★★★ Excellent!!! 聖夜の星の中で 赤木フランカ(旧・赤木律夫) 人工衛星を管理するアンドロイド、ARiA。彼女は孤独に”彼”を待ち続けていた。そして、ARiAが一人になってから十六年目のクリスマスがやってきた。 聖夜の星の中で、機械仕掛けの少女に訪れる奇跡とは? ぜひあなたの目で確かめてください…… レビューいいね! 1 2021年10月12日 18:37
★ Good! 誕生日おめでとう、アイラ たはしかよきあし 崩壊を待つ人工衛星、長い時間を変わらずに待ち続けるアンドロイド、いつまでも変わらない星空……。 美しいイメージの詰まった短編SFです。 クリスマスが近づいたら、また読みに来よう。 レビューいいね! 1 2020年6月23日 08:35
★★★ Excellent!!! アンドロイドと人間の愛の話 四秋 人工衛星に残された孤独なアンドロイドとその開発者の心あたたまるストーリーです。 絶妙な設定、それを表現する巧みな文体、ラストの終わり方がシンプルでありながら綺麗な伏線回収されていて、心地よい読了感を味わえます。 五分程度で読める短編です、試しに読んではみませんか? レビューいいね! 1 2020年6月8日 12:18
★★★ Excellent!!! 変化すること、しないこと 桐生新一 人間で言うところの感情や成長、変化をアンドロイドに置き換えた表現。 閉塞感と迫る終末感、焦燥感。そしてルビの使い方。 短い文章ですが、読まされる要素が本当に多いです。 素敵な作品をありがとうございます! レビューいいね! 1 2020年5月26日 22:43
★★★ Excellent!!! 寂寞感の中に詰めこまれた言葉の美しさ 円月おみ@満月 ルビの振り方がまず秀逸で、世界観の表し方がとてもお上手。 寂しさのある一人称で紡がれる退廃的な空気は、読者を引きずり込みます。 SFといっても難しくなく、さりげないオリジナリティが組み込まれているので 非常に読みやすいものになっていると思えました。 最初の一文と最後の一文、その対比がまたあっぱれ! 硬質的な文から始まりつつ、ラスト一文で空気がふわりと変わります。 そこにある情緒は素晴らしいの一言。 ぜひ、この作品からSFに入ってみませんか? レビューいいね! 2 2020年5月23日 14:38
★★★ Excellent!!! 終末感あふれる世界の切なさと美しさ 森野うぐいす 壊れゆく人工衛星Airに残されたARiA。 ARiAはアンドロイドである。 しかし、人間と同じように心を持っている。 終末感あふれる世界に、切なさと美しさを感じる。 言葉が綺麗で、描写が心に浮かんできます。 お薦めの作品です。ぜひ読んで下さい。 レビューいいね! 2 2020年5月17日 22:25
★★★ Excellent!!! 「ああ……」と最後に言葉が漏れてしまいました。 トド 序盤の物悲しくて重い雰囲気が、そんな空気の作り方がこの上なく上手で、心を惹かれました。 短い文章の中でここまで読み手の心に訴えてくる話の構成は本当にお見事としか言いようがありません。 だからこそ、最後に言葉が漏れてしまいました。 素晴らしい傑作ですね。良い物語をありがとうございました。 レビューいいね! 2 2020年5月4日 13:33
★★★ Excellent!!! 見えない糸で繋がっている sudo(Mat_Enter) 序盤、中盤でARiAの孤独感が伝わってきて、だからこそ終盤のシーンがより心に響く。そんな作品でした。 また、ふりがなの使い方が印象に残りました。 レビューいいね! 2 2019年12月25日 13:38
★★★ Excellent!!! アンドロイドは、その愛に気づいた PURIN 「人工惑星制御支援用人造人形(アーティフィシャルプラネットオペレーションアンドロイド)」である主人公のアリアは、とある手紙の存在に気づく。それは、大切な人からのメッセージで…… 独特なフリガナの使い方で、どこか淡々としたアンドロイドの感情や近未来の情景を描いていつつ、それだけではないラストが印象に残りました。 レビューいいね! 2 2019年12月17日 23:43