明日なる僕はマッドサイエンティスト: 異世界で狂気の天才科学者を目指したけど、凡人な僕は被検体を無下にすることなんてできませんでした

　前世では、漫画みたいな強キャラでカッコいい戦えるマッドサイエンティストを目指したけれど、現実は非情だった。
　しかし、その末に死んでしまった僕を待っていたのは、便利な魔法とスキルシステムのおかげで文明が止まった世界。
　魔法だってスキルだって法則が成り立っているのなら科学で理解できるはず。それに、この剣と魔法で発展途上の世界なら、僕にもあこがれのマッドサイエンティストムーブができるかもしれない。

　期待に胸を膨らませてたところ、さらなる悲報。
　僕は被検体を平気で使いつぶせるほど、逸脱した精神をしてなかったらしい。
　しかたなく、いろいろ改造したりした彼女らは放っておくことにしたが、何と僕のマッドサイエンティストごっこに付き合ってくれるのだという。やったぜ。

　一方、主人公に改造という…続きを読む