あのひとを追う僕は

きっとこのお話は、たくさんの人が経験している切ないお話。

胸が少し苦しくなる、そんな切ないお話です。

切ない……なんだけど甘い、けど胃が痛い。
どっかで似たような経験があったかのように心苦しくもなり、けれどこれがまた良い。
夏蜜柑食べてるみたいでした！

ご馳走様でした♪

ふらっと読みに来たら、いい作品に出会ってしまいました。
大事な一言が発せない。
私も経験があります。
たぶん多くの人がしている経験。
主人公に同調してしまう作品だと思います。
刺さります。

そこをうまく突いた小説なのでは？、…すいませんm(__)m。

過去、どう発展していくか分からない距離の近さがあったのだと感じられました。洋介くんが大学生になった今は？　どうなのでしょうね？
終わってしまったようでいて、まだまだ続きがありそうな――そんなお話でした。

ずっと小さい頃から、ともに成長し、
背中を追いかけてきた、憧れの人。
いつか、いつかと思い、
やっとのことで相手と釣り合えた人間になれたと思ったら……。

青春時代の甘酸っぱく、切ない物語！

きっと似たような経験をした人も！？
そんなリアリティーがありつつ、
テンポよく話が進み、読みやすい！

短編が読みたい方にオススメです♪

誰しも一度は経験したであろうほろ苦い片思い。淡く甘い気持ちがさりげなく溢れてくるような切なくも素敵な作品でした。逆に恋心を持たれていた事を知った場合、どう展開していくのかも気になりますね。きっと人それぞれ色々なドラマがあるのでしょうね。友情や新しい恋や新展開？この作品の作家さんならその先の物語も素敵に描ける気がしました。

西日が照らしだす夕暮れの一本道で、彼女が少し前、彼がその後ろを歩きながらの会話。
彼は夕日のまぶしさに眼を細め、彼女の背中に話しかけ、彼女は笑い、時折振りかえりつつ、彼女の言葉は夕風にきれぎれで、ところどころ聞こえない。
そんなイメージが浮かんだ、ふたりの距離でした。
素敵な作品。

カクヨムコン中間選考、おめでとうございました。

人を思う気持ち。
でも叶わない。
だけど、相手を傷つけたくないから、強要しない。
そんなせつない思い。

　自動車などのブレーキペダルには『遊び』と呼ばれる範囲がある。『遊び』がないと、ペダルを踏んだ瞬間に急激に停止してしまい事故の元になる。いわば適切な緩衝を保つための機能である。
　本作では、主人公の心がどの辺りでブレーキを踏んだのか離したのか。様々な角度から考察できるが、それこそが醍醐味でもあろう。
　詳細本作。