第28話 リンクに一礼への応援コメント
私は野辺山のリンクのすぐ近くに住んでいるので、野辺山合宿が出てきて嬉しくなりました。
一目で、フィギュアの子だって分かる子供達がよく合宿しています。
他の選手にはないキラリと光る何かを持っている選手達を、個性的に描かれている所が素敵ですね。
誰かと戦うだけでなく、自分の中に戦う物が色々あって、人との交わりを通して成長していく彼らの姿、この後も楽しみです。
刀麻が「今は出来るけどもう出来なくなる」と分かっていながら、次のステップにどう進んでいくのかにも注目してます!
作者からの返信
風の子ふうこさん
第二章、お読みいただきありがとうございました。
コメントもいただき、大変嬉しいです。
野辺山リンクのお近くに住んでいらっしゃるのですね!
羨ましいです……!!
フィギュアの子たちって氷上じゃなくても何となく雰囲気ですぐに分かりますよね。
あのオーラも厳しい練習の賜物なのかなと思います。
この小説は、語り手一人一人の違いを出せるように頑張って書きました。
彼らの個性が少しでも伝わったのなら嬉しいです。
この先も様々なスケーターが出てきます。
またお時間ありましたら、お付き合いいただけたら幸いです。
第6話 Who is it?への応援コメント
洵の朝霞先生への思いは恋心にも近い物があるのでしょうか?
でも朝霞先生が晴れやかなのは、刀麻に会ったからなんですよね、きっと……。
作者からの返信
rainyさん
いつもコメントありがとうございます。励みになります。
rainyさん、大変鋭いです。
洵の美優への気持ちがどのようなものかはこの先確かめていただけると思います。
まさに、美優が晴れやかなのは刀麻との出会いがあったからですね。
第17話 Childhood's End への応援コメント
コメント入れようとしていたら、フォローして下さって、喜んでいます。ありがとうございます。
あー、こっちの世界に来てしまったのですね。私も、たぶん作者さんも、あっちの世界を望んでいたと思うのですが、刀麻と里紗になってしまった所に現実を突き付けられました。
競技スポーツの悲しさ、この世に生きる悲しさが、ここに有りますね。
こっちの世界で妖精が生き続ける事は出来ないのかな?
二人は幸せになれるのかな?
第二章〜 も楽しみに拝読させて頂きます!
作者からの返信
風の子ふうこさん
お読みいただきありがとうございます!
こちらこそ、大変嬉しいです。
どうぞよろしくお願い致します。
そうなんです。刀麻はこっちの世界で生きることになりました…(いわゆる、メリーバッドエンドです)
書いていた当時、私は本気で、刀麻は里紗には渡さんぞ、という気概で書いていました。
でも、やはりこういう結果を刀麻本人が選んだ以上、私にできることはこのまま送り出すことだけです。
二人の幸せな未来に、思いを馳せていただけたらと思います。
第一章、お読みいただきありがとうございました!
第5話 神の用意した綱の上でへの応援コメント
またまた気になるキャラが出て来ましたね。クリス……。彼はシヴァに会ったのでしゅうか。
「彼はああ見えてオタクなんだろうか?」
と思う所で笑ってしまいました。
作者からの返信
rainyさん
コメントありがとうございます!
クリスのこと気に掛けて下さってありがとうございます。
実は彼、ここが唯一の出番なのです…(涙)
おそらくクリスも何らかの形でシヴァに会ったことがあるのでしょうね。
「ああ見えてオタクなんだろうか」は、実際のスケート選手に結構オタクが多いなと思ったので少し反映させてみました(笑)
第24話 雷光、オンアイスへの応援コメント
白熱のシーン!
ドキドキしました。
まさにスポーツ小説の醍醐味ですね!
最後の二行の文章にシビれました。
作者からの返信
rainyさん
第四章、お読みいただきありがとうございました!
こんなに長くお付き合いいただき、感謝しかありません。
このレースは、本作で唯一“対決”が正面から描かれる場面だったので覚悟して書きました。
褒めていただき、報われる思いです。
第19話 雲をも掴むスケーターへの応援コメント
エイちゃんの怒り、すごく分かります!
悔しいだろうなあ……。でも、こういうライバルが持てる事、全身全霊をかけて打ち込める物がある青春を、本当に羨ましく思います!
作者からの返信
rainyさん
ありがとうございます!
エイジの怒りがうまく伝わったようで嬉しいです。
エイジは真っ向勝負がしたかったんですよね。青春ですよねぇ…(遠い目)
個人的にすごく思い入れの強いキャラクターなので、コメントをいただけて嬉しかったです。
第13話 ダイヤモンドダスト、あるいは幻影への応援コメント
ダイヤモンドダスト……きれいでしょうね!私は見た事がありません。天上杏様の作品は、単にスポーツ小説の域を超えて氷の魅力を存分に感じさせられます。
作者からの返信
rainyさん
ありがとうございます!
