れんげそう

別世界で起きた出来事は、まるで夢のようなもの。 けれどそれは彼女たちにも彼にとっても必要な出会いだったのでしょう。 《舞台演劇》と《夢》が重なって見えた時、彼がしっかり“役者”…続きを読む

何かに魅了されることを「心奪われる」と表現することはよくある。 これはつまりそこから生まれた物語のなのだろうと読み進めて、読み終えて。 一巡して「心臓を盗んだのは誰だったのか？…続きを読む

宗教の創始者である彼女の言動には多くの矛盾が秘められています。 それは宗教の創始者としてではなく、彼女をただ一人の人間として読み解けばその心の奥底に近づけるのかもしれません。 彼女…続きを読む

どれほど厳しく自分を律していようとも心の底には弱さを抱えているもの。 そんな心に囁きかけてくるのは神か悪魔か。 聖書や宗教的用語は出てきますが、そう堅苦しく考えずとも気軽に読め…続きを読む

血か育ちか愛か覚悟か。 主人公が葛藤する様を美麗な世界感を背景にして丁寧に描いた作品です。 ファンタジーが飽食気味な人にこそ読んでほしい、人と妖の物語。 山月記でもなく、ものの…続きを読む

実は私もそうでした。 タイトルを読んでそっとブラウザを閉じていた人間の一人です。 でも、だからこそ言いたい。 内容を読まずにタイトルだけで食わず嫌いすると後悔しますよ、と。 表面的…続きを読む

争いもなく喧騒もなく、優しい時間が丁寧に静かに流れていきます。 彼らのそれまでの生き方を表すように。 日常の何気ないことが、実は誰かの仕事によって支えられているということにも気づか…続きを読む

一度全て読み終えたら、今度は“彼女”の胸中を想像してみてください。 彼女がどんな気持ちで続きを書き続けたのか、そしてどんな気持ちで同じ場所にそれを残していったのか。 そしてそのノ…続きを読む

戦場では百戦錬磨だった勇者様がアドバイスを受けて何度も婚活に挑みます。 負けても負けても決してくじけないゾンビアタック精神は、さすが勇者様(笑) 歳や親にせっつかれて婚活に疲れて…続きを読む

ファンタジーな童話の世界と現代の世界が不思議に交わる場所で繰り広げられる小さな恋の物語。
ほんのり心があったかくなる、そんな恋のお話を読みたい方はぜひどうぞ。

誰も傷つけないように優しく在りなさいと作られたアンドロイドが守りたかったもの。 彼女にとっての最適解。 アンドロイドとして定められた枠の中でしか行動できない彼女が選んだ選択とは。 …続きを読む

ホラー要素は皆無です。 怖いのは苦手だからと読まないのは損ですよ？ 頭を空っぽにして読んだら、きっと幸せな気分になります。 何か飲みながら読んでもいいですが、笑ってむせてしまうか…続きを読む

二人が考えていたこと、そして考えていることに気づいた瞬間に彼が彼自身になるというロジックが面白かったです。 もし彼が人間だったら、同じようには考えなかったでしょう。 彼が彼であった…続きを読む

カクヨム初心者でペーペーもペーペーなので、このような情報が得られるのは非常に助かります！
同じような方は一度読んでみてはいかがでしょうか？

純粋な気持ちで黄色ハンカチを買おうと頑張る少年が、それはそもそも売っていないものなのだと気づいて成長した様子が短い文章の中でよくわかります。 様々な人生経験を重ねたことで母親へ対す…続きを読む

タイトル、そして各話タイトルに散りばめられた様々な色が物語を鮮やかに彩っています。 詩的に表現されている美しい世界に生身の温度が交わっていく。 水色、それだけでいい。 色のない世界…続きを読む

美しい死神からの提案から様々な可能性を思い描きました。 そして結末にも思いを巡らせました。 最後にその予想はきっと裏切られます。 価値観は人それぞれです。 あなたなら、何と引き換…続きを読む

もふもふワールドの異世界、癒されそうで羨ましいです。
召喚者がランダムで選ばれるのがいいのか悪いのか。
とても悩みどころです。

現代っ子あるあるだなと読み進めていました。
まさか、そういうことだったのかと気づいたのはラストもラスト。
お見事です。
全体的にもすっきりしていて、すごく読みやすかったです、

余韻を噛み締めた後で、ぜひもう一度読み返してみてほしい作品です。 短編という限られた文字数の中で広げられた世界の広さと厚みにまず驚きました。 そして作品の各所にそっと忍ばせた伏線…続きを読む

少年から青年へと成長していく主人公がずっと抱えていた恋心やそれに対する葛藤を描いた作品。
主人公が見た情景が余韻と共に残る、素敵なお話です。

ホットミルクを片手に、どうぞ

少し穿った見方をすると「もし神様に縋っていたら、本当に主人公は救われたのだろうか？」と考えさせてくれる作品だなと思います