第22話

 舞菜と話をしている内に時間はあっという間に過ぎてしまった。


 甘味処での休憩時間で英気を養った後、二人で別のクラスのミニゲームをやった。

 輪投げやボウリング、射的からもぐら叩きなど、さまざまなゲームに挑戦した。


 舞菜は不器用ながらも、試行錯誤しながら頑張っていた。結果は散々なものだったけれど…………。

 それでも、苦手なりに努力する姿はとても好感が持てるものだった。


 かくいう俺も大した結果は残すことは出来なかったから、ものを言える立場ではないが………………。

 

 そうして俺たちは一緒に笑い合って楽しい時間を過ごした。

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