ダイヤモンドダストは北海道に住んでいた頃、ごくたまに目にしていました。
その美しさと言ったら、本当に言葉を失います。それでも、精一杯言葉にしてみました。
お褒めいただき、大変嬉しいです。
第12話 STEP IN THE DAY(後)への応援コメント
刀麻のような天才でも「足が無い」というような夢に襲われるたりするんですね。天才には天才のプレッシャーがあるんですね。
作者からの返信
rainyさん
コメントありがとうございます。
そうなんです。足が無いというのは、スケーターとしての実存を脅かされているという比喩なのです。
彼の場合は天才であるがゆえに、ダイレクトに意識に反映されています。
第10話 弱虫とパウダースノーへの応援コメント
才能があっても「こだわり」が無いために消えていく人はどの世界にもたくさんいますね……。
「速い奴が強いんじゃない、速い事にこだわれる奴が生き抜いていける」というのは真実を突いていると思います。文学の世界も、才能プラス、売れたい、有名になりたいという野心が無いと永遠に売れっ子になれない世界だと感じさせられます。
作者からの返信
rainyさん
やはりどの世界にも「こだわり」の無さゆえに消えていく人はいますよね。
「続ける」ということは、才能だけではなく色んな要素が積み重なった上で成り立つ、大変難しいことなのだと思います。
真実を突いているというお言葉、本当に嬉しかったです。
ありがとうございます。
第17話 Childhood's End への応援コメント
とあるピアニストさんが、弾いているとき「自分はここにいなくて、天に繋がっている瞬間がある」というように表現されたことがあります。私はこの章のふたりが知っている宇宙もおそらくそれと同様のものであり、同時にそれが彼らが最初から持っている「天性」というものでもあるのかなと解釈しています。
彼らはこの人間的なラストで、そこにつながる道を閉ざされたのかどうか? そうかもしれないしまだわからない、そんな気がしました。
少しずつ追っています、読むのが遅くてごめんなさい💦 この先も期待しています!
作者からの返信
岡本さん
第一章、お読みいただきありがとうございました。
ピアニストの方が、そのように言われていたのですね。
私自身、大した腕前ではありませんが、ピアノやオーケストラの経験で、最高に極まった舞台の上で、自分とは別の、何かもっと大きなものに導かれるように演奏している、と感じたことがあります。(今で言うゾーンのようなものかもしれません)
芸術に携わる人間は、時折そのような領域を垣間見ることがあるのだと思います。
この二人の今後に想いを馳せながら、引き続き物語の行く末を見守っていただけたら嬉しいです。
読むのが遅いなんて、全然気にしてません!
読んでいただけるだけで本当にありがたいです。
またよろしくお願いします。
第7話 これってデートじゃんへの応援コメント
コンパルソリー……懐かしい単語だ!
昔のフィギュアはコンパルソリーとフリーでしたよね。伊藤みどりさん、コンパルソリー苦手だった気がする(笑)
とにかくびっくりするくらい読みやすいです! 展開も早いし、それぞれの含みも感じられて、気になってどんどんページをめくっちゃいました♪
作者からの返信
満つるさん
こちらまでお読みいただき、本当にありがとうございます。
とても嬉しいです!!
昔のフィギュアはコンパルソリーありましたね。
オリンピックだとカルガリー五輪までかな?
伊藤みどりさんはあまり得意じゃなかったらしいですね。
読みやすいと言っていただき、大変嬉しいです。
この章はとにかくリーダビリティを第一に意識したので、報われる思いです。
またお時間ありましたらお付き合いいただけたら幸いです。
第1話 神様ヒーローへの応援コメント
刀麻が「シバちゃん」と呼ばれている!!
これまでとまた雰囲気が変わりましたね。
天上様はスピードスケートにも詳しいんですね。
作者からの返信
rainyさん
第四章に突入いただきありがとうございます!
