応援コメント

原作の呼び鐘 その6」への応援コメント

  • ごきげんよう、セイラさん、ご立派でした。
    人の上に立ち、指示命令を下す、その意味と、結果起こった事態に対する責任の所在を自覚して示すことで、いっそうカーリアさんの信頼を得ることが出来たと思います。
    同時に自分の胸の中に重い後悔と哀しみも抱え込むことになったのでしょうが、それはこれからの歩みの中で、目的を達成していくことで希釈され、けれど決して消えることない瑕疵となるのでしょう。
    カーリアさんもおそらくは、今まで通りセイラさんの傍に立つ為には、アサシンの姿を見せたくはなかったのかも知れませんね。
    それがカーリアさんの中の善性であり、セイラさんへの想いなのでしょうね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも温かでキャラクターに寄り添う感想、ありがとうございます!
    セイラの根底には、父への反発心があります。
    だから不誠実な真似はしたくないし、命令だけして責任は取らない、という行為を嫌がります。
    それが結果として、今の評価を形作った要因にもなったと思います。
    今回の件で、セイラの中にも重いものが圧し掛かりましたが、それでも彼女ならば、上手く乗り越え糧としてくれるでしょう。

    そしてカーリアも、半分は主人として認めているからこそ、かつての自分を怖がり否定される事を恐れました。
    でも、それでも自ら隠さず打ち明けたところに、彼女の善性は確かにあるのだという証明でもあるでしょう。