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  • エピローグへの応援コメント

     最後まで来ました! すごく面白かったです!!

     ずっとセイラの家族にはイライラしっ放しだったので、『そして思いは結実する』の章ではグスティンやってくれた! ありがとう!!!! とスカッとしました。
     グスティンが王子様していないのがまたイイ感じ。セイラとの恋愛を見てみたいですが、何となく二人はお互い違う伴侶を得て、でもその後も相棒(共謀?)的な関係が続きそう。

     『そして思いは結実する』に出てこなかったカーリア、やっぱりセイラを追いかけていた────! しかも村人を扇動までしてくれて、本当に抜け目の無い人。
     たぶんセイラは連れ戻されて女子爵になりそうですが(責任感が強いから嫌々ながらも引き受けそう)、それまではカーリアと一緒に存分に旅を楽しんでもらいたいです。

    作者からの返信

    感想頂きまして、ありがとうございます!
    面白いと言って頂けるのが、何より嬉しい! 楽しい読書時間を提供できれば、という気持ちで書いています!

    セイラには最初から両親への復讐という目的があったので、時間は掛かりましたが、しっかり完遂させました。
    どこまで嫌な親であるか、の線引きに苦労しましたね。

    グスティンはしっかりと味方なのですが、生来のストイックさもあって、セイラに恋心は抱いていないんですよね。
    それより、自分の腹心を宛がって、身内に引き込もうとする貴族的思考が先立っています。
    水無月さまが仰っているように、相棒ポジションが適切でしょうね。

    カーリアも既に途中から、半分主と認めていましたので、そのまま放り出すなんてしませんでした。
    しっかり抜け目なく扇動までして、少しでもセイラの利になるよう働き掛けていました。

    そうですね、きっとセイラは連れ戻されるだろうなぁ、という気がしてます。
    ちょっとした思い出作り程度の冒険か事件を経て、女子爵となり、そして学園にも通ったりするかもしれません。
    構想の中では、彼女の物語はまだ続きます。
    第二章が始まる事もあるやもしれません。
    その際には、またお目に留めて頂けると幸いです。
    最後まで読了、ありがとうございました!

  •  セイラがどう動くかワクワクしながら拝読しています。
     両親が残念な程に器の小さい人達ですが、でも逆に、放置されていることがセイラの動きやすさに繋がるかもしれないですね。
     アイアンクローメイドから有能臭がプンプンするので、セイラよ、ぜひとも彼女を腹心の部下に!

    作者からの返信

    感想頂きまして、ありがとうございます!
    そうですね、両親にとってセイラは価値ある存在とは映っていないので、だから自由に動けるという恩恵はありますよね。
    とりあえず、可愛い子にはアイアンクロー、のメイドは確かに有能臭がプンプンします……でも! 手元に置くにはちょっと心配?(笑)
    ちゃんと手綱を握れるのなら、確かに頼もしい相棒となってくれるんでしょうけれど、どうなります事やら……。

  • エピローグへの応援コメント

    楽しく読ませて頂きました!!
    私的にはオルガスさんが大好きなので、この後はなんとか自由にやりつつオルガスさんと再会して欲しいです!

    作者からの返信

    感想頂きまして、ありがとうございます!
    そして、最後までの読了、ありがとうございました!
    そうですね、これっきりで再会なしっていうのは寂しいですものね。
    誠実に尽くしてくれたオルガスにも、何らかの形で報われて欲しいと思います。
    彼にとっての一番は、きっと新たに主従関係を築く事なんでしょうけど、どうなりますことやら、ですね……!
    また続きを書く事があれば、是非お付き合い頂ければ嬉しいです!

  • エピローグへの応援コメント

    コメント失礼します。
    完結!お疲れ様です!
    無事に逃げ出すことに成功しましたね。
    捕まって、バークレン領を引き継ぐことになるのかと思っていました。
    でも、セイラちゃんは貴族になるより、自由にやりたいという価値観の持ち主だから、庶民のほうがいいのかもしれませんね。
    カーリアが最後まで見捨てずについてきてくれたのがよかったです。

    作者からの返信

    コメント頂きまして、誠にありがとうございます!
    そして、最後まで読了頂き、そちらもまた、ありがとうございます!
    はい、無事に逃亡成功……なのですが、この先で発見、連れ戻される……なんて事もあるかもしれません。
    はたまた、どこか小さな農村で、畑を借りて細々と過ごしているのかも……?
    どうなるかは分かりませんが、そのすぐ傍にカーリアがいるなら、きっと退屈しないでしょう。
    元気にやっている事だけは間違いありません。
    改めて、完読いただき、ありがとうございました!

  • コメント失礼します。
    エレオノーラ嬢を救ったことはいいとしても、お咎めを受けることになるとは・・
    セイラの思い違いなのか、無事に逃げることはできるのか。
    オルガスさんはセイラを引き留めたいようですね。でも、父の罪を償わなくてはならない。頭の痛いところです。
    カーリアは傭兵だったから、武術に長けていたんですね。
    カーリアと長い時間一緒にいたから、セイラも人殺しのカーリアを怖いとは思わなかったと・・・
    物語も最終盤に入ってきて、無事、セイラは逃げ出すことに成功するのかといったところに着目して読み進めることにします。

    作者からの返信

    コメント頂きまして、いつもありがとうございます!
    彼女らを救うと決意した時点で、咎めを受ける事までセットで考えていたセイラですので、ある意味で計算通りではありました。
    そして、それを利用する計画も、既に頭の中に出来ています。
    なので、後は本当に上手くいくか、といったところなのですが……。
    オルガスはやっぱり、セイラこそ当主に相応しいと考えているので、当然引き止めたいです。
    でも、セイラは父への復讐も考えていたので、今更止まる訳にもいかないですしね。
    カーリアとは実際、既に十年近い付き合いになります。
    元傭兵で人殺しの経験があろうと、今更そんな過去を知った程度で恐れたりしない、といった所でしょう。
    物語も遂にラストスパートです。
    最後までお付き合い頂ければ幸いでございます!

  • コメント失礼します。
    すっかり、グスティンのファンになりました。
    イケメンで頭脳明晰、セイラもときめいたようですね。
    でも、そのグスティンはカールとセイラをくっつけたい様子。
    人生、うまくいかないものです。
    セイラはうまく立ち回れるのか、次回以降も楽しみに読み進めることにします。

    作者からの返信

    いつもコメント頂きまして、ありがとうございます!
    グスティンは最初から頭もキレる、優秀な時期公爵でしたが、久々の再開でもそれは変わらず……どころか、更に際立ったようです。
    眉目秀麗な彼をセイラも悪く思っているはずもなく、少しときめいてしまったのですが、返って来たのは全く別の言葉で困惑という……(笑)
    婚姻相手を自分ではなく、カールを進めて来るあたり、彼の本気度が感じられます。
    ともあれ、セイラの立ち回りを、どうぞご覧くださいませ!

  • コメント失礼します。
    公爵夫人はセイラの正体を知っていたようですね。
    エレオノーラ、これからどうなっちゃうのかな。
    エレオノーラも村民もセイラは助けるつもりなんですかね?
    そして、脱出計画の行方はどうなるのか興味を掻き立てられます。
    カーリアもセイラがいなくなったあとどうするのか?
    次回以降も楽しみに読み進めることにします。

    作者からの返信

    いつもコメント頂きまして、誠にありがとうございます!
    知っていたというより、それが一番あり得そうだと思っていただけなのですが、実際その通りになった、って感じでしたね。
    セイラは最善を尽くそうとして、また自分の気持ちを裏切れなくて、やりたい事をやったという感じでした。
    けど、これでまた一つ自分に鎖を一つ付けたようなものだったかもしれまえん。
    でも、最初からセイラの考えは変わってません。
    脱出に関して、常に前向きな考えを持っているようですよ。
    果たしてどうなるか、見守って頂けると幸いでございます!

  • コメント失礼します。
    エレオノーラは原作では悪役なんですね。でも、このエピソードを読む限りでは悲劇のヒロインのようです。悪い人もそれなりの動機や事情があるものですね。
    そこにセイラの視点があるように思います。
    セイラがエレオノーラとどう関わっていくのか、次回以降楽しみに読み進めることにします。

    作者からの返信

    いつもコメントありがとうございます!
    そう、原作では生粋の悪役令嬢な上に、読者視点ではその背景まで知らなかった、というエピソードでした。
    恋敵となるヒロインを蹴落とす理由についても、悪意や嫉妬からだけではなく、実は別とする根拠があったのでした。
    彼女とセイラがどうかかわるか、見守って頂けると嬉しいです!

  • 守るべきもの その2への応援コメント

    コメント失礼します。
    セイラちゃん、大活躍ですね。北方と商売すると言ってましたね。その為の道路整備もする予定だと。オルガスさん、セイラの信奉者となっているようです。
    セイラは魔物退治も請け負うつもりのようです。カーリアが引き留めていたけど、セイラの強固な意思に敗けてしまいましたね。
    セイラちゃん、村の救世主となっていますね。無事に脱出できるのかなぁ。
    そして、原作通りに進んでいくのかといったところも刮目して読んでいこうと思います。

    作者からの返信

    いつもコメントありがとうございます!
    セイラも中々順調に領内を掌握しつつあるようです。
    オルガスも亡き先代と重ね合わせて、完全にセイラを領主と認めているようです。
    そして、魔物退治を経ることで、村人からも領主と認められる形となるのでしょう。
    自ら墓穴を掘りに行くスタイルですが、セイラはこれでも無事逃げ出すつもりでいるようですよ。
    物語もそろろそろ後半といったところです。
    是非最後までお付き合い頂ければと思います。

  • コメント失礼します。
    やりましたね!冷害につよい作物!
    セイラに共感しているので、私まで嬉しくなりました。
    セイラは自分の家より、ヨーンの家のほうがリラックスしているみたいですね^^
    そして、セイラはまだ逃げ出すつもりでいるみたいですね。
    無事、逃げ出すことはできるのか、救世主として崇められるのか、次回以降もワクワクしながら読み続けることにします。

    作者からの返信

    いつもコメントありがとうございます!
    はい、ついにセイラが望んだ作物が出来上がりました。
    自分のキャラクターに愛着を持って頂けるのは、作者として本当に嬉しいことです。ありがとうございます!
    セイラの実家は親がアレですからね……。
    ヨーンの家の方が、断然居心地よろしいでしょう(笑)
    そう、セイラの意志は最初から一貫しています。
    でも周囲がそれを許してくれなさそうなのも確かで、果たしてセイラは自分の望みを叶えられるのでしょうか。
    今後も是非、引き続き読んで頂けると嬉しいです!

  • エピローグへの応援コメント

     完結おめでとう御座います。
     カーリアとセイラの爽やかな旅立ちで締められて、心にぐっときました。
     とても良い終わり、素敵な物語でした。面白かったです。

    作者からの返信

    感想頂きまして、ありがとうございます!
    ラストシーンはこれ、と決めていたので、そこを目指して頑張りました。
    ベタな所だとは思いますが、ベタな終わりが好きなのです(笑)
    少しでも楽しい読書時間を提供できたなら、作者としてこれ程嬉しいことはありません。
    最後までの読了、ありがとうございました!

  • 年相応ではない対応に、驚かざるをえないですね笑

    作者からの返信

    感想頂きまして、ありがとうございます!
    明らかに年齢にそぐわないですからね(笑)
    でも、関心を得られたのは間違いないかと……!
    それが同時に、自らの首を絞めかねない事態に繋がるのですが……。

  • コメント失礼します。
    5年が経ちましたね。セイラは相変わらず、ブドウ栽培をしていますね^^
    前回、オルガスさんとの会話で、ブドウの収穫をごまかすといった下りがありました。セイラの悪い子ぶりっこはどこまで通用するのか、はては伯爵家の救世主になるのか、次回以降も楽しみにしています。

    作者からの返信

    コメント頂き、ありがとうございます!
    はい、少し時代を進めて、今も葡萄栽培頑張っております。
    ここから彼女の悪だくみは加速するので、是非見守ってやってください!

  • 認められない現実 その8への応援コメント

    セイラさん、権力の使い方をよく知っていらっしゃる!!
    たくましいですね!!

    作者からの返信

    感想頂きまして、ありがとうございます!
    そう、何気にただ暴れ狂うだけの令嬢ではなかったのです(笑)
    たくましく、そして時にしたたかです。
    そちら方面でも良い成長を見せるセイラを、どうぞよろしくお願いします!

  • エピローグへの応援コメント

    完結お疲れ様でした。
    終始目が離せない展開に胸がすくようなラスト…読み終わった後は、えも言われぬ充足感に満たされました。楽しかったです。
    とても素晴らしい物語をありがとうございました。

    作者からの返信

    ご感想頂きまして、ありがとうございます!
    また、過分な誉め言葉を頂き、感謝感激です。
    少しでも楽しい読書時間を持って頂けたなら、作者としてこれほど嬉しいことはありません。
    最後までの読了、ありがとうございました!