そうなんです、この章だけはスピードスケートの章なので、随分雰囲気が変わると思います。
実はスピードスケートもそこまで詳しくないのですが、北海道で育ったので、子供の頃は身近なスポーツでした。
第16話 透明な怪物への応援コメント
ああ、私の解釈があっているかわかりませんが、霧崎くんの言うことが分かる気がします。というか、ここまで読んできてちょっと思っていたことを言ってくれた感じでです。
なんていうのか、天性で滑っていては表現者にはなれないっていうのか……でもフィギュアスケーターとはつまり表現者であって、そこにあるその曲を表現できないといけないと思うんですよね。
霧崎くんのような視点を持った人物が出てくるということに、物語の厚みを感じます。
作者からの返信
岡本さん
ありがとうございます。
洵の視点を汲み取っていただけて嬉しいです。
仰る通り、フィギュアスケートにはスポーツだけではない、芸術としての側面があります。美を表現する以上、ただ天性で滑るだけでは到達できないものがあると思うのです。
それを苦しみもがきながら追求していくことで、初めて本当のフィギュアスケーターになれる…洵の哲学を見せることで次章以降への引き継ぎを試みました。
第30話 Butterfly Effectへの応援コメント
こ、これは‥‥‥なんて上手い描写なのでしょう。不安や焦り、困惑に苛立ち、あらゆる負の要素が読み手に襲いかかってきます。
ラストのたまらなく懐かしい声救いとなるか‥‥‥それさえも不安☆
作者からの返信
愛宕さん
ありがとうございます。
この辺は当時はほとんどトランス状態で書いていたようで、上げるにあたって手を入れるのに非常に苦労しました。
お褒めいただき、本当に報われる思いです。
最後の声は果たして誰なのか…?
乞うご期待。(自らハードルを上げていくスタイル)
第15話 Narcissusへの応援コメント
お邪魔しております。
しおりちゃんの語り、思わずうんうんと共感してしまいました。
その人の何が好きかを挙げることはできても、なぜ好きなのかって究極はわからない気がします。
同じ特徴を持った人に会っても、必ずしも好きになるわけじゃないし。
恋に落ちる相手は選べない、ということの裏返しでもある気がします。
あと、よく知ってる人を他の人が説明してるのを聞くと何かイラっと来るっていうのも、どこかわかる……平手はしないけど笑
作者からの返信
丹寧さん
コメントありがとうございます。励みになります。
しおりの語りに共感していただけて嬉しいです。
ここでは、愛は性質に還元できない、というのをしおりの言葉を通して描いてみました。
汐音はそれを無意識に抑圧して言語化できないので、それを代弁する目の前の存在に苛立っています。
好きな人のことを説明されるとイライラするというのは、実は私がそうなので、振り切って描いてみました。(私も流石に平手はしません笑)
第9話 Escape to space、あるいは世界の中心への応援コメント
いやぁぁぁ、これはびっくりしました。時間を置いて2回読み直してしまいました。
心象風景なのか実際に現実世界を離れたのか、それとも……急に難解になった感じですが、先が楽しみです。
作者からの返信
岡本さん
ありがとうございます!
驚いていただけて嬉しいです。
心象風景なのか現実世界を離れたのか……おそらく、どちらも正しいと思います。(作者なのに逃げのような回答で申し訳ありません)
当時はこの抽象的な描き方が精いっぱいでした。
今ならどう書くかなあ…と考えを巡らせてしまいます。
またお楽しみいただけたら嬉しいです。
第10話 選定の門への応援コメント
凄みを感じる章ですね。
「自分は選ばれない」。本当につらいですね。私も小説を新人賞に応募していた頃は、書いても書いてもまるで手応えが無く、努力しても才能が無ければ報われないのだと思い知らされ、本当に地獄だと思いました。
でもフィギュアスケートは選手生命が短いだけに、プレッシャーは比較にならない程大きいでしょうね。
鈴木明子さん位才能ある人でも摂食障害になる位だから、本当にたくさんの人が心を病むのでは……と想像します。
作者からの返信
rainyさん
コメントありがとうございます。
新人賞は賞によっては一次選考ですら一割以下と非常に厳しい世界ですよね…何のために書いているのか、自分の腕を信じられなくなることもあります。
フィギュアスケートは体重コントロールと健康のバランスをとるのが綱渡りのように厳しいスポーツだと思います。
鈴木明子さんは本当に苦労されたようですね。それだけに、後進のために彼女が語る言葉には力があります。
一人でも多くの選手が心と体のバランスを失わず、競技を続けてほしいと願わずにはいられません。
第7話 これってデートじゃんへの応援コメント
こんにちは。
音楽少し経験があるせいか、この章の里紗さんに感情移入しながら読んでいます。
次のエピソードではとーまくんの滑るシーンも? 楽しみです。これからも少しずつ読ませていただきますね。
作者からの返信
岡本さん
コメントありがとうございます!
