新菜いに/丹㑚仁戻（ほぼ読み専）

僕らにとっての、ありふれた事件。 誰かにとっての、ありえない事件。 下請けの映像制作会社「スタジオミヤコ」で働く“僕”と 読書が趣味のパジャマっ子、ミヤコさん。 世界を欺くた…

自称『名探偵』、深見昇一(ふかみ しょういち)。 深見探偵事務所の所長である彼は、仕事なし・金なし・人望なし――ないない尽くしの探偵である。 探偵としては二流もいいところ、うだ…

魔が人を脅かす時代。魔を祓うことの出来る神子を生む一族は、臣民を守る為にその血脈を 「桜の宮」に住う貴族として守って来た。 そんな貴族の一人、鈴鳴東雲の正妻・桃は17歳。しかし…

リアルを目指した異世界ファンタジーです。 1918年 かつては「魔法使い」や「魔物」のいた文明も工業革命によりついに衰退の時を迎えた。 今や扱いがただの人間と同等それ以下となった…

滅びの村から唯一生還した白銀の少女。 その少女を義妹に迎えた若き剣士の旅。 遠く離れた地で起こる、青赤二大国の戦争。 歴史の闇に葬られた黒い獣たちの逆襲。 三つの物語はや…

エルフの隠れ里に迷い込んだ人間の男の子と、エルフの恋物語（ラブコメ）です。 拙作『隠れ里のものがたり』の番外編めいたものですが、細かい設定は変えてあります。 前作は読んでなくて…

友絵は友人と共に合コンに参加。 そこで、なんの仕事をしているのかというお決まりの話題に。 職業を秘密にしたい友絵だか、友人にエリートとからかわれますます注目の的に。 ______…

里子はどこにでもいる女子高生だった。 ニキビと、そして毛穴の汚れが気になる里子がもらった無料サンプル。 それは、悲劇の始まりだった。 『KAC2020 〜カクヨム・アニ…

三題噺や思いつきの習作置き場です。 短くさくっと読めるものばかりなので、この人どんな雰囲気の話書くのかなーと、ちらりとのぞいていただければ嬉しいです。 全て独立した短編です。

「ひとの自主トレを見る」っていうとつまらなそうですが、「ひとの自由帳を見る」っていうとワクワクしませんか？

掌編など、色々 ジャンルも、様々 楽しそうなおもちゃがあれば、遊んでいってもいいんだよ

旧約聖書によると、神の怒りに触れたソドムとゴモラの街は、天の火によって焼かれたという。 悪徳の街、背徳の象徴、ソドム。 ソドムの罪とはつまり、色欲、性の乱れである。 妻を持…

詩とか､ショート・ショート､キャッチコピーにちかいなにかの倉庫｡

ファンタジーからホラーまで、ジャンルはなんでも（過激な描写があるものは＊をつけています）。 1話1話、完全に独立してるので、どこから読めます。 1話あたり、1000字以内です。本…

手ならしと鍛錬。 要するに筋トレみたいなものです。 感想・ご意見を頂けると励みになります。 参加企画は章タイトルをご覧ください。 100話超えたので完結にしました。また2冊目…

読み切り短編集。各話に関連性はございません。 どの話数からでもお楽しみいただけます。 ノベルアップ＋にも幾つかの作品を掲載しています。 https://novelup.plus…

日本を代表する政令指定都市・桜ヶ丘市。 この街に暮らす人々を巡る群像劇。 1話ずつ独立した短編です。 「※」マーク付きの作品は、残虐・暴力・性描写を含むとお考えの上、苦手な方…

思い浮かんだ情景。囁き落ちた台詞。生まれた感情の行方。 小さな雫を拾い集めて、大きな物語へ続くまでの掌編を置いてます。 別名練習帳。

三つの単語にまつわる短編を書いていきます。三題噺といったところです。 小説の内容は、SF・ファンタジー・恋愛なんでもござれのチャンプルー。 単語は、ふと思いついたもの・友人から…

聞きわけの良くない娘、ゆき子と人ならざる「手」の物語。 手と指で男女の契りを交わす世界、大人になることは手袋をすることだった。魔除けの刺青を入れることだった。 家と大人の決まり…

その赤ん坊を身ごもった女は必ず死ぬ。母親を殺す胎児の怨霊に取り憑かれた女子大生・丸屋恵那はその怪異の起源を調べ、ある村の少女が残した「子作りへの呪い」に辿り着く。止める手段の見つ…

浅草の浅草寺の裏の小劇場。小さな芸能事務所に所属する売れない役者・平田は支配人に毒づかれ、後輩に嫉妬し、バイトで生計を立てていた。未来が見えない平成の終わり。彼は路地裏で一人の老…

主人公「僕」は留年大学生。結構な勢いでブンガクを憎んでいるが、片端から文学性の有無を判定する後輩の同学年スギモトに「あなたには文学性がある」と認定され、しぶしぶ小説に触れる事に。…

どこにでもいる女子高生、津田ありすは不思議な夢を見た。 それはとても不可思議で残酷な夢 彼女自身の夢の中で繰り広げられる、現実ではありえない殺人劇 ありすを待ち受けるという…

古書カフェで竹取物語を読んでいた美月は夢の中で竹取の翁と出会う。翁の言うことには、かぐや姫の真実とは月の世界出雲から来た巫女修行の話で、日の当たる表舞台には立てないと言う。小さい…

