第36話 人殺し③
学校から帰ってきてベッドに身を投げ出すと、
取り上げて見れば想像していた通り
あれから、
教室に入ると、
誰も
たぶん、そんな僕の様子に
結局、再会してから僕は
それは
本当に最低で最悪な人間。人殺しで、そしてその事を
そんな事が許される訳がない。本当は今すぐにでもどこかへ消えるべきで、けれどその勇気すらない。
「
廊下から
長くない廊下を歩き、自室の前に立つ。取っ手を
だからまたベッドの上に倒れ込み。指輪を
「君は間違ったんだ。間違ったんだよ」
そう口にしたのを切っ掛けに涙が
「何処に行ったんだ。クスィ」
「
視界が
手を離せば
ホームへ続く階段を昇り切ると
「……こんな時間に、どこにいくの?」
驚きと共に振り返ると、息を
「どうして……」
「
「行こう」
僕の手を引いた
「
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