プロローグ「遊びに来ちゃった♡」

「お世話するから一緒住もうよ」

「ずっと前から好きです。俺を姫の彼氏にしてください」

「お腹好きなの？」

「私も絵を描きたいな」

「だからおっぱい触らせてあげるって」

「ダメだよ。朝はしっかり食べないと元気でないから」

「お帰り大輔」

「だーめ。膝枕したいんだから。ジッとして」

「大輔の体。硬いんだね」

「一緒にお風呂に入ろう」

「つまり私が好きな匂いってこと」

「えへへ。また揉んで欲しかったら言ってね」

「……これから頑張らないとな」

「ほら、パンツだよ〜」

「あぁ、これは異常事態だ。この後、槍が降ってくるぞ……」

こいつら酔っていてまともな判断が出来てないな……

「もしかして新婚旅行！？」

「センパイ。これから食事会ですよ？」

「そうそう。登校だよ。姫と出会ったの！」

「着いたー！　京都！」

「このまま。手を繋いでデートしたいな今日と明日も」

「大輔の水着姿見たい」

「あーー！　水着でお風呂って違和感あるね」

「大輔と同じ年だったら結婚出来たのにな……」

妄想「お勤めご苦労様。今日はごはんにする？　それともお風呂にする？ 　それともわ・た・し？」

「ねえ、子供の名前は何がいい！？」

「じゃあ、ポーズはネコみたくしようか？」

「はい、あーん」

「お腹大好き、人間に改造されたんだね」

「あ、愛してます……」

「……あ！　そういえば会社にお土産買うの忘れてた」

「そっか大輔。自分の玉は上手く扱えるのに、他のだと無理なんだね」　

「大輔が教えるから。頑張ろうって気持ちになれるんだよ」

「また、二人で行こうな」

「それで大輔は私の下着、干せる？　にしし」

「……そういえば制服を着てなかったな」

「もしかして姫ちゃんと行ったんですか？」

「お、おかえりりゃひゃい！」

「失敗しちゃった！！　キスしようと思ったのに！」

「話したいときに沢山話してみ。それでお互いの中が深まると思うぞ」

「こちらこそ、不束者ですがよろしくお願いします……」

　二の腕。触り心地良かったな……。

「ロスト先生！」

これは姫のへその緒か！

「……でも、カッコよくって好き」

「……今から修羅になるから」

「ありがとうな姫。ご飯用意してくれて」

「大輔の誕生日じゃん！」

『応援ならいくらでもしてあげる、挑戦するのは大事なのだから。　頑張りなさいダイ』