  • 成果を得た先 その7への応援コメント

    コメント失礼します。
    草属性を制御できるようになった!
    他人を助けたい。守ると決心したからかな?
    ブドウの品種改良に成功すると、ますますこの村からは逃げ出せなくなりますね。
    この村の救世主になるつもりなのでしょうか?
    悪役令嬢だったのに、救世主になるとは・・・次回以降を楽しみに読み進めたいと思います。

    作者からの返信

    いつもコメントありがとうございます!
    本来制御は体系化していて、適当にはいかない筈なのですが……。
    思いの力がそれを可能にした、のかもしれません。
    そうですよねぇ……、葡萄栽培を成功させると、それはそれで逃げ出せなくなってしまって、結果自分の首を締めることにも……。
    でも、セイラとしてはいつまでも逃げ出す気持ちを疎かにしていないつもりですよ!
    どうなるものか、是非見届けてやってください。

  • エピローグへの応援コメント

    完結おめでとうございます!!楽しい時間をありがとうございました!

    作者からの返信

    感想頂きまして、ありがとうございます!
    そして最後まで読了、ありがとうございました!
    少しでも楽しいと思える時間が提供できたなら、これに勝る喜びはありません。
    次回作も準備中で、今作とは全く毛色が違いますが、よろしければ読んでやって下さいませ!

  • 認められない現実 その2への応援コメント

    なかなか真雑なご両親😨

    作者からの返信

    感想頂きまして、ありがとうございます!
    そう、中々アレな両親でしょう?
    これがあったから、セイラは今後の方針を確固たるものとしてしまいます。
    そしてそれは、両親の今後を左右する、とても大きなものだったのです……。

  • おっと、最初に秘密を打ち明けるのはカーリアですか。確かに彼女は冷淡なほど実益を重視するタイプですし、何より両親以上にセイラと共に過ごしていそうです。
    話したとしても素直に信じてもらえるかは怪しいですが…上手くいくと信じましょうか。

    作者からの返信

    感想頂きまして、ありがとうございます!
    一番身近にいて、そして彼女を外に置いて何かする、というのは難しいですからね。まずはカーリアを、と考えたのは妥当だったでしょう。
    ただ、仰る通り実益を重視する彼女ですから、果たして信じて貰えるかは……疑問が残るところです。
    それとは別に、全く違うところから、足元掬われる事になってしまうのですが……。

  • エピローグへの応援コメント

    素敵な物語をありがとうございます。
    そして完結、お疲れ様です。
    毎日少しづつ読み進めていたので、感無量です。

    作者様の他作品も拝読させて頂きます。

    作者からの返信

    感想頂きまして、ありがとうございます!
    そして、最後までの読了、こちらこそありがとうございました!
    少しでも楽しいと思える時間を提供できていたら、作者としてこれほど嬉しいことはありません。
    きんくま様の作品も、いつも楽しく読ませて頂いております!
    また次回作を近い内に発表できたらなぁ、と思っておりますので、その時はどうぞよろしくお願いします!

  • エピローグへの応援コメント

    ごきげんよう、あはは、カーリアさん、やってくれました、さすが、彼女はこうでなくっちゃいけません。
    なるほど、村人達が陳情に来てくれたのは彼女が伝えたからなんですね。
    あくまで物語に縛られ、自分の幸せは逃亡の先にしかないと視野狭窄に陥っていたセイラさんに、強制的に第二の選択肢があるんだよと教えてくれたのでしょう。
    忠誠を捧げるべき主人ではなく、この世界の価値観とは違う次元で動くセイラさんが、彼女の目には危うく、そしてこれまでの傭兵、金と契約に縛られて生きてきたカーリアさん自身の新しい人生の行方を示してくれた彼女と行動を共にしたいと、初めての笑顔はそんな意味があったように思います。

    ステータスは連載中、なんですけれど、これで完結で良いのですよね?
    この先、グスティンくんとの追いかけっこが始まる予兆を感じさせるエンディングが本当に爽やかで素敵でした。
    ここまで楽しませて頂き、本当にありがとうございました、そしてお疲れ様でした。
    海雀さまとのコメントでのお喋りができなくなる、そしてセイラさんとカーリアさんの漫才を楽しめなくなるのは淋しいけれど、それ以上に元気を与えてくれた素敵な物語に出逢えた事に、最大限の感謝を。

    作者からの返信

    ごきげんよう、最後まで丁寧な感想、そしてお付き合い頂きまして、ありがとうございます!
    そう、陳情に来ていたのは、カーリアが裏から手を回していたからでした。
    セイラの事を常に傍で見ていたからこそ、セイラにとって一番良いのは領主として立つ事だと思ったようで、その筋道を残せないかと打った手でした。
    情で絆されるかは分かりませんが、打って損のない手は打っておいた、ぐらいの気持ちでしょうか。
    ともあれ、セイラの生き様は鮮烈で、カーリアの生き方を変えさせるほど眩しいものでした。
    そんな彼女が笑顔と本心を見せたのは、ある意味必然だったでしょう。

    これからの二人がどうなるか、興味深いところですよね。
    湾口都市に辿り着き、そこで二人して日銭を稼いだりしているかもしれません。
    あるいはあっさり捕まって、即座に屋敷へトンボ帰り?
    もしくは逃げ切った先で畑でも借りて、二人で慎ましやかに暮らしているのかも……。

    さて、ステータスの連載中はこちらのミスでした(笑)
    バッチリ完結です。でも、いつも作品の最後にはエンドマークを書くのですが、これにはありません。
    我ながらちょっと未練感じてます……。
    彼女たちの漫才や行く先を(実際に書くかは別にして)可能性だけは残しておきたいなぁ、とあえてそうしました。

    おだ様と毎日コメントでやりとりできるのは、創作の意欲をガンガン盛り立ててくれるものでした。
    こちらこそ、大変感謝しております!
    また次回作の準備をしておりますので、そちらの方にも顔を出して頂けると幸いです!
    最後に、完結までお付き合い頂きまして、ありがとうございました!

  • エピローグへの応援コメント

    完結おめでとうございます☆
    超大作お疲れ様でした(^^)

    最後もとても「らしい」終わり方で、気持ちよく読み終えることが出来ました♪

    次回作、楽しみにしてます\(^o^)/

    作者からの返信

    感想頂きまして、ありがとうございます!
    そして、最後までお読みいただきありがとうございました!
    そう、その「らしい」を目指してラストまで書き切ろうと、頑張ってまいりました。
    読後感よく読めたと思って頂けたら、作者として大変嬉しく思います。
    次回作は来年明けたら、と考えておりますが、またよろしければお付きあいく下さいませ!

  • エピローグへの応援コメント

    このエピローグを読むために1話から再読しました。

    はじめに読んだときには気づかなかった細かな伏線が随所にあったことに気づき驚きました。
    何よりこのお話、セイラの成長と、カーリアが人間らしさを取り戻していくことが対になっていたことに感嘆しました。

    2回目読んで涙腺崩壊しかかった箇所が数カ所・・・
    そして今回のエピローグ。
    読者の(少なくとも私の)こうあってほしいという終わり方を見事に形にされていただけでなく、その中に、セイラとカーリアの人間的な成長、変化まできっちりと描ききった見事な終わり方でした。

    もっと二人の活躍を見ていたい、そんな気持ちにさせられました。

    すばらしい作品、ありがとうございました。

    作者からの返信

    感想頂きまして、ありがとうございます!
    そして、再読して頂き、そちらも嬉しく思います!
    そう、実は細々と伏線を張っていたりしたのでした。今回のように、読み直すと気付いて頂ける内容ではありますが、それで更に面白いと思って頂けたら嬉しいですね。
    また、読者様の感情を揺さぶれたとなれば、書き手としてこれほど名誉なっことはありません。
    ラストシーンはこうあるべき、という所から話を作っていたので、そこをブレずに書き切れたのは、我ながら良かったなぁと胸を撫でおろしております(笑)

    これでセイラの物語は、一応ピリオドを打ちましたが、もしかしたら第二部開始、なんてこともあるかもしれません。
    その時はどうかまた、お時間を割いて頂けたらと思います。
    拙作を最後まで読むだけでなく、再読をもして頂きまして、ありがとうございました!

  • エピローグへの応援コメント

    >声に出して言うのは、寂しさを紛らわせたかったからだ
    からの最後の締めがとてもらしさが出ていて澄んだ気持ちで読み終えられました!

    そして30万字という超大作の完結おつかれさまでした!

    紆余曲折を経ても芯の強さが変わらない、変えることはできないとても頼もしい女性、そんな眩しい物語を堪能させていただきました!
    最後を勢いのままに締める作品も嫌いではないですが、「原作の呼び鐘」からの一連の収束は読み進めながらゆっくり余韻を噛みしめるそんな時間にも思えました!

    すでに新作が~とのお話が見えたので、英気を養って~とも言えないのだけが心残りですが!
    そして改めて、長編大作の堂々完結おめでとうございます!

    作者からの返信

    感想頂きまして、ありがとうございます!
    強気で何でもないように見せていたセイラですが、やはり心の奥では寂しさを感じていたようで、彼女の合流はきっと嬉しかったでしょうね。
    やっぱりこの二人はセットじゃないと、の思いを乗せて、読後感がすっきりするラストを目指してみました。

    三十万字は短いようで長いですよね。
    大体文庫本二冊の内容で、元よりそれを目標に書いておりました。
    新作のプロット進捗は六割を超えたくらいで、年内にもう一作、の目標は叶いそうにありません。
    でも、新年明けて早々、投下開始を目指しておりますので、よろしければご覧ください。
    最後に、完結まで読んで下さり、ありがとうございました!

  • ごきげんよう、クリスティーナさんた母娘もきちんとセイラさんの真実を打ち明け、彼女に報いたいと考え、そしてグスティンくんもまた彼女の恩に報い、それ以上に未来の公爵領と領民のために戻ってきて欲しいと考えた、それは自然な感情の行方であり、惜しいかな、物語に囚われすぎたセイラさんはそこにだけは気付かなかったと言うことなのでしょう。
    視野狭窄と言ってしまえばそれだけですが、何より彼女を取り巻く環境が、それ以外に目を向けさせなかったのかも知れません。
    どうか無事にセイラさんを保護出来ますように。
    って言うか?ここまで姿を見せないカーリアさんが今どこで何をしているのか?
    ひょっとして?
    なんて思ってしまいます。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも丁寧読み解いて頂きまして、ありがとうございます!
    そうですね、セイラは恩というものを少し軽く考え過ぎていたのかもしれません。
    与えた者より、それを受けた者の方が、より重く感じるのは当然。
    そしてグスティンは、家族と自分が受けた恩を、しっかりと受け止め返そうと考えています。
    一度は引き込もうとしたぐらいですから、彼女の有能さを思えば、簡単に捨て置くことも出来ず、全てにとって得のある解決と思ったことでしょう。
    セイラもそこまで考えられれば良かったのですが、仰る通り……原作知識に縛られすぎましたね。
    でも同時に、取り巻く環境がそれをさせなかったというのも、また事実なのです。

    さて、一切姿を見せなかったカーリアはどうしたのか?
    作者が書き忘れただけなのか、実は背景にしれっと居たことになっているのか……。
    次回、エピローグでそれが判明します。
    最後までお付き合い頂けると嬉しいです!

  • ごきげんよう、グスティンくん、新公爵の仕事として、そして他領や王室を始めとする中央政府に対して筋を通すためにも、この茶番は必要だったのですね。何よりセイラさんが罪人ではなく、褒賞を受けるに相応しい人物であるとの評価を公式とするために。
    それだけにこれっぽっちの情け憐憫すらなく娘を追放した伯爵のなさりようが腹立たしく、そして我が家の前公爵や祖母の行いと重ねて見てしまったのでしょう。
    それにしてもオルガスさんの一世一代の見栄の切り様、お見事でした。
    彼のせいさんへの思慕が手に取るように透けて見えますよね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、深く読み解いての感想、ありがとうございます!
    そうなのです、グスティンは公爵を継承しての初仕事として、まず膿を出し切ることを考えています。
    セイラが見せしめに使うべき、といった進言を取り入れた上で、この茶番を考えました。
    そしてセイラは伯爵家の犯した罪と切り離し、公的に褒賞を受けるべきと表明する場として活用するつもりでした。

    でも、それを一切の情なく切り捨てた伯爵を見て、祖母の行いを重ねて見たのは当然といったところでしょう。
    同じく賭博狂いの父を持ち、その負債を子が取りなす、という所まで似ている二人ですから、親近感を覚えていたようです。

    オルガスはまさしく忠臣といった感じですからね。
    尊敬し慕っていた先代の正当な後継者として見ていて、彼女こそ自分の主人と認めていたので、ああした態度にもなっていたのでした。
    (実は、やっぱり有能な彼には見せ場がなくちゃ、と急遽追加したシーンでもあります)

  • ごきげんよう、ザマァ! 伯爵一家!(マルグリッドはちょっと可哀想かも? でも無知もまた罪ですものね)
    いや、グスティン新公爵の貴族らしい上品さに包まれたねちこい追い詰め方、これはスカッとしますね。
    実際、伯爵は何も知らない、知ろうともしない、公爵の威を借りた哀れな狐、その上娘を娘とも思わない厚顔無恥さ、哀れにも思えません。グスティンくん、伯爵の断罪もあったでしょうが、何よりセイラさんへの恩を返したかった想いがひしひしと伝わってきます。
    今回は三話一挙投稿、なんて素敵なクリスマスプレゼントなんでしょう!
    ありがとうございます!

