人工知能が芸術分野にまで足を踏み入れているのは、もはや珍しい話じゃないですね。ちょっとだけ検索してみれば人工知能が描いた絵や、人工知能が見た夢など、人間じゃないものが生み出した様々な創作物が平然と出てくる。
そうやって「人間だからこそ」の存在価値ってのを機械に奪われ続けていると、人間が人間として生きていく価値もまた徐々になくなって行くでしょう。
この作品はそんな鬱な心配の中でちょっぴりだけ潤いを与えてくれるようなくれないような(笑)有難い、そして恐ろしい考察を含めています。
この方がこのあとどのような作品を書いて行くだろうか、とても楽しみです。