ごきげんよう、クリスティーナさん、もうかなり精神が磨耗してしまっている様子ですよね。
かのじよは彼女自身の人生を、この時点で殆ど諦めてしまっていて、だけど目の前にいる無垢な我が娘の為、唯その一点の為だけに諦め切れず、そしてだからこそますます己の心を傷つけているのでしょう。
セイラさんの小さな、だけど優しいプレゼントがこの母娘の日々を少しでも癒せますように。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうですね……。クリスティーナはもう、かなり参ってしまっています。
謂れのない虜囚生活を強いられているも同然ですから、そうなるのも当然ですけど。
でも仰る通り、彼女には愛しい我が子がいて、この子の為に生きていると言っても過言ではありません。
誰一人助けてくれず、鬱々とした気持ちが重ねっていたところに、あのプレゼントですから、少しは気分を明るいものに変えてくれたかもしれません。
コメント失礼します。
エレオノーラは原作では悪役なんですね。でも、このエピソードを読む限りでは悲劇のヒロインのようです。悪い人もそれなりの動機や事情があるものですね。
そこにセイラの視点があるように思います。
セイラがエレオノーラとどう関わっていくのか、次回以降楽しみに読み進めることにします。
作者からの返信
いつもコメントありがとうございます!
そう、原作では生粋の悪役令嬢な上に、読者視点ではその背景まで知らなかった、というエピソードでした。
恋敵となるヒロインを蹴落とす理由についても、悪意や嫉妬からだけではなく、実は別とする根拠があったのでした。
彼女とセイラがどうかかわるか、見守って頂けると嬉しいです!