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    遂に来ました、ざまぁ回です。(実際マルグリットは可哀そう。セイラも親の被害者として見ています)
    グスティンの追い詰め方、スカッとして頂けましたか!
    彼の有能ぶりを表現しつつ、正義の執行官として映るよう頑張りました(笑)
    そして伯爵は、まぁ……ものの見事な小物っぷりを発揮し、自己愛や自己利益、そして娘へと誹謗と、とても聞いていられない内容です。
    グスティンが恩を返す為、多少攻撃的な口調になっていたのも致し方なしといったところでしょう。
    そして、断罪シーンはやっぱり一気読みしたいですよね!
    本当にスッキリするなら、最後の沙汰まで見てこそですもの。
    密かに自分一人でクリスマスプレゼント気分でいましたが、実際に指摘して貰えると嬉しさ倍増です(笑)

  • グスティン様が男前すぎる!
    オルガスさんやヨーンさんたちの横で読者も手を合わせたはず。
    胸のすく断罪&伏線回収、実に気持ちいい。
    あれ、カーリアの姿がない・・・。これは・・・。

    あぁ、ファンアートが描きたい。
    もう一度1話から読み直してきます!!

    作者からの返信

    感想頂きまして、ありがとうございます!
    彼の理知的で冷静な部分、整然とした追及と沙汰、その辺りが出せたらなぁと頑張りました。
    断罪シーンはやっぱりすっきりしたいし、しっかりケリ付けて欲しいということで、こういう形になりました。
    個人的にも大変満足な出来です(笑)
    さて、カーリアの姿が見えないのは何故なのか……。
    大方、予想できている通りと思いますが、次回エピローグにて明らかに。

    ふぉぉ、ファンアート!
    見れるものなら是非見たいっ!
    でも何より、もう一度最初から読み直して頂けるのは、作者冥利に尽きるものです。是非楽しんで頂けたらと思います!

  • セイラがすんなりと見つかるのか……ちょっと不安です(^^;)

    そして朝から3話読めて幸せ~&ざまぁにすっきりしました!!
    頑張って仕事するぞ~(๑>◡˂๑)

    作者からの返信

    感想頂きまして、ありがとうございます!
    そうですね、彼女はすんなり見つかるんでしょうか。そして捕まるのでしょうか? 見事、逃げ果せそう気もしますが、さて……?

    そして、朝から読んで頂き、ありがとうございました!
    このざまぁ展開、小出しにしてはスッキリしないだろうと、連続投下いたしました。
    お仕事お疲れ様です!

  • ごきげんよう、セイラさんとカーリアさん、もちろんカーリアさんという姉御の性格や心情を考えれば愁嘆場になるとは思っていませんでしたけれど、これでもカーリアさんにとっては充分な愁嘆場ですよね。
    それだけ彼女は、雇い主(ではないけれど)への熱い想いを胸に秘めていたのでしょう、さんざん苦労させられたとは言え、その苦労はどちらかというと我儘に振り回されたのではなく(いえ、我儘だっただろうけど)、貴族の令嬢らしからぬ(特に伯爵の娘とは思えない)領民を愛する心、そしてその実現のために形振り構わず突進していく行動力への驚きの方が大きかったでしょうし、給料さえ支払ってくれるのであれば雇ってほしい、そうも思っていたかもしれません。ただプロフェッショナルとしての矜持がそれを口にしなかっただけで。

    グスティンくん、公爵閣下として堂々伯爵家へ。
    実際のざまぁは彼が遂行してくれるのでしょうが、まさか彼もセイラさんがこれほど素早く、鮮やかに逃走済とは思っていなかったことでしょう。
    これで伯爵家への有罪の罰は、いっそう重くなること間違いなし、ですよね。
    次回が楽しみです!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつも温かで、キャラクターの心情を読み解く感想頂けて、毎日読むのが楽しみだから更新頑張ってます!(笑)
    そう、この二人の性格上、愁嘆場にはならないスッパリした別れになる……のですが、カーリアにとっては十分、別れを惜しむ表現でした。
    カーリアにとって、セイラは常識外も常識外、未知の生物と同じものだったでしょう。
    でも、常に前向きで理想を実現する行動力は、いつまでも傍で見守っていたいと思っていたに違いありませんでした。
    彼女はプロの流儀を持ち合わせていますが、この時ばかりは、一緒に来てと言われたら付いて行ったでしょう。
    ですが、結局口にされず、自分からも求めず、そのまま別れる事になりました。

    そして、遂に起きるクライマックス!
    断罪劇の始まりです。
    セイラが既に居ないと想像していないのは当然、しかし、だからと終わる彼でもありません。
    伯爵家への沙汰も、そしてセイラへの対応も、彼はきっと魅せてくれる筈ですよ!
    そのクライマックスを、ぶつ切りにお見せするのは忍びないと、頑張って休日返上で書き上げました。
    明日は一気に三話更新ですので、どうぞお楽しみに!

  • 成果を得た先 その5への応援コメント

    コメント失礼します。
    今回、印象に残ったのは、貴族全部を悪く言うのではなく、個人にしなさいという下りです。現代世界でも中国人が悪いとか、政治家が悪いとかっていう言い方をする人がいます。中国人全体が悪いのではなく、政治家全員が悪いのではありませんね。
    ついつい腹が立ってしまうとくくりで考えてしまいがちだなと反省させられました。
    セイラはすっかり村人と仲良くなったようです。実家では淑女教育で大変ですが、村での役割がセイラの自信になっているようですね。
    うまく、伯爵家を再興させるか、もしくは逃げ出すことに成功するのか、刮目して読み進めることにします。

    作者からの返信

    いつもコメントありがとうございます!
    自分の書いた文章が、少しでも印象に残せたというなら、物書きとして嬉しいことです!
    私自身、ついつい一括りに物を考えてしまいがちです。
    するっと出て来た言葉なのですが、自覚があるからこそなのかもしれません(笑)
    セイラも村との交流で、色々と前進が見えて来ています。
    ただ好調なのは結構なのですが、それでセイラ自身の首を締める結果になりかねないかも……?
    是非、今後どうなるか楽しみに読んで頂けたらと思います。

  • 物語の結びが近づいてくると寂しさを感じますが、それ以上に結末が楽しみです。
    毎日楽しませて頂きありがとうございます。

    作者からの返信

    感想頂き、ありがとうございます!
    こちらこそ、毎日読んで頂きまして感謝感激でございます!
    もうクライマックス、物語も最終盤です。
    どうぞ最後までお付き合い下さい!

  • いよいよクライマックスですね。
    ドキドキ、ハラハラと同時にもうすぐ完結するのかという一抹の寂しさも。
    なんだかオルガスやカーリアの気分です。

    作者からの返信

    感想頂きまして、ありがとうございます!
    ここからとうとう、クライマックス。断罪劇の始まりでもあります。
    このクライマックスの為に盛り上げて来た物語ですが、そこに寂しさを覚えて頂けるのは、作者として本当に嬉しいです!

    そして、素敵なレビューを頂き、ありがとうございます!
    一度読んだあと、すぐ読み直して素敵な紹介に感動しておりました。
    そのテンションのまま書き続けていたので、筆が進む進む……(笑)
    この断罪が本作の見所ですので、ぶつ切りで読むより一気読みして頂きたい……そう思って書き上げました。
    明日は一気に三話更新ですので、どうぞお楽しみに!

  • 完全に諦めムードなセイラに対し、オルガスはお家復興を諦めていない様子…
    セイラが原作の顛末を知っていることもあるでしょうが、オルガスが家の立て直しを強く望んでいるようにも思いました。

    彼の言う通り、畑問題を解決できればいうことなし。上手く行くといいですね。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    そうなんです、不甲斐ない当主と、そして偉大な先代を知っている彼としては、現状は決して良いものではありません。
    立て直しを望むのも当然というものですが、セイラは全くそんなこと考えていないので、そこに悲しいすれ違いがあるんですよね……。
    畑問題は近々解決する予定ですので、どうぞ続きも読んで頂ければと思います!

  • ごきげんよう、本当に伯爵様、父親と呼ぶのも勿体ないくらいのクズ、愚物、血は繋がっているはずなのに、欠片も情のない仕打ちに言葉。
    本当に精神が壊れてしまっているとしか思えないですよね。
    セイラさんも心置きなく別れられたことでしょう。
    だけど、カーリアさんはきっと違うと思います。
    傭兵の理論でこれまで生きてきた彼女のことですから、常識や正義といった概念は持ち合わせていなくとも、でもだからこそセイラさんが今日までやってきた行動、口にした言葉、これからやろうとしている行動、それらが踏みつけられようとしているその事態に怒りを感じ、そしてそれを逍遥と受け入れようとしているセイラさんがあまりにも悲しくて(本人の真の計画を知らないのですから仕方ありませんが)、だから怒っているのだろうな、と。
    ともかく先ずは休息、だけどこのひと眠りがセイラさんの計画の遂行に何らかの影響を与えそうな気がしますね。
    セイラさんの望む方向とは違うかもしれませんが。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつもキャラクターに寄り添った温かな感想、ありがとうございます!
    父親は自家の利益、自分の利益を優先し過ぎる上に、下劣な小物ですからね。
    苦労しらずで楽して生きよう、としか思っていない愚物なので、セイラとしても一切憐憫の情など持たないでしょう。
    セイラは感情をあまり表には出しませんし、表情にも出さないようにしてますが、流石にあの行動には思うところがあったようです。
    雇われた以上、その相手には従順に従う……そのつもりですけど、プロの目線を持っているから、また考えずにはいられないものもあります。

    相当にお疲れなので、セイラも休息なしではいられない訳ですが、この睡眠がどう出るか……。
    望まぬ方向に現在も動きつつある雰囲気はありますが、どうなる事か見届けて頂けたらと思います!

  • ごきげんよう、一気にセイラさん逃避行計画が動き始めましたね。
    だけど、クリスティーナさんが公爵夫人としてセイラさんに罪を被せる事が我慢ならなかったように、ここまで家令として、不適格者だった伯爵を相手に苦労しながらも、家のため、領地のため、そしてそこに住まう領民のためと踏ん張り続け、そこでようやく見つけた希望の光であるセイラさんの逃亡を唯々諾々と飲み込むとは思えませんよね。
    セイラさんの逃亡、果たして上手く果たせるのか、ドキドキします。
    その前に、お父様と対決するのかしら? お父様相手にザマァだとすると、こちらもドキドキしますね!

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも丁寧に読み込んで頂きまして、本当にありがとうございます! だから下手な文章書けないぞ、と自分を戒めております!
    遂に始まりました、セイラの逃走劇!
    セイラの為人や、これまでしてきた努力と成果、それを知っている程、彼女の提案は飲めないでしょう。
    罪があるなら赦免へ持って行く方向とか、色々功績を持ってるセイラですから、それを使って最悪の事態だけは回避するとか、考えそうなものです。

    勿論、これから父とも対決しますよ!
    意味はないかもしれないけど、保険を得る為に行動します。
    そして本当に意味が出た時、彼女の想定とは真逆に作用する事になるのですが……。
    お父様ざまぁと言えるまでは、あと三話ぐらい掛かる予定です。
    そして、そのシーンが見えたらラストシーンまでまっしぐら!
    どうか最後までお付き合い下さいませ。

  • 原作の呼び鐘 その8への応援コメント

    ごきげんよう、セイラさんの真の目的、伯爵家取り潰しと自分の逃亡、言葉を選びながらもさらりと明かしてしまいましたが、この後大丈夫かしら?
    クリスティーナさんは公爵夫人としての貫禄と風格、そして本家復帰の茨の道に踏み込む自分と娘を天秤に掛けて、不承不承納得してくれたようですが、迎えの隊長さんとの会話の語尾が気になってしまいます。
    なんだか誤魔化さずに話す気満々な気がするのですが。
    それこそ公爵夫人として、貴族の矜持は捨てていない様ですから、まるまるセイラさんに何もかもおっ被せて知らぬふりは出来ないだろうな、なんて思えて。借りは作らない、ましてやそれが下位の者からだったら恩は倍にして返す、それが自然と出来るのが貴族の誇り、そえ考えている気がするんですよね。
    さあセイラさん、無事に逃げ切れるのか!?
    そしてカーリアさんの再就職は大丈夫か!?

    作者からの返信

    ごきげんよう、深く読み込んで頂いての感想、いつもありがとうございます!
    そうですね……、言葉を選びつつ自らの目的を明かしたセイラですが、クリスティーナは果たして何を言うつもりだったのでしょう。
    上位貴族としての貫禄や矜持をしっかりと持っている人ですから、セイラに不名誉な烙印を押す事はないように思えますよね。
    クリスティーナもまた常に受け取る側の人間とはいえ、受けた大きさによって、何を思うかまではセイラの計算外だったでしょう。

    さぁ、ここからセイラが逃げる本格的な準備を始めます。
    そして、伯爵家の運命や如何に?
    カーリアの就職先は安泰なのか……!?
    ご期待ください!(笑)


  • 編集済

    原作の呼び鐘 その7への応援コメント

    コメント失礼します。
    遺体の処理は正規兵が来たことで何とかなりそうですが、セイラとエレオノーラ、二人の友情はここで崩れてしまうのでしょうか……次話が楽しみです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    死体に関しては、そう問題にはならないでしょう。
    証拠として騎士団が引き取ってくれる筈ですし、清掃までしっかりしてくれるんじゃないでしょうか。
    ただし、二人の友情はここからどうなるか分かりません。
    セイラとしても、進んで捨てたい友情ではなく、やむにやまれぬ、と考えての事ではあるのですが……!


