いよいよクライマックスですね。
ドキドキ、ハラハラと同時にもうすぐ完結するのかという一抹の寂しさも。
なんだかオルガスやカーリアの気分です。
作者からの返信
感想頂きまして、ありがとうございます!
ここからとうとう、クライマックス。断罪劇の始まりでもあります。
このクライマックスの為に盛り上げて来た物語ですが、そこに寂しさを覚えて頂けるのは、作者として本当に嬉しいです!
そして、素敵なレビューを頂き、ありがとうございます!
一度読んだあと、すぐ読み直して素敵な紹介に感動しておりました。
そのテンションのまま書き続けていたので、筆が進む進む……(笑)
この断罪が本作の見所ですので、ぶつ切りで読むより一気読みして頂きたい……そう思って書き上げました。
明日は一気に三話更新ですので、どうぞお楽しみに!
ごきげんよう、セイラさんとカーリアさん、もちろんカーリアさんという姉御の性格や心情を考えれば愁嘆場になるとは思っていませんでしたけれど、これでもカーリアさんにとっては充分な愁嘆場ですよね。
それだけ彼女は、雇い主(ではないけれど)への熱い想いを胸に秘めていたのでしょう、さんざん苦労させられたとは言え、その苦労はどちらかというと我儘に振り回されたのではなく(いえ、我儘だっただろうけど)、貴族の令嬢らしからぬ(特に伯爵の娘とは思えない)領民を愛する心、そしてその実現のために形振り構わず突進していく行動力への驚きの方が大きかったでしょうし、給料さえ支払ってくれるのであれば雇ってほしい、そうも思っていたかもしれません。ただプロフェッショナルとしての矜持がそれを口にしなかっただけで。
グスティンくん、公爵閣下として堂々伯爵家へ。
実際のざまぁは彼が遂行してくれるのでしょうが、まさか彼もセイラさんがこれほど素早く、鮮やかに逃走済とは思っていなかったことでしょう。
これで伯爵家への有罪の罰は、いっそう重くなること間違いなし、ですよね。
次回が楽しみです!
作者からの返信
ごきげんよう! いつも温かで、キャラクターの心情を読み解く感想頂けて、毎日読むのが楽しみだから更新頑張ってます!(笑)
そう、この二人の性格上、愁嘆場にはならないスッパリした別れになる……のですが、カーリアにとっては十分、別れを惜しむ表現でした。
カーリアにとって、セイラは常識外も常識外、未知の生物と同じものだったでしょう。
でも、常に前向きで理想を実現する行動力は、いつまでも傍で見守っていたいと思っていたに違いありませんでした。
彼女はプロの流儀を持ち合わせていますが、この時ばかりは、一緒に来てと言われたら付いて行ったでしょう。
ですが、結局口にされず、自分からも求めず、そのまま別れる事になりました。
そして、遂に起きるクライマックス!
断罪劇の始まりです。
セイラが既に居ないと想像していないのは当然、しかし、だからと終わる彼でもありません。
伯爵家への沙汰も、そしてセイラへの対応も、彼はきっと魅せてくれる筈ですよ!
そのクライマックスを、ぶつ切りにお見せするのは忍びないと、頑張って休日返上で書き上げました。
明日は一気に三話更新ですので、どうぞお楽しみに!