ごきげんよう、前半までカッコよかったのに、セイラさん、残念!
確かに、戦闘経験がないのは致命的ですよね、色々と格好つけてしまったのがいけなかったのか、カーリアさんがいるから大丈夫と油断したのがいけなかったのか。
だけど
エレオノーラさん母娘をなんとか逃がせたのは良かったです。
いや、カーリアさん、その世界では有名な傭兵ならぬ、アサシンだったんですね、か、カッコいい! やっぱり姉御と呼ばせて頂きます。
この場だとセイラさんが姉御に付き従う役に立たないチンピラ役に見えるのが可愛らしくて素敵です。
さあ、姉御!
やっちまっておくんなせぇ!
作者からの返信
ごきげんよう、いつも温かな声援の如き感想、ありがとうございます!
セイラは特別、荒事に慣れている訳じゃないですからね。
赤熊との戦闘経験はありますが、あれは退散させるのが目的で、矢面にはカーリアが付いてましたし。
でも、虚勢を張ってでも隙を突けまたし、エレオノーラ母娘を逃がす事も出来ました。まずまずの成果と言えるでしょう。
そう、何やらギャグみたいな話でスルーされてましたけど、実はカーリア……その界隈では良く知られた有名人でした。
斥候というのも全くの嘘ではないのですが、獲物を狩るのは魔物だけでもなく……、暗殺者めいた役割もこなしていたようです。
そして、セイラをチンピラ呼ばわりとは!(笑)
おだ様の回りをぴーちく囀りながら文句言う様が、目に浮かぶかのようです(爆笑)
さて、カーリアにはしっかり仕事をして貰いましょう!
こんばんは、海雀様。コメント失礼致します。
拝読させて頂きました前作『記憶を失って勇者モドキ! 〜彼は如何にして、再び世界を救う意志を取り戻したのか?〜』とはまた異なる世界観を、ここまで生き生きと描くことのできる海雀様の知識の深さに圧倒されました。
葡萄の栽培について農作業、作物への知識が乏しくても解りやすく説明して下さり、よりリアリティがありました。品種改良の部分等、一朝一夕では出来ない様子が伝わり、セイラさんのキャラクター性、物語の深さを感じます。
セイラさんとカーリアさんとのやり取りをはじめとした、登場人物達の会話がとても表情豊かだなと思いました。理知的な会話、はたまたコントのようなやり取りまで…くるくると変わる彼等の空気が本当に素敵でした!
ついに原作軸が始まってしまったストーリー、引き続き楽しく追わせて頂きたいと思います。
作者からの返信
月白輪廻様、丁寧な感想ありがとうございます!
前作に引き続き、こちらも読んで頂いて嬉しいです!
農作業や葡萄栽培は、サラっと流しては説得力なさ過ぎるだろうと、しつこくならない形で描写しました。
そこに注目して頂けたのは、苦労した分、喜びもひとしおです。
セイラとカーリアの二人が馬鹿をする、そんな所を書きたいが為に始めた物語ですから、コントしてる二人を見て笑ってやって下さい。
そして物語も終盤、これから佳境に入ります。
セイラは目的を果たせるのか、どうぞ最後までお付き合いよろしくお願いします!