怪人カメラ女の、日常と愛情

女子高生のクーニャは、十歳年上の呉次郎とふたりぐらし。

ある日突然、感情が昂った場面を撮影し追体験する『カメラ』の能力に目覚める。
原因が解らず不安を訴えるものの、呉次郎には冷たくあしらわれてしまう。

そんなクーニャの前に「力を返せ」と迫る昔馴染みの麻子や、《神様の代理人》を名乗る樹が現れ……事態はクーニャの幼いころの願いやいなくなった家族、そして呉次郎が何者なのかという問いへと繋がっていく。


これは……『願い』を巡る、ひとりの少女の日常と愛情の物語。

注：ヒーローものでもバトルものでもありません。


＜主要登場人物＞
鳥栖田 クーニャ（とりすだ くーにゃ） / 久那（くな）：女子高生。金髪、貧乳、残念美人。表面はヤンキーだが極めてピュア。ある日突然『カメラ』の能力に目覚める。
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