  • 編集済

    原作の呼び鐘 その7への応援コメント

    ごきげんよう、ああ、セイラさんの真の目的を考えれば、グスティンくんから母と妹の命の恩人と捉えられるのは拙いでしょうね。逃げられなくなるどころか、伯爵家存続の手柄になってしまいますものね。
    でもエレオノーラさんからすれば、今日までの辛い日々を唯一助けてくれたセイラさんの別れの言葉、納得などできるものではないでしょう。それはカーリアさんも同じ。
    このまま出奔するのはちょっと無理そうですけど、エレオノーラさん達に口止めしてこのまま近寄らないつもり?
    でも口止めしても無駄なような気がするのですが。
    セイラさん、もう、視野狭窄気味かも?
    ここは手柄にしておいて、次の没落チャンスを狙うこともできるでしょうに。
    このまま出奔するのはちょっと無理そうですが、口止めして二度と近寄らないとか?
    でもエレオノーラさん、絶対話してしまう様な気がしますね。

    作者からの返信

    いつもキャラクターの心情まで詳しく読み込み、素敵な感想頂きましてありがとうございます!
    そうなのです、セイラとしては御家への復讐も目的としておりますので、存続の手助けとなる手柄は立てられないんです。
    でも、それを思うあまり視野狭窄となっている、と指摘されても仕方ありません。
    もっと別の機会を窺ってもよいのでは、と思うんですけどね。
    原作での没落は夏頃とあったので、それまで時間はある訳ですし。
    でも、焦りというか、絶好のチャンスを逃がしたくない一心が、先に出てしまった形です。

    エレオノーラにしても、ここまで絶対的な味方ぶりを発揮し、育んできた友情は捨てられないでしょう。
    口止めしようにも、それは難しそうというご指摘もまた、正しいと思います。
    そして、その発言がセイラを助ける事になるかもしれません。

  • オルガス、言動の節々から有能な感じが伝わってきますね。何よりセイラを政略結婚の道具としか考えずに教育の手も抜いた父親とは違い、本人のことを考えているのがよく分かります。
    これは心強い味方が出来たのではないでしょうか?

    作者からの返信

    いつも感想ありがとうございます!
    はい、オルガスは本当に有能な家令です。
    そして、バークレン家に尽くす忠臣でもあり、それもあってセイラに一縷の希望を見出しています。
    セイラにとって得難い味方となってくれる筈ですよ!

  • 原作の呼び鐘 その6への応援コメント

    ごきげんよう、セイラさん、ご立派でした。
    人の上に立ち、指示命令を下す、その意味と、結果起こった事態に対する責任の所在を自覚して示すことで、いっそうカーリアさんの信頼を得ることが出来たと思います。
    同時に自分の胸の中に重い後悔と哀しみも抱え込むことになったのでしょうが、それはこれからの歩みの中で、目的を達成していくことで希釈され、けれど決して消えることない瑕疵となるのでしょう。
    カーリアさんもおそらくは、今まで通りセイラさんの傍に立つ為には、アサシンの姿を見せたくはなかったのかも知れませんね。
    それがカーリアさんの中の善性であり、セイラさんへの想いなのでしょうね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも温かでキャラクターに寄り添う感想、ありがとうございます!
    セイラの根底には、父への反発心があります。
    だから不誠実な真似はしたくないし、命令だけして責任は取らない、という行為を嫌がります。
    それが結果として、今の評価を形作った要因にもなったと思います。
    今回の件で、セイラの中にも重いものが圧し掛かりましたが、それでも彼女ならば、上手く乗り越え糧としてくれるでしょう。

    そしてカーリアも、半分は主人として認めているからこそ、かつての自分を怖がり否定される事を恐れました。
    でも、それでも自ら隠さず打ち明けたところに、彼女の善性は確かにあるのだという証明でもあるでしょう。

  • 原作の呼び鐘 その5への応援コメント

    こんばんは、海雀様。コメント失礼致します。

    拝読させて頂きました前作『記憶を失って勇者モドキ! 〜彼は如何にして、再び世界を救う意志を取り戻したのか?〜』とはまた異なる世界観を、ここまで生き生きと描くことのできる海雀様の知識の深さに圧倒されました。

    葡萄の栽培について農作業、作物への知識が乏しくても解りやすく説明して下さり、よりリアリティがありました。品種改良の部分等、一朝一夕では出来ない様子が伝わり、セイラさんのキャラクター性、物語の深さを感じます。

    セイラさんとカーリアさんとのやり取りをはじめとした、登場人物達の会話がとても表情豊かだなと思いました。理知的な会話、はたまたコントのようなやり取りまで…くるくると変わる彼等の空気が本当に素敵でした!
    ついに原作軸が始まってしまったストーリー、引き続き楽しく追わせて頂きたいと思います。

    作者からの返信

    月白輪廻様、丁寧な感想ありがとうございます!
    前作に引き続き、こちらも読んで頂いて嬉しいです!
    農作業や葡萄栽培は、サラっと流しては説得力なさ過ぎるだろうと、しつこくならない形で描写しました。
    そこに注目して頂けたのは、苦労した分、喜びもひとしおです。
    セイラとカーリアの二人が馬鹿をする、そんな所を書きたいが為に始めた物語ですから、コントしてる二人を見て笑ってやって下さい。
    そして物語も終盤、これから佳境に入ります。
    セイラは目的を果たせるのか、どうぞ最後までお付き合いよろしくお願いします!

  • 原作の呼び鐘 その5への応援コメント

    ごきげんよう、前半までカッコよかったのに、セイラさん、残念!
    確かに、戦闘経験がないのは致命的ですよね、色々と格好つけてしまったのがいけなかったのか、カーリアさんがいるから大丈夫と油断したのがいけなかったのか。
    だけど
    エレオノーラさん母娘をなんとか逃がせたのは良かったです。
    いや、カーリアさん、その世界では有名な傭兵ならぬ、アサシンだったんですね、か、カッコいい! やっぱり姉御と呼ばせて頂きます。
    この場だとセイラさんが姉御に付き従う役に立たないチンピラ役に見えるのが可愛らしくて素敵です。
    さあ、姉御!
    やっちまっておくんなせぇ!

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも温かな声援の如き感想、ありがとうございます!
    セイラは特別、荒事に慣れている訳じゃないですからね。
    赤熊との戦闘経験はありますが、あれは退散させるのが目的で、矢面にはカーリアが付いてましたし。
    でも、虚勢を張ってでも隙を突けまたし、エレオノーラ母娘を逃がす事も出来ました。まずまずの成果と言えるでしょう。

    そう、何やらギャグみたいな話でスルーされてましたけど、実はカーリア……その界隈では良く知られた有名人でした。
    斥候というのも全くの嘘ではないのですが、獲物を狩るのは魔物だけでもなく……、暗殺者めいた役割もこなしていたようです。
    そして、セイラをチンピラ呼ばわりとは!(笑)
    おだ様の回りをぴーちく囀りながら文句言う様が、目に浮かぶかのようです(爆笑)
    さて、カーリアにはしっかり仕事をして貰いましょう!

  • 原作の呼び鐘 その4への応援コメント

    ごきげんよう、ううん、まさにギリギリのところだったんですね。カーリアさんの見立ては確か、そして理詰めで正体看破に至ったセイラさんもお見事、そして堂々たる寄贈令嬢ぶりの肝の座った態度でした。
    ならず者、雇われたヤクザ者だったら短気を起こして当然ですよね。
    クリスティーナさんも公爵夫人、本来だったら、最初に不信を抱くところなんでしょうけれど、本邸に戻れるという喜びから警官感が薄れちゃったのでしょうか。
    さて、短気な一人目を手で止めたもうひとり、こちらのほうが難物かもしれませんね。セイラさん、カーリアさん、どうか油断なさりませんよう!

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも丁寧に読み解いて頂いてありがとうございます!
    セイラも堂々とした姿を見せていますが、内心バクバクで、足元ガクガクでしょうね(笑)
    カーリアの観察眼とセイラの指摘で、次々ボロが出た事で、どうやら偽騎士だと見抜けたようです。
    クリスティーナにしても、セイラが断言して後押ししたグスティン救出の手がようやく伸びて来たのだと、そう確信したかこその無防備さだったでしょう。
    本当なら、そこにまず疑いを持たつべきだったんですが……。
    囚われの時間は余りに長く、そして待ちに待った瞬間となれば、正常な判断は難しいのでした。
    短気な奴はともかく、冷静な方がどう出て来るか……。
    二人が上手くやってくれる事を期待しましょう!

  • コメント失礼します。
    職業体験どうなることかと思いましたが、やりましたね^^
    現代の知識が役に立ったようです。でも、皆に教えると豪語したものの、魔法を使うには体力がいるみたいですね。
    これから、他の村人達の為に悪戦苦闘するのか、逃げ出すのか、ワクワクしながら次回を楽しみにしています。

    作者からの返信

    いつもコメントありがとうございます!
    無事に職業体験も済ませ、一つ前進といったところです。
    現代知識を用いるのは基本……!
    これからもセイラの頑張りは続きます。
    この先、村人との付き合いも増えていく中、果たして本当に逃げ出す事になるのか、読み進めてくれると嬉しいです!

    そして、素敵なレビューを頂きまして、本当にありがとうございます!
    端的に内容を咀嚼してくれていて、読んだ方が興味もってくれそうな素敵な文章でした!

    編集済
  • 原作の呼び鐘 その3への応援コメント

    ごきげんよう、既に何者かが屋敷に先着していましたか。
    屋敷内の様子を察知できるカーリアさんがいてくれてよかったです。
    だけど、クリスティーナさんが喜んでいるからと言って、安心できませんよね。
    本邸に連れ帰ると口先で騙して、途中でお命頂戴! なんて常套手段のような気もしますし、使用人がいないのは目撃者排除のためとも思えます。
    セイラさん、自分の家は取り潰しだと腹を括っているからその分強気に出られますけど、カーリアさんはどうしようかしら、なんてちょっと悩んでいるかも? でも元傭兵ですしやるとなれば思い切りは良さそうで頼りになるでしょう。
    でも取り敢えず現時点で母娘が無事でよかった。
    どうかセイラさん、助けてあげて、グスティンくんに合わせてあげてください!!

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも丁寧に読み解いての感想、誠にありがとうございます!
    気配を上手く察知できるカーリアだから、クリスティーナが喜ぶ気配も感じ取れたんですが……。
    仰る通り、それが誘い出す罠で、どこかで亡き者にしようという魂胆かもしれません。
    そして、セイラが大胆不敵なのも、取り潰しの内定を貰ったからこそではあります。
    カーリアは悩んでいるでしょうね。
    彼女はプロの傭兵でしたし、今も染みついた気質は抜けてません。
    やるとなれば、躊躇はないでしょう。
    さて、ここからは母娘を無事助け出せるか、の展開になります。
    セイラはこの憐れな母娘を、グスティンに再会させられるのでしょうか!?

    そしてこの度、お星様をプレゼントして頂き、ありがとうございました!
    ありがたき幸せ!

    編集済
  • 原作の呼び鐘 その2への応援コメント

    ごきげんよう、なるほど、公爵死亡によって自分の居場所がなくなるかもとの不安から、公式に、常識に照らして後釜に座るだろうクリスティーナさんの謀殺を図る、それが原作でのクリスティーナさんの死因かも知れないと言うことですか。
    公爵葬儀に正妻がいないのも拙いでしょうし、ここで殺しても良からぬ噂が貴族界隈で囁かれてグスティンくんが苦労する、だから謀殺は思いとどまる。
    常識がある人ならそうなるでしょうけど、今までこれだけ酷い事を平気でしてきた人ですものね、何をするかわからない。
    セイラさんの悪い予感は当たりそうですから、なんとか間に合ってほしいですね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    そうなのです、常識に照らすと殺す筈がない。
    政治的には生かしておいた方が役立つぐらいなのですが、そもそもが私怨で別邸に監禁したぐらいなので、理性で判断しそうにないのです。
    それを危惧して、本当の死因は別にあったかも、と思い直したのでした。
    果たして、単なる杞憂で済むかどうか……。
    でもたいてい、こういう悪い予感は当たるんですよねぇ……。

  • 原作のヒロインであるエレオノーラとグスティンの関係が詳しく描写されましたね。
    グスティンを味方につけるのなら、彼女も味方にしておきたいところですが…

    まずは家令のオルガスが先決。今までのセイラとは違うと言うところを見せつけて、味方に引き入れちゃいましょう!

    作者からの返信

    感想、いつもありがとうございます!
    グスティンは味方に出来れば頼もしいのですが、非常に有能な為、下手に近付くとむしろ危険と判断したようですよ。
    でも、オルガスという伯爵家の心臓部を握る人を味方にする方が、今は先決……!
    心象はそう悪くないようですが、果たして……!?