音楽経験の豊富な岡本さんにお読みいただけて、大変嬉しいです。
実は里紗は私自身の学生時代を投影して描いたキャラクターです。この章が一番素朴な感情が描けているかなと思います。
次以降で刀麻のスケートシーンも出てきますので、またお時間ありましたらお付き合いいただけたら幸いです。
第6話 Me,I'm not.への応援コメント
フィギュアスケートというと華やかな部分ばかりにスポットライトが当たりがちですが、それに関わる人達の地味な日常や苦労を描いたこういった部分に強く惹かれます。
魅力的なキャラクターがたくさん出て来ますが、朝霧先生は私自身、特に共感出来ますね。
作者からの返信
rainyさん
ありがとうございます。
そうなんですよね、華やかな見た目とは裏腹に、ものすごく厳しくて地道な努力の積み重ねのスポーツだと思います。
美優は私自身、かなり自己投影しながら書いたキャラクターでもあります。共感いただき、大変嬉しいです。
第23話 Skater in the Darkへの応援コメント
ダンサー・イン・ザ・ダーク……映画見たんですが、衝撃の暗さでしたね!
実際あの曲をフィギュアスケートに使った選手がいるのでしょう。具体的な曲名を出すことで洸一の心理がより浮き彫りになりますね。
作者からの返信
rainyさん
コメントありがとうございます。
ダンサーインザダーク、本当に陰鬱な映画ですよね。
実際に使用したことのある選手、調べてみたのですが、見当たりませんでした。今後誰かが滑ってくれたらいいなとコッソリ思ってます。
(ちなみにここで言及されているフリープログラムは、cvalda→I've seen it all→new worldというのを大まかにイメージしていました。)
第17話 マリオネットの穴への応援コメント
群馬って偉大なアーティストを多く輩出してますよねぇ。
バクチクとか(そっち?・笑)
作者からの返信
愛宕さん
コメントありがとうございます!
そうなんですよね、群馬は有名アーティストを多く輩出しています。
BOOWY、BUCK-TICK、back number…特にロックバンド系に何らかの脈が受け継がれているのかなと思ったりします。
第24話 この世全ての氷ごとへの応援コメント
第三章は読みやすく、また引き込まれて一気に読んでしまいました。
失礼ながらもここに来て、芝浦刀麻というキャラクターの使い方を、作者も読者も理解し始めたような印象さえ受けました。
あと、これは自分の勝手な想像ですが、霧崎は自分の存在、妹の存在をスケートで証明すると同時に、自分を導いてくれた朝霞先生に応えたい、その燻った背中を押したいと思っていたのに、その役を刀麻に取られてしまい、嫉妬しているのではないか、というようなことも考えました。
また、第四章を読むのが楽しみです。
作者からの返信
アクリル板Wさん
第三章、最後までお読みいただきありがとうございました。
作者としてもこの章でだいぶクリアーに想像して書けるようになったかな、という感触です。
読みやすい、引き込まれる、とのお言葉、大変嬉しいです。
洵については、概ねご想像通りで合っていると思います。
妹の汐音については、彼のスケートの根幹を成す存在ということが、第五章で更に明らかになります。
そして美優に対する感情がどういったものなのかというのも、同時に描かれます。
またお時間のある時にお付き合いいただけたら幸いです。
第17話 友達にはなれないへの応援コメント
氷と身体の関係の緊張感に満ちた描写が素晴らしいです。天上杏様自身、相当スケートを経験されているのではないかと感じるのですが……。
作者からの返信
rainyさん
コメントありがとうございます!
第二章のスケート描写は、作中で一番こだわりました。
褒めていただけて大変嬉しいです。
ちなみに私はスケートは素人なのです…どうにか想像して捻り出して書きました(笑)
第28話 リンクに一礼への応援コメント
第二章、拝読しました。
作品全体の主人公と思われる刀麻に不穏な部分がある中、希望を抱いて再起する洸一の姿が見られて良かったです。
時折綴られる、繊細で幻想的な表現も良かったです。
第三章を読むのが楽しみです。
作者からの返信
アクリル板Wさん
第二章、お読みいただきありがとうございました。
刀麻の不穏な部分を感じていただけて嬉しいです。洸一の再起の姿を書けたこと、作者としても本当に良かったなと思っています。
またお時間ありましたら、三章以降もお読みいただけたら嬉しいです。
編集済
第3話 野辺山合宿(1)への応援コメント
氷を削る音、氷の削りカスといった描写、迫真性があって、スポーツ小説の醍醐味だなあ、と思いました。テレビ観戦しかしたことない私には分からない部分です。ぜひ生で見てみたいと思いました。
作者からの返信
rainyさん
ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです!
