概要
これは避けることのできない別れを受け入れ、共に未来へ一歩踏み出す物語。
飯田悠悟(いいだゆうご)は同級生である福山舞菜(ふくやままな)に高校の卒業式前日に好意を伝えられる。しかし、答えを言えぬまま「叶わないままでいい」と言い放たれた。真意をつかめぬまま、その言葉は数年が経って社会人になった悠悟の頭の中に残っていた。そんな中、悠悟の元に高校の同窓会の知らせが届く……。悠悟は舞菜に会えると思い、同窓会に参加するも会うことは叶わなかった。しかし、悠悟は舞菜の親友である小笠原紅羽(おがさわらくれは)に彼女が病気で入院していることを聞く。ただ、舞菜を蝕む病は昔の記憶が少しずつ消えていく記憶崩壊症候群という奇病だった。
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