  • 原作の呼び鐘 その1への応援コメント

    ごきげんよう、このスピィーディな展開、本当に惚れ惚れします。
    微に入り細に渡って丁寧に描かれる心理描写や会話、仕草、そして大胆に時間を流す思い切りの良さ、さすが海雀さまです。
    遂に始まりましたね、公爵家の新生と伯爵家崩壊の序曲。
    伯爵家崩壊と知らずにオルガスさんは伯爵家再生の始まりと考えているのでしょう、流石にセイラさんも心が痛むことでしょう。
    有罪の証拠は全て揃えた状態、セイラさんはこれから逃避行の始まりと思っているでしょうが、あのグスティンくんがそれを易々と許すとは思えませんね。
    ドキドキしてきました!
    あ、漸く追いつきましたよ、海雀さま!
    ご褒美の膝枕、楽しみです!

    誤字だと思いますが、
       白状と思うかしら?
      → 薄情と思うかしら?
     だと思いますが、間違っていたらごめんなさい。

    作者からの返信

    ごきげんよう、おだ様からのお褒めの言葉は照れてしまいます!(笑)
    細やかに配慮された賛辞、恐縮でございます!
    そして、遂に始まってしまいました。
    オルガスにとっては嬉々として集めていた犯罪の証拠ですが、これは領主交代の材料に使われないと知っているのは、セイラのみ……。
    勿論、後ろめたさもあるのですが、果たして素直に逃げられるものでしょうか。
    グスティンもまた、易々と逃がすつもりがないのは当然でしょう。

    そして、遂に追い付かれましたね!?
    お話は後半戦、残り十話前後となっております。
    毎度丁寧な感想、そしておだ様との交換日記は日々の活力でございました!
    ご褒美の膝枕は、私などではなく本職のカーリアなんていかがでしょう?
    ちょっと油断すると、その首折って来ようとするんですけど、大丈夫ですよね?(笑)

    そしてまたまた誤字報告、おありがとうございます!
    これは素直に気付かなかったパターン……。三度見直してもスルーしていたでしょう。
    修正させて頂きました!

  • ごきげんよう、ううん、グスティンくん、セイラさんへの態度や表情、一気に本音に近い部分へ変えてググイと迫り始めたなと思ったら、そうか、そうきたかぁ。
    カールさんと言う搦手を使ってきましたね。
    グスティンくん自身の、ではないところにかえって彼のセイラさんへの執着が本気であるところが見えますね。
    ちょっとカチンと来るところがセイラさんの乙女としての可愛らしいところですよね。
    これはセイラさん、焦るなぁ。ますます慎重に動く必要がありますよね。
    加えてエレオノーラさん母娘との関係も。
    でもこちらは慎重になりつつもなんとか続けたいとセイラさんも思っているような気もするのですが。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも丁寧な感想ありがとうございます!
    何やらちょっと良い雰囲気に……? と思った矢先、別の男を紹介されたセイラの気持ち、筆舌に尽くし難いものがある!(笑)
    そう、仰る通り、カールを使うあたりにグスティンの本気度が伺えます。
    これからはもっと慎重に、とセイラは思う筈ですが……。
    でも、エレオノーラ母娘との関係を、崩したいとも思っていません。
    板挟み状態ですが、頼まれたという免罪符を理由に、これからも顔を出して行くでしょう!

  • 原作の呼び鐘 その1への応援コメント

    終わりを告げる鐘・・・ですかね?

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    そう、まさしくその鐘が鳴らされました。
    残り十話程度で終わります。
    どうぞ最後までお付き合いください!

  • ごきげんよう、ううん、これは乗り切れた、のか?
    セイラさん、いくら逃げたい気持ちが溢れても、グスティンくんの中ではある意味セイラさんが羅針盤となっているように思えますよ?
    羅針盤に従うかどうかは自分が決める、そう言うものの、彼は密かに決めた己の行く道の答え合わせがしたいだけなのだろうなと思います。
    そして正解を提示できるのはセイラさんだけ、と思っている。
    セイラさん、安心してますが、逃走路は封鎖されたように思えるのですが。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    どうなんでしょう、これ……逃げ切れた……でしょうかねぇ?
    そう思ってるのは本人ばかり、かもしれません。
    グスティンは自分と同じレベルで思考できると、セイラを完全に認めてしまってますし、既にほぼ決めていた道の答え合わせが出来て、更にその気持ちを強めたようでもあります。
    乗り切ったなど安心するのは早すぎて、むしろ身動きできない程に、グスティンに取り囲まれてしまったかもしれません。

  • ごきげんよう、これまでセイラさん自身の逃避行のためにせっせと撒いてきた種が、ようやく芽が出て育ち始めたと思ったら、セイラさん自身に巻き付いて、逃げるに逃げられなくなりつつある予感がしますね。これが草属性の本領でしょうか!?
    グスティンくんも手堅い性格のようです、着実に次期公爵継承の足場固めをされてますね。
    そしてその足場には、なんだかセイラさんまで入ってそう?

    作者からの返信

    ごきげんよう、鋭い指摘のご感想、身をよじる思いです。ありがとうございます!
    そうなんですよね、これまでせっせと撒いて来た種が、ようやく芽吹いただけでなく、それがセイラを搦めてしまう。
    そんな状況になっております。
    草属性だから絡まる草にも困りませんね! ……って喧しいわ(笑)
    いつも漫才してるセイラらしいと言えばらしいですが、果たして絡まる草から逃れられるのでしょうか。
    グスティン母娘を助け出す為に、着々と足場を固めている最中。
    そして、セイラとしては困った事に、まさしくその足場の中に組み込まれているようなのです……!

  • ごきげんよう、全く、この父親ときたら!
    この時代の貴族家にとって女子は確かに政略の道具ではあるでしょうが、それにしてもこの貴族らしからぬ言葉選びの下品さには腹立ちを通り越して呆れてしまいます。
    おそらくは博打などで荒れた生活が続いて、貴族の矜持すら忘れかけているのでしょう。
    充分に家を捨てる動機となり得ますよね。
    でもグスティンくんの取り巻きが登場、と言うことは、彼もセイラさんの言葉を受けて、着実に動き出しているのですね。
    近い将来、彼がお母様と妹さんに再会できる可能性が上がりましたね。
    そしてセイラさんの運命も変わり始めている予感?

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    この父親まったく、救いようがないな!
    そう思って頂けたら、この男にも存在価値があったというものでしょう。
    只でさえ金遣いが荒くなり、借金を返す為に借金を重ねる上、それも上手く返済できてないとなれば、馬鹿な考えするもののようで……。
    政略結婚の道具としか見てないとはいえ、この言い様はあまりに粗暴。
    セイラとしても、手加減してやる理由が露と消えました。

    カールの接触と考えから、グスティンも色々動いているのは分かりました。
    原作でも母と妹に再会したくて奮闘していた節が見えていたので、それをまさに、いま実行中であるのかもしれません。
    セイラの運命、そして母娘の運命や如何に……!?

  • ごきげんよう、瞬間湯沸かし器セイラさんと、クールで強くてツッコミ上手なカーリアさん、ド派手な漫才コンビですけれど、これまで暗澹たる日々を絶望を友にして過ごしてきたクリスティーナさん、そしてそこはかとない不安に苛まれてきたエレオノーラさんにとっては、まさに地獄から天国のような落差に、思わず頰も綻んでしまうでしょうね。
    そうか、こうしてリスクを冒しながらも彼女達の場所へ通うのは、自分のためではなく、情に負けたから、と言うのが如何にもセイラさんらしいですね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもキャラクターに寄り添った感想、ありがとうございます!
    瞬間湯沸かし器と言われて、何故だかツボって笑い倒してしまいました(笑)
    何でだろう……。的確以前に当たり前すぎて、自分の頭の中には浮かんでいなかったからでしょうか……。
    くそっ、こんなので……! という気持ちにさせられるとは!(笑)
    おだ様っ……、恐ろしい子……!

    でも話を真面目に戻しますと、確かにクリスティーナにとっては地獄から天国。子供たちが遊んでいる光景は、実に微笑ましく映った事でしょう。
    そして、最終的に情に負けてしまうセイラ……。
    自己保身は勿論大事なんですけど、これほど無体な環境にある母娘とあれば、無視する事も出来なかったようです。

  • セイラも六歳とは思えませんが、グスティンもとても八歳とは思えませんね…
    しかしいい感じに好印象を与えることが出来ました。セイラはこれから表舞台に出ることは考えていない身、野心のなさも好印象なのでしょうね。

    作者からの返信

    いつも感想ありがとうございます!
    そう、何より野心も恋心も感じさせなかった事が、グスティンにとって好印象だったのは間違いないです。
    だからこそ、もう少し踏み入った関係を構築しようと思ったのでしょうが……。
    いやはや、これが小学生低学年同士の会話と思うと頭痛がしますね(笑)

  • ごきげんよう、理屈や道理は理解できなくても、対等であることが自分と妖精さんとの絆を繋ぐ唯一の方法だと、貴族の娘として本能的に悟ったのでしょうね、エレオノーラさん。
    それだけ、この牢獄の生活を唯一彩ってくれたセイラさんの存在が大きかったのでしょう。
    カーリアさんと漫才で笑わせてくれますしね?
    セイラさんとしては、二年後には逃亡する自分を希望の光とするのではなくて、入れ替わりに助けに現れるであろうグスティンくんの存在を教えることのほうが、この母娘には力を与えられると思ったのでしょうが、きっとそれを神の啓示のように示してくれたセイラさんも、息子と同じくらいに手放したくない希望と捉えたと思います。

    作者からの返信

    ごきげんよう、温かな感想ありがとうございます!
    親からの教育も良く、地頭も良いエレオノーラですから、道理を知らずにいてもどうすれば良いか理解したのでしょう。
    自分からの精一杯のプレゼントが、それを繋ぐ糸になると思ったに違いありません。
    手放し難く、そしてずっと繋いでいたいと思える程に。リボンを選んだのはそういう意味合いもあったかも?
    何より、カーリアとの漫才を特等席で見られますからね!(笑)

    自己保身を最後まで手放さないセイラですから、外から見ると奥ゆかしくも見えてしまうんですよね。
    希望の光を見せたその人こそ、クリスティーナにとって見えた光……確かに、その通りに違いありません。

  • ごきげんよう、クリスティーナさん、さすがに体調が良くなると、幽閉されている身とは言え、公爵夫人としての堂々とした態度と賢さがあるようです。
    それでも儚げな彼女が今日まで生にしがみついてきたのは、ひとえに愛しい娘、エレオノーラさんの行く末を案じてのことなのでしょうね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも登場人物の心を汲み取った感想ありがとうございます!
    そうですね、今日まで挫けずいられたのは、我が子を想っての事に違いありません。
    残したまま死ねない、とは思っていたのと同時、長く続く監禁生活は心を弱くするには十分でした。
    そんな彼女でも、やっぱり公爵夫人としての貫禄はしっかりあるようです。
    彼女の凛々しさを、どこかで見せられたら良いのですが……。

  • ごきげんよう、うふふ、やっぱりカーリアさん、隠れてセイラさんのサポートをしてくれてましたか。
    しかもそれをドヤ顔で登場するなんて、カッコいいツンデレさんです。
    エレオノーラさんが本当に絶望の只中で蹲っていたところへ突然光が差し込んだ、そんな奇跡を見ているような気持ちになったことでしょう。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    そう、一番に逃げ出したかと思いきや、準備万端整える為に行動していたという……(笑)
    うふふ、おだ様に褒められたとなれば、カーリアも無表情でドヤ顔さらしている事でしょう!
    エレオノーラにとっては……どうなんでしょうね?
    光が差し込んだのも間違いないでしょうけど、やっぱり困惑の方が大きかったのかも?(笑)


  • 編集済

    ごきげんよう、幼いエレオノーラさん、しかも幼心にもこの生活が豪奢な牢獄だと朧げながらにも感じつつある状況で、儚げな母親の苦しむ様子を見て、どれほどの絶望を感じたのかと考えると、涙が滲んでしまいます。
    なるほど、肺炎。
    現在でも日本人の死因ナンバーワンですものね。ただ、元となる病気が悪化しての肺炎で死亡、ですからクリスティーナさんの場合も何かあるかもしれませんが。
    それにしても公爵家にとって、この母娘への仕打ちは、緩やかな極刑だったんでしょうね。
    高位貴族にはこのような幽閉からの病死で世間を誤魔化しつつ、と言うのは多かったでしょうが、これはセイラさん、助けざるを得ませんよね。隠れているカーリアさんの反応も気になります。

    脱字だと思うのですが、
       いえ、食べたくからって……。
     → 食べたくないからって
    だと思うのです。違うかしら?

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも丁寧に読み解いて頂きまして、ありがとうございます!
    エレオノーラにとっては物心ついた時には、既にこの生活でしたから言うほど不満はないけれど、でも母の様子から子供は敏感に感じ取ると言いますからね……。
    ここが牢獄みたいなものだと、朧気に感じていたようです。
    そして、元より儚げでありつつ、最近気弱な所を見せる事が多くなったクリスティーナです。
    心細さは普段の物とは比較にならなかったでしょう。
    それに緩やかな極刑、という表現がまさしくその通りで、これは公爵家というより義母に当たるエリーザベトが私怨でやった事ではあるのですが……。

    そして、いつもいつも誤字報告ありがとうございます!
    修正させて頂きました!