実際に生でフィギュアスケートを見ると、氷を削る鋭い音が聞こえてきて迫力を感じます。
コロナ禍が過ぎ去ってまたスケートを見に行けるようになったら味わいたいです。
第1話 Languageへの応援コメント
氷の声に耳を傾ける……凄い境地ですね。まるで氷職人のよう! スケーターのみんながみんなそうではないかもしれませんが。
作者からの返信
rainyさん
二章に突入していただき本当にありがとうございます。
そうなんです、この章は氷との対話を試みる、一種のフェティシズムに囚われたスケーターの物語です。
第17話 Childhood's End への応援コメント
Xpander聴いてみました!
すごくいいですね。とーまのキャラクターまで浮かび上がってくるようです。
この曲で、実際にフィギュアスケーターが滑る所を見てみたいです。
作者からの返信
rainyさん
xpander聞いてくださったんですね!!
ありがとうございます。
多分言ったのも聞いてくださったのもrainyさんが初めてだと思います。>xpander
刀麻のキャラクターが浮かび上がってくるようだと言っていただけて本当に嬉しいです。
第一章、お読みいただき本当にありがとうございました。
第15話 Immigrant Songへの応援コメント
フィギュアの専門的なことは分かりませんが、洸一も刀麻にコーチングすることで何かが変わっていくのでしょうね。
あと、誤字なのか分かりませんが「入江冬紀」という表記がありました。
作者からの返信
アクリル板Wさん
コメントありがとうございます。
そうなのです、この章はコミュニケーションによる相互変化がテーマなのです。
そして、ご指摘ありがとうございます!!
旧設定の名残でした。早速直しました。
第14話 魔法への応援コメント
「あなたの音楽は魔法」なんて最高の言葉ですね!
ステップシークエンスでメインのメロディーを外す事でかえって浮き彫りになる、というのはなるほど~と思いました。実際のフィギュアスケートでもそういう事があるのか気になります。
作者からの返信
rainyさん
ありがとうございます。
こんな言葉をもらえたら、本当に嬉しいですよね。
実はこのセリフを言った朝霞美優は第三章の主人公で、そこまで読むとより彼女の言葉の重みが増すかもしれません。
>ステップシークエンスでメロディーを無くすことでかえって浮き彫りになる
実際にモデルにした曲が、一番盛り上がるところでメロディーが消えて逆に存在感が増していたので参考にしました。(sashaの“Xpander”という曲です)
氷上で刀麻が滑ったらそうなるかな、と想像して書きました。
第7話 Thoroughbred/Hybridへの応援コメント
ご無沙汰しております。
相変わらずのフィギュアと哲学、現代ドラマの組み合わせには目を見張ります。
同時に小説すばる新人賞は何と難攻不落なのだろうとも。
前にも書いたかもですが、個人的に一番好きな選手はタラ・リピンスキーさんです。
彼女のようにその瞬間にしか出来ないことをやり遂げた選手には神々しさすら感じます。
作者からの返信
アクリル板Wさん
お久しぶりです。コメントありがとうございます!
またお読みいただけて嬉しいです。
小説すばる新人賞はレベルの高い賞なのでこの作品では難しかったです。
また頑張ります!
タラ・リピンスキーは私も好きなスケーターです。
ミシェル・クワンとの熱いライバル関係も好きでした。懐かしいです。
第10話 星が生まれる時への応援コメント
こんにちは!
フィギュアスケートが好きで読みに来ました。私が興味を持ったきっかけは大昔のスケーターですが、オクサナ・バイウルという人です。バレエの曲を使っていたんです。「フィギュアスケートって芸術なんだな!」と思いました。
観る時は、だいたいどんな曲使ってるかチェックしますね。
作曲の事は分からないのですが、良いスケーターを見てインスパイアされ、インプロみたいに曲が流れるように小説が書ければ……なんて思いますが、なかなかそんな風にはいきません……。
作者からの返信
rainyさん
はじめまして。お読みいただきありがとうございます!
フィギュア好きな方に読んでいただけて大変嬉しいです。
オクサナ・バイウル、私も覚えています!
ちょうどリレハンメルあたりから積極的にフィギュアを見るようになりました。
私も音楽をやっていた時期があったので、今でもフィギュアを見る時はどんな音楽が使われているのかチェックしています。
流れるように小説を書けたら本当に理想ですよね…現実は悪戦苦闘ですね。
第15話 I won't.への応援コメント
晴彦いい性格ですよね。誰とでも上手く関われそう。
作者からの返信
サンダルウッドさん
コメントをありがとうございます!
長きにわたって読んでいただき、本当にありがたいです。
晴彦の人柄の良さが伝わって嬉しいです。
次作では晴彦が語り手の章があるので、いつか何らかの形でお見せできたらと思っております。
第9話 鏡の間、あるいは転ぶのが当たり前の場所への応援コメント
氷上でバク宙とか、やばいですね(笑)
危険すぎるからか、フィギュアの競技では禁止技のようで。
作者からの返信
サンダルウッドさん
ありがとうございます!