　龍に命を救われたドミニクは、その恩に報いるため、故国の復興を手助けすることを決意し、戦場でかつての国旗を空に描く。 　幾度も国旗を掲げたが、国民は戻ってこない。 　理由を聞き込…

　「ミスマッチングアプリ 」が開発されてから，恋愛は単純で，簡単なものになった 。 　いや。これは決して恋愛に限ったことではない。学校生活でも職場生活でも同じことだ。 　なんて言…

「夜が暗いのは、世界が大きな天蓋に覆われているからよ。月はね、天蓋に空いた小さな穴なの」 人生に疲れた僕は、生きる場所を求めていた。 人生を渇望する君は、死ぬ場所を求めていた…

失恋を忘れたい男の元に現れたのは、記憶掃除屋を名乗る一人の少年だった。

現在とはちょっとだけ違う、未来の地球。ひとりの少年がイルカのような少女に出会い、恋をします。ふたりは海の中の、さらに先を目指します。何のために？ ＊「海が太陽のきらり」の改稿作…

最愛の彼女が海に消えた。 ＊　＊　＊ 気がつくと海の底にいた。 そこで、十年前から忘れられない、麦わら帽子の少女と出会う。 『ここは、海の底。なくした現実を取り戻すところ』 …

『心臓転移』。 その人を想っている誰かに心臓を奪われてしまうというものだ。 心臓が誰かに奪われ――盗まれる時代。『心臓窃盗保険』や『心臓探し専門の探偵』なんいうのもある。 二つ…

彼女が海に捨ててきたものは彼との思い出のすべてだった……。

多々の神々様が座し、眷属神や瑞獣、魑魅魍魎に鬼、もののけ、妖(あやかし)等が存在する中津國の今上帝様は、妖しくも尊い瑞獣の血を引く兄君様に恋い焦がれて、体調を崩される有り様に。 …

　中学時代に全国レベルの陸上選手だったが、ある出来事からドロップアウトしてしまった主人公、臼杵・翔太は、ある日突然、学年の高嶺の花、石長・穂希から告白を受ける。 　容姿、性格とも…

ハイスピード疑似クロスオーバーパンクＳＦ登場！ 二つの世界、物語、パンク、その衝突が未知数の物語となる。 一つの物語世界、末期的汚染環境、明日をも知れぬ刹那に欲望を滾らせる灼熱の…

あのひとを追っていた「僕」のひと幕。 小さなころはきっと、お姉さんに手を引かれていたこともあったのだろう。 こういうことって、たぶん色んなところで起こっているんじゃないかな。 …

月島高校に入学した平凡な高校生、平瀬敦《ひらせあつし》に突如として謝罪の使者が訪れた。 それは、中学生の頃何故か自分を嫌っていた美少女、央澤めぐみがツンデレのつもりで犯したことへ…

「もし、また一万字の短編を書けたら……私にエッチなことをしてもいいですよ？」 私立長月学園文芸部部長、桜川清花（さくらがわさやか）から冗談交じりにそう告げられた僕は、スランプ中…

生涯を共にする守護精霊が人と共にある国で。 守護精霊、カワウソのペコを得た少女パム。 彼女は父親に認められ「守巫屋（かみふや）」として父の跡を継ぐことを夢見ていたものの……？ …

　俺と猫との友情物語。ただし、一方的な。 （カクヨム初出ですが、現在は「小説家になろう」「ステキブンゲイ」でも掲載しています）

今日、午後21時34分42秒。 世界は、終わりを迎える。 終わりに向かって、淡々と生きる人々。 それぞれが抱える想い。 世界の終わりに。 あなたは、何を望みますか？

あいつが教室で読んでいた本だ。駅の本屋の棚の中にあった、分厚い本を手に取ってページを捲った。自身の背丈を超える水位の活字の海に溺れそうになった私は、ページを閉じた。

僕は何でも解決するマン。 何でも解決する僕だが、唯一頭を悩ませている依頼がある。 それは空園女史からの『私の悩みを解決して』という物なのであるが……。 何でも解決するマンは今…

【あらすじ】 「しんちゃん、私サンタのおじさまに会いたいのです」 そんなことを言い出す空園女史は、大マジだった。 ”何でも解決するマン”である鴨宮は、何とか空園のお願いを解決す…

カクヨム短編小説賞中間選考通過いたしました、ありがとうございました！！ まさか最終選考まで行くなんて………本当にうれしいです！ これはひとりぼっちの人工衛星で生き続けるアンドロ…

宇宙で死んだ僕は、新たな身体で地球へと帰還しなければならない。 だから「僕」を作った…。 自分とは何か？ 「僕」は誰なのか？を自問する「僕」と、人間であるカスミとの愛と哀しみの物…

ルーシーは世界一の女の子。その彼女といつもいっしょにいられるぼくは特別な男の子だ。 だけど、いつしか僕は特別ではなくなり、時間は…過ぎていくばかり。世界一の女の子を残して。

日常の「初めて」に対して人一倍慎重になり、警戒心を抱きながら安定した暮らしを求めてきた主人公。 最愛の恋人である由夏と別れてからの生活は、無難ではあるものの失望で色付いていた。 …