  • ごきげんよう、なるほど、まさしく継続は力なり、を地で行く、日本の勤め人の王道を根気良く続けてきたセイラさんの勝利でしょうね。
    村人達の信頼獲得も、エレオノーラさん母娘の妖精さんプレゼントも。
    そうか、草属性で薬草も手配できるんですね。
    戦闘以外はなんだか万能ですよね。
    遂にエレオノーラさんに見つかりましたが、ここは一番、開き直ると見ましたが、如何に!?
    カーリアさんはこの状況が妖精さん脱出のチャンスと考えて隠れたように思えます。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも温かな感想ありがとうございます!
    妖精についても、反応ないしもういいや、となっても可笑しくなかったところ、それでも続けたセイラの勝利なのは間違いないでしょうっ。
    ここぞとばかりに、草属性には役立って貰っています。
    希少属性だし、何か色々出来ても良いでしょう、とアレコレ便利に使っちゃおうかと(笑)
    そして、モブ悪役令嬢とシン悪役令嬢、邂逅の時……!
    カーリアは即座に姿を消してしまいましたが、果たしてセイラはどう出るのか……!?

  • 成果を得た先 その2への応援コメント

    逞しいですね。

    お菓子のやりとりには笑ってしまいました。
    でも、ちょっとぐらいはばれないよね……って、つまみ食いは誰でも通る道でしょうか。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    この二人は常にこんな馬鹿な言い争いしますよね。飽きないんでしょうか?(他人事)
    本人としてはきっと毒見のつもり、とか言い訳してたと思います。
    でも美味しいお菓子は、一口で済む筈ないですものね。
    更に一つ、もう一つ、とやった結果が今なのかもしれません(笑)

  • ごきげんよう、クリスティーナさん、もうかなり精神が磨耗してしまっている様子ですよね。
    かのじよは彼女自身の人生を、この時点で殆ど諦めてしまっていて、だけど目の前にいる無垢な我が娘の為、唯その一点の為だけに諦め切れず、そしてだからこそますます己の心を傷つけているのでしょう。
    セイラさんの小さな、だけど優しいプレゼントがこの母娘の日々を少しでも癒せますように。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    そうですね……。クリスティーナはもう、かなり参ってしまっています。
    謂れのない虜囚生活を強いられているも同然ですから、そうなるのも当然ですけど。
    でも仰る通り、彼女には愛しい我が子がいて、この子の為に生きていると言っても過言ではありません。
    誰一人助けてくれず、鬱々とした気持ちが重ねっていたところに、あのプレゼントですから、少しは気分を明るいものに変えてくれたかもしれません。

  • 守るべきもの その8への応援コメント

    ごきげんよう、このシチュエーションを見てしまったなら、蹴りも殴りも出来ませんよね。
    セイラさんもおそらくはエレオノーラさんが単なる悪役ではなく、その背後にある人生や辛い過去、悔しさや腹立ちは想像できていたと思いますが、それが現実の光景として目にしてしまえば、彼女の事です、何か出来るのでは、と考えてしまいますよね。
    カーリアさんも彼女の過去や人生がセイラさんの想いを理性では否定しつつも、感情として苦笑を浮かべていそうですよね。
    エレオノーラさん、この幼い日、お母様との楽しいダンスレッスンが途切れた刹那に見てしまった母の涙。
    こらが原作での彼女の原体験であり、以後の行動原理となるのでしょうね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも丁寧に読み解いて頂いて、本当にありがとうございます!
    これを見た後で、それはそれとして……、と蹴りに行ったら神経が図太いどころじゃないでしょうね(笑)
    セイラはこれまで、メインの登場人物は小説の中の人物と思っていたのですが、その人物たちも生い立ちがあり、苦難があったと目の当たりにしました。
    そうなれば、セイラはやっぱり立ち上がるでしょう。
    それはそれとして……、と蹴りに行ったら面白かったかもしれませんが(笑)

    カーリアも、そうですね。
    口ではどうとでも言いますが、その裏では苦笑していそうです。

    エレオノーラは正に、この時の母の想いを実現しようと、原作では躍起になっていました。
    強烈に刻まれた原体験ですが、こちらの方では強い想いにはならなそうです。

  • グスティンと接触したセイラ、第一印象は大事です…!頑張れっ!
    しかしセイラの話す内容を思うととても六歳とは思えませんね…

    ふと原作知識を出してしまって危うい橋を渡ることになってますが、上手くいくことを信じましょう!

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    人の出会いは第一印象と言いますからね。
    とはいえ、セイラは自分が六歳である事を時々忘れてます。
    ふと素が出るというか、現代人的思考もそれと気付かず口にしてたりしますし、色々と残念なのです(笑)

  • 守るべきもの その7への応援コメント

    ごきげんよう、い」、前話で乱暴なことをセイラさん、仰ってましたが、冗談だと思っていたら本気だったんだ!
    エレオノーラさんに会う目的がどうであれ、セイラさんの行動原理の底辺にあるのは、彼女と彼女のお母様に対する憐憫と同情(ついでにグスティンくんへのそれも)だと思うのですが、それって読者と言う視点からの感情ですよね。
    それを実際の次元に下ろしてきた時の感情の起こり方と想いの向け方、セイラさんがどうするのか、興味津々です。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつも感想ありがとうございます!
    セイラも時々、自分で制御できない感情が表出します。考えなしで行動し始めるのは、大抵そういう時ですね。
    そして実際、原作を知ってるセイラといえども、エレオノーラに向ける感情は悪感情ばかりじゃありません。
    おだ様が仰るように。憐憫と同情が根底にあります。
    とはいえそれも、グスティンへの憐憫があったからこそではありますが。
    そしてこの先、セイラも原作で知らなかったエレオノーラ母娘の姿をその目にします。
    それを見てどういう思いを向けるのか、是非見届けて頂けたらと思います。

  • 守るべきもの その6への応援コメント

    ごきげんよう、ううん、転生をさらりと流された時点で素直に未来を離せなくなってはいましたが、確かに伯爵家の問題って、伯爵家だけで済む話じゃないのですよね。
    必ず公爵家が絡んでくる、と言うか、公爵家が絡んでいるからこそ解決が困難になっていますものね。
    でも勘の良いカーリアさんですから、とにかく少しでも話しておく方が良いと思われるのですが。
    陰で変に動かれる前に。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつもしっかり物語を読み込んだ感想して頂けて、感謝しております!
    そうなんです。父が不甲斐なく享楽的なのは間違いないのですが、その前提として公爵家があるんですよね。
    分家筆頭として公爵家に最も近い、その立場は捨てられないし、他に奪われたくもない。
    だから、公爵閣下に追随するしかなく、それで今の状態があります。

    確かに、カーリアには詳しい話をしておくべきと思うのですが、セイラも変なところで潔癖なところがありますから……。
    それに、最終的に夜逃げ同然で逃げ出すだろう、と予想しているので、それに巻き込まない為にも教えない方針でいるようです。

  • 守るべきもの その5への応援コメント

    ごきげんよう、飄々として時にものすごい迫力ある空気感を醸し出すカーリアさん、傭兵の過去を持つと言われてなるほどと首肯してしまいますね。旅団全滅でこの国に流れ着いたと言うからには、その飄々とした態度でなければ溢れてしまう想いがあるのだろうと想像できます。
    それを察して受け止めようと態勢を整えて待つセイラさんに、社会人としての大きさを感じました。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    普段は飄々としているのも、失ったものを思うからこそ、そう見えるようにしているのかもしれません。
    口では大した事ない風を装っていますが、家族同然の人たちを失って、何も思わない筈ありませんもの。
    それを察して深く聞こうとしないのも、やっぱり年相応の精神性じゃないからでしょうね。

  • 認められない現実 その7への応援コメント

    フレデリックの態度は相変わらずですね。まさかセイラの人格が別人に入れ替わってるとは夢にも思わないでしょうし、それが自然なのでしょうけど…

    彼女が親近感を抱くグスティン、どんな人物なのか気になりますね。
    聡明なようですが女性には冷淡、と…仲良くなれるでしょうか。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    あの父はもう、セイラを完全に見限ってしまってますからね……。
    見限るというより、傷の付いた宝石は無価値と断じていると言いますか。
    まるで人が変わったようだ、とは思っても、だから別人になってるとは思わないのも間違いないですしね。

    何かと無能な貴族が多い本作ですが、その中でもグスティンは間違いなく有能と断言できる人物です。
    でも、有能だからこそ相手に困るという事も……。

  • コメント失礼します。
    今回のエピソードで心に残った場面は「何とかしたいと思うなら、自分から動かないと何も変わらないわよ。気に食わないっていうなら、それを覆す為の努力が要るの」と言っているところです。つい受け身になって、政治が悪いだの、あの人が悪いだのと考えがちですが、そうではないと。セイラさん、農家修行をがんばろうとしているものね。魔法の力を借りているけれど、それも、やはり疲れるようです。
    うまく農家になりきることができるのか、刮目して読んでいこうと思います。

    作者からの返信

    いつもコメントありがとうございます!
    そして、嬉しいお言葉をありがとうございます!
    自分の書いた文章が、誰かに気に掛けて貰えるのは、文字書きにとって嬉しい事です。
    セイラの農家修行は、その実自分の将来を見越しての打算ありきのものですが、そんなセイラと村人の間に何が生まれるか……。
    読み進めて頂けると幸いです!

  • 守るべきもの その4への応援コメント

    ごきげんよう、なるほど、クマさんは土の奔流に弱らされて、挙句落とし穴にハマって撃退された。草属性の魔法で拘束されて首を絞められるか硬い木とかで貫かれるかと思っていたのですが、なんだかこの本編展開の方がリアリティがあって、いっそうセイラさんの奮闘が胸に染み込むように思えました。
    良かったです、本当に。
    それにしてもカーリアさん、最後にナイフを突き出すだけで逃げたって、余程明確な殺気なり、強者の風格があったのか。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    ちょっと熊さんご不憫回でした。
    魔法で翻弄されて、体力削られた所に男衆が怒声あげながら殴り付ける……。
    非情に原始的というか、粗野な感じなのですが、荒事に全く慣れていないセイラですから、初戦としてはこんな感じかな……と。
    本当はもっと戦闘めいた事させたかった思いがあるのですが、いきなり出来ちゃうのも変かな、と思ってこういう路線になりました。
    セイラの奮闘が胸に染みたと言って頂けて、悩んで書いた甲斐があったというものです(笑)

    そして、この時のカーリアです。
    後ろ姿しか見えてないセイラには当然、分からない事なのですが、ナイフを突き出した時のカーリアはその顔に殺意を滾らせ、脅しに掛かっているという設定です。
    状況的に見る機会を逸したセイラは、むしろ見なくて良かったと思う事でしょう(笑)

  • 守るべきもの その3への応援コメント

    ごきげんよう、クマさんとの闘いは今は横に置いて、カーリアさんがますます謎めいた、素敵な姉御として魅力を解き放っていますね、惚れてしまいそう!
    アサシンだったのかしらと思わせるような暗器の扱い、気配に敏感で、だけどどんな時でも冷静で肝の座った凛々しさを感じさせます。
    ただ単に治安の悪いダウンタウン出身とは思えない過去がありそうですが、そんな彼女だからこそ簡単にセイラさんに靡かなかったのだろうし、ここまでの覚悟をしましたからこそ、プロフェッショナルとして、雇い主とのフィフティフィフティの信用を渡したのだと思えます。

    作者からの返信

    ごきげんよう、またまた鋭い指摘とご感想、ありがとうございます!
    カーリアの謎が増えていきますが、謎を纏うほど女は美しくなると言いますし……。
    でも確かに、アサシンめいたものを感じますよね(笑)
    簡単に靡かない理由も、プロとしての矜持あってこそ、というご指摘は正にその通りです!
    近々、その理由も判明しますのでお待ち頂ければ……!

