これは姫のへその緒か!
丸山達と飲んだ次の日。定時で帰り、最寄駅に降りた。
すると丸山の電話が鳴り響いた。
『おーす吉田』
「ん? どうした」
『あー昨日。YouTubeの話ししたろ』
「あぁ、したな」
『それで出来れば女子のモデルお願いしても良いか?」
「……」
丸山が変なこと言ってるな……女子なんて。
「なにお前、オカマ声で活動するのか?」
『なんでだよ!』
なんでって、それしかないだろ。
「それ以外ないだろ。低い男の声なんだから」
『あーそれは大丈夫、大丈夫。一応、バ美肉の声。インストールしてあるから』
「ばみに? なんだそれ、旨いのか?」
『食い物じゃねぇよ。男の声を女子にボイスチェンジして喋るって言うやつ』
へーそんなのがあるんだ。
まあ、女子のキャラデザは面白そうだから良いけど。
「それでなんか。特徴とか個性になる様なのあるか?」
丸山が自信満々で喋ってきた。
『おう、あるぜ! 青色の制服!』
たく、コイツは。昨日の部屋の壁紙もそうだが高校でも制服について語っていたな。
「……お前。本当に制服好きだよな」
『あったりませよ! 制服女子と結婚出来たら、天国に逝っても良いぜ』
「だったら大学で彼女作って着せれば良いじゃねえかよ」
『……出来たらな。って彼女は後回し、じゃあキャラデザ頼んで良いか? 表情もあると助かる』
「わかった。時間、本当にかかってしまうが良いんだな?」
『おう! 頼んだぜ。ロスト、腹マスター先生』
「やめろよ。ダブルパンチで殴るの……」
電話を切り。アパートに着くまで出来るだけ少女と考えるのだった。
◇
アパートに着きドアを開ける。
「ただいま姫」
「お帰り大輔」
姫が首を傾げてきた。
「お風呂にする? ご飯にする?」
「ん〜。お風呂を先に頂いても良いか?」
「はーい。沸いてあるからどうぞ」
姫はお風呂の方を指していた。
「ありがとうな姫」
俺は姫の頭を優しく撫でて風呂に入った。
そして夕飯に出てきた。チャーハンを食べ、大の字で寝っ転がった。
「あー。美味かった」
姫特性のの
すると姫が服を引っ張ってきた。
「ねぇ大輔」
「ん?」
上半身を軽く起き上がらせる。
「大輔に抱きしめられたい」
「……ん?」
それはどうゆう意味だ?
姫は俺の股の間に足を伸ばしてきて。座り込んだ。
「よいしょっと……」
「姫ちゃん?」
姫がこっちを見て首を傾げていた。
「ダメだった?」
すると悪魔が現れた。
『何やってんだ。俺、さっさと体を起こして姫を抱きしめろ!』
俺の反論をする暇もなく天使も登場した。
『そうです! さっさと起き上がって姫ちゃんの匂いを堪能するのです!」
おい天使。
すると悪魔が頷く。
『わかるわ〜。あの、ミントぽい香りだろ。好きすぎて困るわ……』
『わかりますか悪魔。一緒の洗剤なのに姫の匂いがたまらないんですよね。と、言うことで自分。さっさと姫を抱きしめて匂いを嗅ぐのです!』
おい天使と悪魔!
確かに姫の匂いは最高なのは否定出来ない……。
姫まだ首を傾げていた。
「大丈夫?」
「あ、あぁ……大丈夫」
俺は上半身を起き上げ、姫がよりかかってきて受け止める。
あっ。良い匂い……。
こう、彼女の匂いを嗅ぐと仕事との辛いことや丸山からの依頼の事などから離れてく。
すると姫の顔の下に谷間が見え、服の間から白い下着がチラッと見えてしまった。
……うわぁぁぁぁ! 見えてしまった。
姫はこっちを見上げると俺の両手を掴んで着てそのまま自分のお腹に手を当ててきた。
「これで押さえておけば滑らないでしょ」
「お、おぉ……」
ヤバイぞ……興奮度がヤバイ。
見えないとはいえ凹みに当たっている。
これは姫のへその緒か!
指先の全集中に神経を尖らせて触るのは最高だ……。
軽く押せば姫のお肉の反発でプニプニしているんだ柔けぇ……。
けど、指先のに集中したいが姫のブラの方に目がいってしまい。香りのおかげで、指先の柔らかさが途切れてしまいそうだ。
どうすれば良い……。全部堪能するなんて出来ないぞ。
俺の中で究極の選択に迫られている。
どうすれば良い! 俺!
すると悪魔が現れた。
『おっぱいだろ!』
今度は天使が割って入ってた。
『何を言っているんです悪魔! 香りでしょ!』
悪魔が天使を睨みつけていた。
『なんだと天使……貴様はおっぱい教団だろ!』
『違います! この前から姫ちゃんの匂いが好きなんです!』
『なんだと! 天使め!』
ポカ、ポカ! 喧嘩し始めた。
「……」
取り敢えずお腹が優先だな。
姫が離れる1時間半、姫のお腹の方に集中するのだった。
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