そうなんです。縦回転は禁止です。
(余談ですが、実はここで真人がすごいのは、「片足」着氷、というところなのです。両足できる人は結構いるようですが、片足は本当に稀です。)
ちなみにアイスショーではよく披露される技で、華やかで人気のようです。
第21話 契約への応援コメント
ここ、タイトル回収ですね。踊り、破壊、創造。氷に選ばれる戦いが熱いですね。
「俺は生まれ変わらなきゃいけないんだ。旧い世界なんか足元で叩き割って、新しい世界を創る……そのための場所をずっと探してた。今日、ここにたどり着いた理由が分かったよ。これは、俺の運命なんだ」
作者からの返信
鷹仁さん
お読みいただきありがとうございました。
執筆当時、その台詞で刀麻というキャラクターが血肉を持って立ち上がったのを思い出しました。
シヴァという名前を冠する以上は破壊神としての一面も必ず描かなければいけないと思っていました。
また、非常に素敵な、真心のこもったレビューをいただき、本当にありがとうございました。
読んで涙ぐんでしまいました。
改めて近況ノートで御礼の記事を上げたいと思います。
第15話 Immigrant Songへの応援コメント
>プログラムでは時計回りと反時計回りの両方向でこなさなくちゃならないよね。
これさらっと書いてるけど鬼難しいのでは? (日本語)
高橋選手は現役時代スケーティングスキルには定評がありましたがダンス転向後は時計回りのツイズルで何度かミスをしていますよね。
両方というのは一流選手でも何人も出来ない超絶技巧という気がします。
作者からの返信
朔さん
そうなんですよ!
絶対に難しいですよね。アイスダンサーですら連続ツイズル(時計回り→反時計回り)はミスをします。
ここでサラッと流しつつ、洸一のスケーティングスキルはとんでもないのだということを暗に示したかったのだと思います。
実は後日談(彼らの大学以降が語られる)の小説で、洸一はシングルからアイスダンスに転向します。
いつかカクヨムで発表できたらいいなと思っています。
第14話 ネイティブスケーターへの応援コメント
>……フィギュアスケートは、見せるためのものだ。
>やはり、俺は矛盾している。
この感情は私にもあります。
読んでもらう為に書いているはずなのに、どこかで読まれたくないと思っている自分もいて。
作者からの返信
朔さん
共感いただきありがとうございます。
この二つの気持ちは、今でも私の中にもありますね。
その両立こそが小説を書くという行為なのかもしれませんね。
第12話 榛名学院スケート部への応援コメント
>明確な目標なんて俺には無い。
>死にたくないからここにいる、それだけだ。
刺さりました。
世代や立場、能力は違っても、みんなこの気持ちを知っていると思います。
作者からの返信
朔さん
すみません、随分前にコメントをいただいたのに、返信せずに時間が経ってしまいました。
この時期カクヨムにログインしておらず、気付かなかったのだと思います、本当にすみません。
私が書いた感情が普遍的なものだったらいいなと思います。
素敵なコメントをありがとうございました。
第1話 妖精の記憶への応援コメント
こんにちは!
校庭のスケートリンク、ある日いきなり板が立って全然違う景色になりますよね。PTAで夜な夜な水を撒いたり上級生が箒でリンクを掃除したりして、みんなで作ってる感がありました。北海道の、それも雪の少ないところならでは、ですね。スキー場はそうはいかないので⋯⋯
リボンナポリンって北海道限定だったんですね。知りませんでした。
冒頭部分、すごく引き込まれました。
全体的に可愛らしいくて雪みたいにフワフワした雰囲気で、好きです。
作者からの返信
早瀬さん
はじめまして。お読みいただきありがとうございます。
北海道ならではの校庭のリンクの風景を分かっていただけて嬉しいです。
そうそう、PTAが水を撒いて作るんですよね。
私は帯広と旭川に住んでいたので、このような記憶が確かにあるのですが、他の地域だとどうなんでしょうね。あと、30年近く前の記憶なので、今はどうなのかな…と不安に思いつつ、ゴリ押しで書いてしまいました。
冒頭の雰囲気をお褒めいただき、ありがとうございます。
読者を引き込むよう渾身の力で書いたので嬉しいです。
第14話 ネイティブスケーターへの応援コメント
見世物じゃないぞ。
自分のために滑っている、滑りたいとーまと、観客がいるフィギュアスケートとの対比というか葛藤が描かれていて好きですね。
作者からの返信
鷹仁さん
ありがとうございます!