  • 守るべきもの その2への応援コメント

    ごきげんよう、カーリアさん、ここで本当の伯爵家の臣下なら、たとえメイドと言えどもお嬢様を諌め守るべきところなのですが、本文中にもある通り、セイラさんを試している、覚悟を決めろ、今日までの奮闘の日々をオシャカにするなと檄を飛ばしている、そんな風に思えます。なんだかカッコいい。
    騎士団常駐でもない限り、即応体制を整えるのは無理ですよね。ただ、伯爵のサインがなくても急報を飛ばせる態勢は整えておくべきだったのでしょうご、お父様、それさえしていなかったか。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    そうなのです。カーリアは本当なら、諫めて帰らせるべき所なんですよね。本人の弁など聞き耳持たず、と強制的に引っ張って行っても良かったぐらいです。
    でも、表向きは止めているように見えて、本当はその真逆なのでした。
    騎士団は農村一つに常駐してたりしませんからね……。即応できず、どうしても時間が掛かってしまうものと、セイラがよく理解していたら話は違っていたでしょうかね?
    どこまでも足を引っ張る父ですから、やっぱり難しそうってイメージが付きまといます(笑)

  • 守るべきもの その1への応援コメント

    ごきげんよう、魔獣の出現、クマさんの魔獣ですか。リラックマみたな子だったら可愛いのに。背中にチャックついていませんか、エリクさん?
    ってこれ、最近、よく聞きますよね、TVのニュースとかで。
    札幌や神戸でクマさんがエサを求めて人里に降りてきた、なんて、やっぱり森での閉じた生活が苦しくなるから、そんな原因と同じだと考えると、カーリアさんの言う通りかもしれませんね。
    もしくはセイラさんの企てを知った反対勢力が、彼女を潰そうとして森から魔物をおびき寄せた? いや、これはさすがに考え過ぎか。
    騎士団に退治してもらったら、その事後処理とかでお父様に知られそうですよね。
    ここはセイラさんが頑張るしかないのか!? 無茶ぶりですけど。

    作者からの返信

    ごきげんよう、何かとタイムリーなネタですよね!
    いや、まさしく何か獣に襲わせようと考えた時、そのニュースが頭に浮かびまして……(笑)
    じゃあ熊でいいか、と採用されました。
    でも、ご安心を。これはどこぞの勢力も関係ない、単なる獣害でございます。
    村には珍しい事ではありますが、そうした被害が出る事はあるので、要請出すだけなら大して気に掛ける事はないだろうと思います。
    でも、ここで頑張らないのはセイラじゃないでしょう!
    主人公として踏ん張ってもらいましょう!

  • ごきげんよう、ううんそうか、伯爵の親分である公爵家の方も比重は自家に比べて軽いかもしれないけれど同時に対策を講じておく必要があるかも、ですね。
    お父様がボンクラでいくらでも誤魔化せても公爵家にはセイラさんですら一目置く次期公爵、グスティンくんがいて、独自に動き始められたら(一度、思い切り煽ってましたしね)セイラさんに支障が及ぶケースも考えられますものね。
    セイラさんは既にオルガスさんやカーリアさんの前では年齢を誤魔化す努力を放棄していますが、それでも最終的な一歩を踏み出す時はその中身ではなくて外見年齢が障害になるんですよね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつもこちらが嬉しくなる考察ありがとうございます!
    そうなんです、比重は幾らか軽くとも、やっぱり本家対策は必要です。
    いずれはこちらから明かす形になろうとも、それは今じゃ困る訳で……。
    そして、有能な家臣団を既に得ていると思しき、有能グスティンがこちらを窺っている可能性も。(セイラが煽るから……)
    そしてまたまたご指摘通り、最終的一歩を踏み出す時、その枷は外見年齢がネックとなるでしょう。
    彼女も心の中では、既に開き直っていそうなものですが……(笑)

  • ごきげんよう、なるほど、物販だけに頼っていた狭い経済循環を、交易による外貨獲得のグローバル経済にまで広げようと言うわけですね。
    織田信長さんのやった尾張経済圏内での関所廃止と楽市楽座による自由経済推奨にも似た次元の違う経済政策ですから、ダメ親父なお父様でなくともそこまで飛躍した発想は難しかったかも、ですね。
    ただし、どんな政策を取るにせよ、最後に絡むのは物流の効率化ですから、それを潰したお父様はやっぱり近視眼的な発想しかなく、比して先代様はやっぱり転生者っぽい発想の持ち主に思えますね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    そうなのです、物流は経済活性に無くてはならないものですからね。
    ダメ親父は当然、そんな見通し立てられないので仕方なしとして……先代様は、仰るとおり転生者っぽい発想してますねぇ……。
    実は転生者なんじゃないかな?

  • ごきげんよう、オルガスさん、すっかりセイラさんを崇拝する信者になっちゃってますが、未来が知らない人々には当然セイラさんの抱える危機感はわからないわけで、となるとなんと遥か先まで見越して壮大な自己犠牲をもってして大地に慈愛を振り撒く方なのかと感激してしまいますよね。
    彼女の自己犠牲精神は、いずれスタコラサッサと逃げ出す前提があるから、そこのすれ違いがとても素敵で楽しいですよね。
    それにしても三年先にその意味を持たせるとは、これまた素敵で美しいトリックですね。
    普通に考えれば三年間で新品種を他領にも拡大させる時間だと思うところを、実はセイラさん破局の回避アロハンスでカバーするとは。
    海雀さまの豪腕、堪能させて頂いております。

    作者からの返信

    ごきげんよう、流石の考察して頂きまして、ありがとうございます!
    オルガスはカーリアからも信奉者と評されていますので、完全にお嬢様贔屓な言動になっております(笑)
    本来、常人なら不可能と思える事を、率先して行う姿が見えるからこそ勘違いしてしまうんですけどね。
    そう、まさに逃げ出す前提でいるので、そのすれ違いがいっそコミカルかなと思っております。
    順調に事を運び、実績も出来つつあると見せ掛けつつ……ですからね。
    三年後は時限爆弾のタイマー的役割でもあります。
    果たしてセイラは無事、逃げ出すこと叶うのでしょうか?
    引き続きお楽しみ頂けると嬉しいです!

  • 認められない現実 その6への応援コメント

    着々と自立の準備をしているセイラ、冷遇していた妹に掌返しする両親に未練はないながらも、心の底に残る元の人格は悲しんでいるようで…辛いですね。

    物語の中では彼女はセイラのまま、このまま冷遇され続け断罪されたと思うと悲しい限りです。

    作者からの返信

    いつも感想ありがとうございます!
    セイラと聖羅の人格は融合……統合? していて聖羅主体な感じになってますが、やはり幼い心が残るセイラは親の愛を焦がれてしまっているようで……。
    そうなんですよね……。
    本来の物語では、愛して貰おうと平身低頭、媚びを売るような性格となってしまって、冷遇されたまま何一つ取り返せないまま断罪ですからね……。
    とことん辛い境遇のキャラでした。

  • ごきげんよう、妹への憐憫の想いや、国家としての対応の限界、他領や外国との関係、その果てにある食糧危機をキッカケとする階級闘争の激化まで、やっぱりセイラさんの立ち位置はこの時代からすれば高くて、だからこそ異質、特に支配階級から見たら恐怖の対象かも知れませんね。
    その意味でセイラさんの高みと現実を繋ぐ役割のオルガスさんは味方にしておいてよかった存在ですよね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、鋭く踏み込む感想頂きまして、ありがとうございます!
    そうですね、セイラの思考はナチュラルに俯瞰視点なので、平面的な捉え方をしているのが基本の時代では異質すぎるんですよね。
    この才知が公になると恐怖の対象になり得る……のですが、グスティンもまた非情に有能なので、排斥より取り込もうとするでしょう(笑)
    オルガスは早い内に味方に出来て良かったですよね。
    彼も彼で優秀なうえに、伯爵家の後継者として望んでいるので、セイラが優秀な分には文句ないでしょう。

  • ごきげんよう、ああ、なるほど!
    草属性は品種改良の組み合わせ実験に最適なのか、気が付かなかったです。
    よくあるチート転生物だと、促成栽培とか大量栽培とかに目が行きがちなのですが、そうか、そんな使い方がありましたか。
    でも品種改良は掛け合わせの組み合わせを根気よく試すしかない、それをあの偶然の能力発現から五年かけて、、、。
    その根気にセイラさんの本気を見ました。
    おめでとうございます!

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想ありがとうございます!
    魔力を流して促成栽培、大量栽培は、セイラが居ないと成し得ないですからね。
    セイラは自分がいなくなる前提で考えているので、誰もが実りを作れる品種作成という形で提供する事にしたのでした。
    とはいえ、それも茨の道……。
    でもセイラの執念が、気が遠くなるような実験の果てに見つけ出しました。
    読者的には凄くあっさりな感じでしたけど、長々と引っ張るのも……と思ってこうしました。
    おだ様から褒めて頂いて、セイラもきっと喜んでますよ!

  • ごきげんよう、そうか、ワイン作りと葡萄栽培だけがピンチだったわけではないのですね。
    農作物全般の不作と食糧危機。
    それすら頭に思い浮かばない領主様、どこまで脳内お花畑なのか。
    こうやってセイラさんが頑張ることで領民は助かる。けれどひっそりと領主も助かっているのは、なんだか皮肉ですよね。
    脱出も良いけれど、領主の座簒奪に舵を切った方が、領民は喜ぶのではないかしら?
    あ、その前に、領主の借金とか犯罪行為を止めなきゃならないのか。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも物語に真摯な感想、ありがとうございます!
    そうなんです、ワイン作りが盛んなのでそちらをフォーカスされてましたが、農作物全体の問題でもあるのですね。
    どうせ手を抜いていただけ、鞭で叩いて働かせれば良い、などと浅はかな考えしかしてない領主は、どこまでもお目出たい男です。
    それもまた、どこかで自分の評価を低く見られていると感じているからでもあるのでしょうが……。

    領主簒奪を決意すれば、それを賛成する人は多いでしょうね。
    でも、する気がないのが問題で、領主の犯罪行為を止める手立てがないのも、また問題なんです。
    公爵閣下の接待を止めれば良い話なんですが、その立場だからこそ甘い汁を啜れる訳でもあるので、決して手放そうとしないのです。

  • ごきげんよう、五年もの時を、セイラさんは家や両親に対抗しつつ、全力を領内の農地改革に挑み続けてきたのですね。その結果、豊作と言う成果はもちろん、そのある意味貴族らしからぬ、そしてある意味領主に相応しい姿を見せて、領民との確固たる関係を築いてきたのでしょうね。
    そしてご両親との関係も。
    貴族らしい親子関係が、セイラさんの思う親子関係とは違った、それだけのことですが、やっぱり悲しいですよね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    いきなり五年も年代スキップしてしまいましたが、既に十分幼年期が長かったので切り替えを。
    少々味気無さもありますが、農地改革に挑み続けた甲斐あって、豊作を作れる環境が出来上がりました。
    そして、その努力を近くで見ていた領民と、固い絆が結ばれました。
    色々と順調そうに見えますが、家族との仲はやっぱり低迷中です。

  • 幕間 〜カーリアの回顧〜への応援コメント

    ごきげんよう、カーリアさん、まさかオルガスさんのスパイ? なんて思ったのですけど、どうやらそれぞれが相手の有用性に気付いて、自然と連帯した感じですね。
    お互いに違う権能を持ってますから、分担するには丁度良いのでしょうね。
    先代様と似ている、何やら暗示的な感じもします。まさか先代も転生者? なんてことはないかも知れませんが。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    最初は勘違いさせる様な描写でしたが、セイラについて見識を深めようの場を設けていた感じです。
    互いにセイラを大事に思っていますから、より良い形で支え合っていけるよう、こうした話し合いをしていたのでした。

    先代様については、これ後から読み返すと、おだ様の仰るとおり転生者にしか見えないんですよね(笑)
    この時は本当に深く考えていませんでしたので、先代様は違います。
    本当に賢く、良く出来た御方でした、という話なのですが……実は! という展開にしても面白いかもしれませんね。

  • 成果を得た先 その7への応援コメント

    ごきげんよう、ああそうか、魔法で育った植物と自然に育った植物、その栄養状態に違いがあるかどうかがわからないから、堆肥になるかどうか不明と言うことですか。
    でも確かにセイラさんの畑は言ってみれば裏帳簿、隠し資産ですから都合が良いですよね。
    発覚して因縁つけられるくらいだったら研究施設扱いで公にしておくのもナイス判断ですよね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    確かな観測結果は出していないので、やっぱりそこは気になるところ……。
    とはいえ、軽いネタバレをすると、他の畑でも問題ない品質が出来上がるのですが。

    セイラの畑は扱いが難しいからこそ、下手に隠すより施設として登録した方が後から言い逃れし易い、という判断でした。
    とはいえ、その難癖付けて来るのが伯爵なので、やっぱり面倒になるのは避けられないんでしょうけど……(汗)

  • 成果を得た先 その6への応援コメント

    ごきげんよう、おお、ここで草属性が目覚めましたか!
    追い込まれた危機的状況でこそ真骨頂を発揮する、なるほど、このストーリー展開は熱いですね!
    ここで制御を会得すれば、それこそ農業系には色々応用できそうですよね。
    セイラさんは本当に見る目がフラットですよね。農民にも貴族にも、そして第一次産業側にも第二次、第三次産業側にも、そして自分にも。
    そしてその底辺には、母性があるようにも思えます。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも温かなお言葉をありがとうございます!
    長らく引っ張って来た草属性ですが、ここで花開く事になりました。
    失敗、あるいは窮地からの脱出はお約束ですが、やっぱり熱い展開ですよね(笑)
    そう、そしてまさに、この制御をモノにして農業系に応用するつもりですよ!

