概要
最後の七日間。あなたはどこでなにをして過ごす?
目が覚めたら真っ白な部屋にいた。
いつの間にか手にしていたチケットで
最後の七日間の旅にでる。
いつの間にか手にしていたチケットで
最後の七日間の旅にでる。
応援いただき、ありがとうございます。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!人間ドラマが好きなら読むべし!
一言で表すなら、世にも奇妙な物語に出てきそうな世界観です。
死者に与えられた7日間という猶予。その時間でどこへ行き、何をするのか。
物語の方向性と目的が明確でわかりやすい。
また、1日が1話で終わるため、テンポ良く物語が進行します。
作者様のすごい所は、読者に対して飽きさせない工夫が多くされていることです。
読み味を変え、理不尽でも唐突でもない新たな情報を的確なタイミングで開示し、思わず早く次が読みたくなります。
さらに登場人物は、とある共通点で繋がっていおり、全てを読み終えたあとには深い納得が得られます。
ひさしぶりに没頭して読んだ作品でした。
深い人間ドラマを…続きを読む - ★★★ Excellent!!!死後に与えられた7日間。あなたは、どうすごしますか?
オムニバス形式で綴られる、7人の死後の世界を描いた作品。
これは、3人目まで読んでの感想となります。
それぞれ、年齢も仕事も違う彼等は、不慮の事故で突然、命の灯火が消えた。
その彼等が行き着いた場所は【白の間】
そこで出会った案内人サキカワに、ラストチケットを渡される。
そのチケットで、一体、何が出来るのか……。
私事ではありますが、自分は幼い頃から身近な人が亡くなる経験が多くあった。葬儀などの場で「亡くなった人は、いったい今どこにいて、どんな事を思っているのだろう」そんな事を考えたことは、何度もあった。
その答えを、この物語が教えてくれている様に感じた。
作者の作品は、どの作品…続きを読む