このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(42文字)
女帝となった少女、黒色道化、羽黒猫……それぞれのキャラが魅力的。血生臭い描写があるのに、どこか明るい未来が見えるような、不思議な位置付けの作品でした。文字に書かれている以上の背景を読者が想像して楽しめる、そんな風に誘導する言葉運びも秀逸だと思いました。楽しい作品をありがとうございましたー!
諸国漫遊気("⌒∇⌒")
最初に各話個別に読んだ時は筋が繋がらずに「?」な感じでしたが、一気通貫で読み直すと作者の意図が良く伝わってきます。そういう意味では成功か失敗か判断が難しいですが、面白いのは確かです。この作品の続編が書かれるかは人気次第だそうですが、もし続編が書かれたとしても、初めて読む方は最初の5話を一気に読むことをお勧めします。その方が楽しめる事請け合いです。