そこ、洸一のフィギュアスケートに対する葛藤を刀麻を媒介に描きたかったので、汲み取っていただけて嬉しいです。
第4話 野辺山合宿(2)への応援コメント
個人的にはこういったストイックな世界が大好きですね。研ぎ澄まされていく感じがします。
作者からの返信
鷹仁さん
第二章までお読みいただき、本当にありがとうございます!
ストイックというお言葉、大変嬉しいです。
まさにエッジのように、洸一は自らの感性を研ぎ澄ましていきます。
第17話 Childhood's End への応援コメント
区切りがいいので、一旦星を。少し言葉にならないので、後数回読み直すと思います。
綺麗なんですよね。
作者からの返信
鷹仁さん
お読みいただきありがとうございました。
実はこの第一章が一番難解で茫漠とした、抽象的な物語です。書き終わって二年が経ってなお、作者としても明確な総括ができずにいます。
綺麗と言っていただけて嬉しいです。
星評価までいただき、本当にありがとうございました!
第11話 聖域への応援コメント
決め台詞がキレキレです!
読めば読むほどコミカライズで読みたくなっちゃう。
ちなみに天上さんはどの漫画家さんでコミカライズされたいですか?
ちょっとお伺いしてみたくなりました。
作者からの返信
朔さん
ありがとうございます。
キメ台詞、カッコつけすぎではありますが、小説ですのでズバッと使ってみました。
コミカライズされたい漫画家…!
なんというオタク心が疼く嬉しい質問!!
真っ先に思い浮かんだのは乃木坂太郎先生です。刀麻のキャラクター造形を考える際、「医龍」の朝田龍太郎にかなり影響を受けました。
このトピック、作者ながら深く考えてみたくなりました。
キャラクターを動かす際、やはりビジュアルを初めとしたイメージがなるべく具体的にあった方がいいと思うので…。
素敵な質問をありがとうございます。
第9話 眼鏡、真っ二つのへの応援コメント
メガネ、触れられたくない過去に言及されて思わず強く握ってしまったのかと思いました。
作者からの返信
朔さん
なるほど!
その解釈は新しい!アリだと思います。
(一応第二章の最後で刀麻が眼鏡を壊したことに対してもう一度言及するシーンがあるのですが、その際にも刀麻の内心に触れられることはありません。色んな解釈が可能なのです。)
第19話 雲をも掴むスケーターへの応援コメント
エイちゃんも荻島くんも刀麻のことを大事に思って考えている点は同じですが、感情の表し方が大きく違うところが面白いですね。
本人の性格の違い以上に、刀麻のことを本気でライバル視しているかどうかという違いが大きいのかなと思ったり。
作者からの返信
サンダルウッドさん
ありがとうございます。
ここで雷だけじゃなくエイジも刀麻のことを大事に思っていると伝わってよかったです。
(決してエイジは個人的な競争心だけで刀麻に勝ちたいと思ってるわけではないのです)
この段階では、エイジは完全に刀麻をライバルと認めている一方、雷にはまだその認識はありませんね。
第18話 回帰不能のフライングへの応援コメント
シビアですね。二回目でも驚きました(単に忘れてただけ)。
絶妙のタイミングでスタートを切るために相当な訓練をしていないと、フライングしなくても最初で躓いてしまいそうです。
作者からの返信
サンダルウッドさん
ありがとうございます。
厳しいですよね>フライング即失格
私はそもそもピストルでパーン!→走り出す、という流れ自体がめちゃめちゃ苦手だったので、陸上でも氷上でも短距離をやっている人は本当にすごいなと思います。
第7話 Thoroughbred/Hybridへの応援コメント
入江選手、お腹に赤ちゃんがいるのにオリンピック出場って凄い!
作者からの返信
朔さん
コメントありがとうございます。
そうなんですよ、ただし本人自身五輪当時は妊娠には気付いていません。
五輪前に刀麻の父親と知り合い、急速に仲を深めて関係を持ち、妊娠という裏設定があります。
このあたり、続編で深く書けたらいいなとは思っています。
第6話 2001全日本選手権への応援コメント
セカンドループって難しいんですね。
母が好きだったスケーターがサルコー×ループのコンボを世界で初めて披露したとかなんとか聞いたことがあります。
その時は「へえ」くらいに聞き流していたのですが、そうか難しいのか……。
勉強になりました。ありがとうございます。
作者からの返信
朔さん
セカンドループはトウをつく勢いに頼れないので難しいみたいですね。
独特の迫力があるので私は大好きです。(そもそもループジャンプが大好物…笑)
お母さまが好きだったスケーター、すごく気になります。
タラ・リピンスキーかなあ…(自信なし)
第4話 野辺山合宿(2)への応援コメント
母がフィギュアスケートが好きだった人で私が生まれる前は1人で北米まで大会やプロのショーを観戦しに行っていたそうなんですが、ある時からぱったりと興味を失ってしまったらしいです。
ルールが変わってフィギュアスケートは自分の魂を掻き立てられるものでは無くなってしまったんだそうで。
滑る側の人もそう言う気持ちになることがあるのかな? なんてことを思いながら読みました。
この作品、コミカライズで読んでみたいなあ。
作者からの返信
朔さん
お母様、フィギュアスケート観戦のために海外まで足を運ばれていたとは、正真正銘のフィギュアファンですね…!!