    そして、セイラの根底には母性がある、というのも仰る通りです。
    自分なりの展望がありつつも、村民を利用するではなく、応援する形で手を出すのも、そういう部分があるからでしょう。

  • 成果を得た先 その5への応援コメント

    ごきげんよう、うん、素敵な演説でした。
    口先だけではない、だけど微妙な本音は隠しつつ、己の姿と現実だけを見据えてもらおうと言う、ある種の覚悟は充分伝わったことでしょう。夢を語り過ぎて浮き足立たせることなく、しっかりと現実の大地に足を下ろした、それが元々大地にしがみついてきた農民の皆さんの心を掴めたのだと思います。

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想ありがとうございます!
    セイラなりの事情もありますから、全てが本音ではないですが、それでも本心は伝わってくれたみたいです。
    将来的に彼らには、味方になって欲しいところですから、良い兆候なのではないかと思います。

  • >『昏倒させた上で、鼻薬を嗅がせました』

    カ、カーリアさん……
    姿が見えないと思ったらそんなことをしていたんですね。😅
    でも、グッジョブです!👍

    作者からの返信

    いつも感想ありがとうございます!
    やってる事は、親指立てて褒めてあげたいところなんですけど、やっぱりやばい事してますからね。
    無表情でサラッとこんな事してるから、セイラにも変わらずヤバい奴扱いされるんですよ(笑)

  • 成果を得た先 その4への応援コメント

    ごきげんよう、セイラさん、毎日が冒険ですね、お母様の締め付けにも腹を括って完全対抗、この強靭さは確かに企業で鍛えられた社会人のメンタルなんでしょうね。
    農家の大人達も子供と一緒に遊んじゃう。
    農閑期でもあり、何より娯楽の少ないこの時代の庶民としては、機会を逃さず遊ぼうとするのでしょうね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも温かな感想、身に沁みています!
    セイラ、毎日がサバイバル、になり掛けてますけど、何ともしぶとい奴ですね。強メンタル過ぎて、逆に引かれないかと心配になります!(笑)
    そう、この時代の娯楽は、そう多いものじゃないでしょうから、突然現れた遊園地にはそりゃ殺到するだろう……といったところで。
    お陰でやっぱりセイラは死ぬ目に遭ってますけど(笑)

  • 成果を得た先 その3への応援コメント

    ごきげんよう、ここでいよいよ草の出番が!
    と思ったらお預けですか。
    でも教本もない、それで何が出来るのかわからない、となれば、確かに訓練する気にはならないですよね。
    どんな魔法が使えるのか、森を守るえるふ、みたいなファンタスティックな魔法なのかしら?

    作者からの返信

    ごきげんよう! 出番と思いつつ、まだ焦らす系でございます!
    草……というか、希少性の高い属性については、完全に手探りしかない為、簡単じゃないんですよね……。
    それこそ、研究者の如く没頭して見つけ出すか、ある種の偶然に期待するしかありません。
    どういう魔法が使えるかは、それこそ教本がないので明確には出て来ませんが、それでも結構幅が大きく応用が利く、という設定ではあります。

  • 成果を得た先 その2への応援コメント

    ごきげんよう、いやいやセイラさん、そりゃこれだけの改革を推し進める貴族家のご令嬢なんですから、周囲からは領地改革と見られますって。
    今の状態から家を見限り脱走して自活しようとする、なんて誰も思わないでしょう。
    でも確かに、この良い方向への勘違いはカモフラージュになり得ますよね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつも感想ありがとうございます!
    そうですねぇ、やってる事、まるっきり領地改革そのものですもの。
    その真意に気付かない、気付けないのは良いカモフラージュになっていると言えるでしょう。
    今回は身から出た錆ともならず……ならないと良いですよねぇ……。

  • 成果を得た先 その1への応援コメント

    ごきげんよう、ううん、カーリアさんの言う通り、本来ならここは我慢一択のところだったんでしょうね。
    でも農家の子供達や家族と親しく交わってしまった、その楽しさが、お母様への反抗に繋がった、それはきっとセイラさんもカーリアさんだってわかっているのでしょうが。
    これが躓きにならなければ良いのですが。

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想ありがとうございます!
    我慢のしどころ……セイラも頭では分かっていたんですよねぇ。
    セイラにとって、家族の温かさを与えてくれるのは村だけで、それを蔑まれたのも、我慢できなかった理由の一つだったでしょう。
    でも、障害が一つや二つ増えたぐらいで、へこたれるセイラじゃありません。
    へこたれない主人公、セイラちゃんをこれからもよろしくお願いします!

  • ごきげんよう、あはは、策士、策に溺れるの好例でしたね。
    でもお見事でしたセイラさん。
    結局、魔法は土と水だけでプロの農家さんが絶賛する収穫を得たのか。
    やっぱり土壌改良ご一番効果があるんですね。

    海雀さまの葡萄、ワインに関する知識が凄いですね、余程念入りに勉強されたのか、それともセイラさんのモデルは海雀さま?
    どちらにせよその知識量が物語の面白さをアップさせていますよね!

    作者からの返信

    ごきげんよう、楽しく読んでくれて嬉しいです、ありがとうございます!
    策士策に溺れたセイラですけど、どこか抜けてる彼女らしい失敗です。
    微笑ましく見てられる失敗でもありますしね(笑)
    はい、作物そのものに魔法を使うではなく、土と水という土壌改良で成果を出しました。
    セイラがしたかったのは、誰でも同様に自力で成果を作り出す事だったので、それが実現してホッとしている事でしょう。

    ところでワタクシ、ワイン全然飲めません……。
    この作品でワイン作らせようと思った時、結構な時間を割いて調べました。
    お陰でなんちゃって知識だけなら相当付きましたよ!(笑)
    そのお陰で面白さアップと言って頂けたなら、苦悶に喘いで調べていた甲斐があったと嬉しくなります!

  • ごきげんよう、カーリアの姉御って、体系だった教育こそ受けてないのでしょうけれど、ツッコミの鋭さや勘の良さ、理解力の早さ、よほど地頭が良いのでしょうね。
    実は産業スパイだった、なんて言われてもうんうん頷いてしまいそう。

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想ありがとうございます!
    そうですね、いわゆる学校教育は受けていないので、少し賢すぎるぐらいかもしれません。
    でも、鋭い観察力や思考力が必要な世界で生きていたので、何かと頭の回転は速いようです。
    でもスパイではないのでご安心を!(笑)

  • ごきげんよう、ここまでは、おまけのはずの属性が予想以上の大活躍でした。後は草属性ですけど、主役な属性だけに興味津々ですね。
    でも貴族としては、土、水、草と農業の神様みたいな属性も役立たずと言われるのは、貴族制の硬直が極まっていると見るべきなんでしょうね。
    ところで誤字だと思うのですが、
      誰も手を付けて筈なのに復活していれば、
        → 手を付けてない筈なのに
    もう一つ、
      水を降らたところで
        → 水を降らせたところで
    だと思うのですが、間違っていたらごめんなさい。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも嬉し楽しい感想をありがとうございます!
    そうですね、おまけのわりに大活躍してますし、それなら本命はどうなるの、といった所ですが……もう少し後の出番になりそうです。

    そして、またまた誤字報告ありがとうございます!
    しっかり修正しておきました。
    明らかにおかしいと指摘されたら分かるのに、自分で気付けないのは何ででしょうね?
    妖怪・誤字見過ごしでもいるのでしょうか?(すっとぼけ)

  • コメント失礼します。いつも楽しく拝読させていただいております。
    ついにエレオノーラと大きく関わってしまいましたね。今後の展開が楽しみです!
    それにしても公爵夫人が不憫でたまりません。セイラが公爵夫人を『草』の能力で助けることになるのでしょうか…その辺りからも目が離せません! 
    次回を楽しみにしています!

    作者からの返信

    感想ありがとうございます、楽しく読んで頂いていて嬉しいです!
    はい、本編での天敵となるエレオノーラと、ついに関わるようになりました。
    公爵夫人のクリスティーナは、本当に不憫な人で、完全な被害者です。
    彼女の為にも、セイラには頑張って欲しいですよね!
    どうか彼女たちの活躍を見守ってやってください!

  • 認められない現実 その4への応援コメント

    両親の冷たさが沁みる一方で、カーリアの優しさに救われますね。
    態度には難がありますが、何だかんだ今の所唯一の味方ですものね…。

    それにしても6歳という年齢がもどかしいです。
    まだバークレイ家の没落には時間がありますが、それでもいつ沈んでもおかしくない泥舟…
    悠長にはしていられませんね。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    そうですね、両親が冷たくてもカーリアが傍にいるから、まだしも救われている部分があると思います。
    馬鹿をやって大声だしてると、それだけで気分が盛り返したりするものですから。
    ただ、カーリアは全くそんなつもりはないでしょうけど(笑)

    やっぱり、幼年というのは大きな足かせです。
    やりたい事の多くが出来ず、準備もままならないですからね。
    でもセイラの意志は固く、この泥船から逃げ出す気力は十分です。
    彼女のこれからを、どうぞ見守ってやって下さい!

  • ごきげんよう、搾取階級と被搾取階級の果てしなき闘争の小さな種火、それに着火するのはやっぱり教育ということなんでしょうね。
    まあそこまで話を広げなくても、行政が庶民の暮らしや産業をどこまで重要視しているのか、搾取側の意識レベルの問題ですよね。残念ながら公爵家と伯爵家は不合格。
    それは別として、やっぱりこの時代の農民には大雑把な天候不順程度の意識なのかも。
    セイラさんの社会人時代の知識でどこまで通用するかですね。
    でも本来属性ではない土でここまでとはあっぱれ。
    後は草がどんなレベルなのか、が問題ですね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、鋭い考察混じりの感想、身に沁みて感じてます!
    搾取階級の思うところは、やっぱり如何に締め上げ吸い取るか、という部分にあるのだと思います。
    余りに楽をさせると財を蓄えたりするので、回らないお金は歓迎できないという理屈であるようです。
    締め上げ吸い取った分、何かしらの形で還元できるのが良いのでしょうが、そこまで意識レベルの高い搾取側というのも、あまりない話でしょうね。
    そして当然、現公爵家と伯爵家は、微塵もそんなこと考えてません。

    セイラはやっぱり現代基準、社会人時代の倫理でいますし、その知恵を活用していきたいと思っているようですが、さて……。
    魔力の扱いも少しこなれて来たみたいですけど、未だメインの草はあまり考えにないようです。

  • ごきげんよう、うん、確かにおいそれと簡単にハイとは言えないですよね。身分の違い、封建制度全盛時代、お貴族さまの気分次第の我儘に泣くのはいつだって庶民ですものね。
    カーリアさんはそれを教えたかったのかも知れませんね。
    そうか、ここでオルガスさんの執務室での荒れた畑が効いてくるのか。
    ここを復活させたら確かな実績になりますものね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想ありがとうございます!
    農民からすると、畑の事に勝手な口出しは辟易するところでしょうね。
    でも、ハイハイと頷かなければならず、それで生産が駄目になっても税は減らないと分かってしまう訳で……。
    そう、まさにお貴族様の我儘に泣かされるのは、いつだって庶民ですから。
    さて、セイラは荒れた畑をちゃんと活用できるのでしょうか。

  • ごきげんよう、カーリアの姉御、生まれながらの脳筋、口封じ用の糊とは爆笑でした。
    セイラさんがただのツッコミ担当になってますね。落ちぶれて出奔しても旅の女性漫才コンビとして生きていけそう。
    いよいよ職業体験の開始ですか、ここで何か幸運のヒントを掴めれば良いのですが。

    誤字だと思うのですが、
      スカートの橋を摘んだ。
       → 端を摘んだ。
    だと思うのです。

    それとお詫びをさせて下さい。
    本当にしょうもない感想ばかり、迷惑メールみたいに送りまくってしまって、私ったら海雀さまの返信の手間を考えずになんてことを。
    本当に申し訳ありません、追いつくまでは、少し控えますね。コメント返信もどうぞお気になさらず、執筆活動に注力して下さいませ。
    本当に申し訳ありませんでした。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    そう、二人は最早、阿吽の呼吸でボケたりツッコんだり出来ますからね。
    中々どうして、良いコンビの行楽漫才師としてやっていけるのではないでしょうか(笑)
    はい、そしていよいよ職業体験する事に。
    ここからセイラが何を得るのか、何を思ようになるのか……見守ってやってくださいませ。

    そして、誤字報告いつもありがとうございます!
    中々なくなりませんね、誤字……。注意してるつもりなのですが(汗)

    それと、感想についてどうかお気になさらず!
    おだ様から率直な感想を頂いて、本当に嬉しかったのです。
    沢山読んでくれた事、読んで思った事を伝えてくれるのは、作者冥利に尽きるものですから。
    それに、反省というなら、こちらこそおだ様にそんな思いを抱かせてしまったのがもう、本当に申し訳なくて……!
    休日だし時間あるから、と欲望のままに返信してしまいました。
    最初は四件、五件、それぐらいを返信していこうと思っていたのですが、興が乗ってしまって、こちらこそスパムの如く送ってしまって申し訳ありません!
    返信している間、本当に楽しいひと時でした。
    迷惑と思ったりしていませんので、これからも思うまま感想して頂けたら嬉しいです!(長文失礼しました)

  • 認められない現実 その2への応援コメント

    セイラのご両親の反応、冷たいですね…。実の娘にかける言葉としてはあまりにひどい限りです。
    家族の愛情があればセイラもバークレン家を将来の没落から救う気にもなれたんでしょうけどね…。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    そう、あまりに冷たい反応の両親です。
    貴族の誇りや体面を考える人たちですが、余りに酷い扱いです。
    だから、セイラは没落を防ごうとせず、むしろ積極的に害してやろうと思っています。
    多分、両親から深い愛情を向けられたら、その才気を没落回避に使ったのでしょう。