おっぱい大きいのです。やさしいお姉さんです。相手は自分が育てたといってよい人間の男の子。はじめは否定しますけれど、ライバル登場にそうもいっていられなくなってしまう。さて、どうなりますことやら。
ほのぼのとした語り口と、やさしい恋模様。花言葉がたくみにからめられていて、とてもあたたかい、今の季節にぴったりな物語です。
保護者のはずがそうではないらしいエルフの困惑ぶりが上質のヒューマン・コメディ、ではないエルフ・コメディとして強く印象づけられる。特に、主人公を置き去りにして勝手に盛り上がって結局ああなる二人組の場面は苦笑してよいのか気遣ってよいのかわからない。 花言葉を巧みに用いた題名と演出がまた話を盛り上げている。隠れ里の牧歌的な様子がいきいきと記された素晴らしい物語。
さくっと読めてキュンとなれるファンタジーものです(*´д`*)