応援コメント

先を見据えた職業体験 その5」への応援コメント

  • コメント失礼します。
    今回のエピソードで心に残った場面は「何とかしたいと思うなら、自分から動かないと何も変わらないわよ。気に食わないっていうなら、それを覆す為の努力が要るの」と言っているところです。つい受け身になって、政治が悪いだの、あの人が悪いだのと考えがちですが、そうではないと。セイラさん、農家修行をがんばろうとしているものね。魔法の力を借りているけれど、それも、やはり疲れるようです。
    うまく農家になりきることができるのか、刮目して読んでいこうと思います。

    作者からの返信

    いつもコメントありがとうございます!
    そして、嬉しいお言葉をありがとうございます!
    自分の書いた文章が、誰かに気に掛けて貰えるのは、文字書きにとって嬉しい事です。
    セイラの農家修行は、その実自分の将来を見越しての打算ありきのものですが、そんなセイラと村人の間に何が生まれるか……。
    読み進めて頂けると幸いです!

  • ごきげんよう、搾取階級と被搾取階級の果てしなき闘争の小さな種火、それに着火するのはやっぱり教育ということなんでしょうね。
    まあそこまで話を広げなくても、行政が庶民の暮らしや産業をどこまで重要視しているのか、搾取側の意識レベルの問題ですよね。残念ながら公爵家と伯爵家は不合格。
    それは別として、やっぱりこの時代の農民には大雑把な天候不順程度の意識なのかも。
    セイラさんの社会人時代の知識でどこまで通用するかですね。
    でも本来属性ではない土でここまでとはあっぱれ。
    後は草がどんなレベルなのか、が問題ですね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、鋭い考察混じりの感想、身に沁みて感じてます!
    搾取階級の思うところは、やっぱり如何に締め上げ吸い取るか、という部分にあるのだと思います。
    余りに楽をさせると財を蓄えたりするので、回らないお金は歓迎できないという理屈であるようです。
    締め上げ吸い取った分、何かしらの形で還元できるのが良いのでしょうが、そこまで意識レベルの高い搾取側というのも、あまりない話でしょうね。
    そして当然、現公爵家と伯爵家は、微塵もそんなこと考えてません。

    セイラはやっぱり現代基準、社会人時代の倫理でいますし、その知恵を活用していきたいと思っているようですが、さて……。
    魔力の扱いも少しこなれて来たみたいですけど、未だメインの草はあまり考えにないようです。