、召し上がって下さい。 忘れられない味わいとなるでしょ…続きを読む

美しく、切ないモノローグ。 詩的で、私的で、すごく素敵で、一言一句を解読したい気持ちに駆られる。 けれどそれをするには夜は短過ぎる。 昼間の陽射しの下では決して紐解けない、捻…続きを読む