ハートレスモンスター

作者 戒めツブヤ

76

28人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

普段あまり短編というものを読まないのですが、読んでよかったと素直に思いました。

1つのSFの様な要素をもとに、短い文章でまとめられたアイデアは読み手の想像力を引き出してくれます。

ダイビング辺りの描写で一気に感情移入しました。

段々とこちら側にも結末を悟らせてくる文章力も素晴らしいです。

長編も見たいとの声もあるかもしれませんが、短編でこそ良かったものなのかなと感じました。

★★ Very Good!!

心臓を盗む、盗まれる世界感って新鮮ですね。
言葉の節々に情緒があって、彼自身のこと、心臓を奪ったもののこと……考えてしまい、何度も読んでしまう作品です。
ここに何を書いてもネタバレになってしまうので、書きづらいところではありますが、他の作品を読んだ後でも、今日寝る前に天井を見ながら「心臓をなくした彼」を思う事でしょう

★★★ Excellent!!!

二度読みし、感動のため息をつきました。

さり気ない伏線、瞬間を切り取った情景描写、そして言葉にされない登場人物の心理。
設定の魅力はもちろん、ラストで気づかされる真実に驚きと感動が溢れます。

冒頭では、まさかこうなるとは思いもしませんでした。

心臓を奪ったのは誰だったのか。
二人の間で共有された「こころ」は、読者の中でいつまでも息づいています。
感動する作品ですので、ぜひ読み込んでいただきたいです。

★★★ Excellent!!!

設定が興味深く、文章も整然としていて読みやすい。

特に印象に残ったのは、「美しさだけなら、水族館には敵わない。だけど、潜らなければ見られない光景がそこにはあった。」というフレーズだ。
自分を含めて、人は食わず嫌いをしやすいものである。いま身近にあるものに満足し、あるいは自分には必要ないと決めつけて遠ざけてしまう。
ほんの少しの好奇心や勇気を携え、触れてみなければわからない本質的な魅力を、人は生きているうちにどれだけ知ることができるのだろうか、そんな事を考えさせられた。

主人公よりも友人のほうに感情移入し、友人の心馳せに胸を打たれた。GARNET CROWの『君を飾る花を咲かそう』という曲が思い浮かんだ。




★★★ Excellent!!!

滑らかな文章が紡ぐ物語は、5000字弱という短編ながらも中身の濃い胸に響くものでした。

過剰な比喩表現に依存することなく、心情を描く構成は見事で見習いたいと思う箇所が随所に見られます。

素敵な作品に巡り合えたことに、素直にありがとうと言いたいです。

★★★ Excellent!!!

「こころ」で変換しますと、私のiPhoneだと
あぁ~心がぴょんぴょんするんじゃぁ~
と出ます。あ、そうやって登録しているからです。私の下手くそなレビューだと何を書いてもネタバレしそうなのでこの辺でなんとか、SF的世界観で愛情と友情について書いた話なんだな!と察してください。
おそらくきっと、私の文才もこの小説に奪われてしまったのです。