概要
美しき蛟と生贄花嫁が綴る、あやかし恋絵巻
天涯孤独の少女、玉藻は面倒をみていてくれていた親切な老夫婦が死んで以来、風花の里でひっそりと暮らしていた。里では不作が続き、その原因が【紅き淵】の「蛟様」にあると考えた里人たちは、花嫁(生贄)として玉藻を差し出すことにした。
蛟のもとに行け、と花嫁衣裳を纏った玉藻は【紅き淵】に突き落とされて――。
水底の社で目覚めた玉藻は淵の主である天青と出会う。そっけない彼のもとで暮らすようになった玉藻が知るのは愛か、死か――。
蛟のもとに行け、と花嫁衣裳を纏った玉藻は【紅き淵】に突き落とされて――。
水底の社で目覚めた玉藻は淵の主である天青と出会う。そっけない彼のもとで暮らすようになった玉藻が知るのは愛か、死か――。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!水底で不遇の少女は新しい世界を見つける
天涯孤独の少女、玉藻(たまも)は、里で続く不作のために、生贄として紅き淵に突き落とされます。
そこでその淵に棲む蛟(みずち)様に喰われるのです。
しかし、気がついた時、玉藻はまだ自分が生きていることを知ります。
淵の奥底に展開する、妖達との不思議な暮らしが、幸せそうに見えてしまうのが、切ないです。
里には居場所がなかった少女。
彼女はついに、自分の居場所を見つけるのでしょうか————?
現在13話までが公開されていますが、そっけないのに、どこか優しい蛟様との関係、そして玉藻自身の出生の謎など、見どころはたくさん。
花嫁の角隠しの純白。
紅葉の浮かんだ淵の赤。
打掛の紅。
和風の色合…続きを読む