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ごきげんよう、ああ、セイラさんの真の目的を考えれば、グスティンくんから母と妹の命の恩人と捉えられるのは拙いでしょうね。逃げられなくなるどころか、伯爵家存続の手柄になってしまいますものね。
でもエレオノーラさんからすれば、今日までの辛い日々を唯一助けてくれたセイラさんの別れの言葉、納得などできるものではないでしょう。それはカーリアさんも同じ。
このまま出奔するのはちょっと無理そうですけど、エレオノーラさん達に口止めしてこのまま近寄らないつもり?
でも口止めしても無駄なような気がするのですが。
セイラさん、もう、視野狭窄気味かも?
ここは手柄にしておいて、次の没落チャンスを狙うこともできるでしょうに。
このまま出奔するのはちょっと無理そうですが、口止めして二度と近寄らないとか?
でもエレオノーラさん、絶対話してしまう様な気がしますね。
作者からの返信
いつもキャラクターの心情まで詳しく読み込み、素敵な感想頂きましてありがとうございます!
そうなのです、セイラとしては御家への復讐も目的としておりますので、存続の手助けとなる手柄は立てられないんです。
でも、それを思うあまり視野狭窄となっている、と指摘されても仕方ありません。
もっと別の機会を窺ってもよいのでは、と思うんですけどね。
原作での没落は夏頃とあったので、それまで時間はある訳ですし。
でも、焦りというか、絶好のチャンスを逃がしたくない一心が、先に出てしまった形です。
エレオノーラにしても、ここまで絶対的な味方ぶりを発揮し、育んできた友情は捨てられないでしょう。
口止めしようにも、それは難しそうというご指摘もまた、正しいと思います。
そして、その発言がセイラを助ける事になるかもしれません。
編集済
コメント失礼します。
遺体の処理は正規兵が来たことで何とかなりそうですが、セイラとエレオノーラ、二人の友情はここで崩れてしまうのでしょうか……次話が楽しみです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
死体に関しては、そう問題にはならないでしょう。
証拠として騎士団が引き取ってくれる筈ですし、清掃までしっかりしてくれるんじゃないでしょうか。
ただし、二人の友情はここからどうなるか分かりません。
セイラとしても、進んで捨てたい友情ではなく、やむにやまれぬ、と考えての事ではあるのですが……!