ルールが変わってというのは、やはり旧採点→新採点のことかなあ。
新採点以降もころころと細かく変わっています…正直なところ私は正確には把握しきれていません。
洸一みたいなタイプのスケーターはコンパルソリーを残しておいてほしかったと思っているかもしれませんね。
コミカライズ、私もめちゃめちゃ読んでみたいです…!!(作者なのに前のめり)
第2話 氷の声が聞こえないへの応援コメント
一秒ごとに形を変え、傷付き、呼吸をする氷。
俺と同じだ。
削り取られ、溶け落ちたものを、俺は拾い集める。何周もかけて、じっくりと。
どんなに小さな欠片も見逃さない。
だってそれは俺だから。
だけどちゃんと手に取らないと、それが俺だとは分からない。
コンパルソリーは、命の点呼だ。
今日も自分が生き残ったことを確認し、俺は眠りにつく。
素敵すぎて何度も繰り返し読みました。
想像で書いてるなんて思えない説得力です。
作者からの返信
朔さん
ありがとうございます!
この第二章の序盤は洸一の哲学を提示するために、何度も書き直した覚えがあります。
かなり苦労して書いたので、褒めていただけて本当に嬉しいです。
第1話 Languageへの応援コメント
お久しぶりです。
冬になったら読書を再開しようと思っていました^^
>気まぐれに足の裏を押し、吸い付くように受け入れ、そしていつだって裏切る隙を窺っている。
痺れます。
ちょっと女同士の友情と似ているような気の抜けなさ(笑
>だって、俺はもうフィギュアスケーターではないのだから。
星洸一という人に俄然興味が湧きました。
作者からの返信
朔さん
お久しぶりです!
お読みいただきありがとうございます。本当に嬉しいです。
第二章は語り手が変わり、星洸一という“元”フィギュアスケーターの視点で話が展開されます。
彼は氷に対して独特の哲学を持つ人物ですが、その哲学がどう変化していくのかを楽しんでいただけたら幸いです。
第14話 神殺しのプロトコルへの応援コメント
自分の長所や魅力を理解しているのは、案外自分以外の他人であるという事もありますよね。人から言われて初めて気づく特徴とか、癖とかも。
>もしかしたら、僕のことを一番見捨てていたのは、僕自身なのかもしれない。
僕のことを一番諦めていたのも、僕のことを一番見ないふりしていたのも、僕自身なのかもしれない。
この部分、半笑いの悦弥にも聞かせてやりたい良い言葉ですね(笑)
作者からの返信
サンダルウッドさん
コメントありがとうございます。
すっかり返信が遅くなってしまい、申し訳ありません。
カクヨムにログインするのが久々すぎて、サンダルウッドさんのことを「悦弥さん」と打ちそうになってしまいました…汗
人間って案外自分のことってよく分かっていないんじゃないかと思います。長所も短所も…。
「自分のことを一番見捨てていたのは自分自身なのかもしれない」というのは、私が生きていた上で抱いた実感ですね。
まず、自分で自分を認めて受け止めるところから、全てが始まるんじゃないかと思っています。
第12話 STEP IN THE DAY(後)への応援コメント
>立ち直りが早いのは、子供の特権だもんね。
この部分、なんか好きです。
作者からの返信
サンダルウッドさん
コメントありがとうございます!
そこの台詞は、地味に第一章(Child)と繋がっています。
第四章は子供のままでいられた刀麻の最後のノスタルジーなのです。
第11話 黒影の少年への応援コメント
「倉庫を出て軽く背伸びをすると、西日が榛名山の稜線を燃やすように赤く染めていた。」、「水墨画の龍のような形をした濃紺の雲が口を開けて、今にも覆い被さろうとしている。」の2文の情景描写がいいと思いました。
作者からの返信
万里さん
ありがとうございます。
その二か所、短いながらも本当に頑張ったところです…!
目にとめていただけて嬉しいです。
翌日読んでもらいたい、ちっともささやかじゃない後書きへの応援コメント
お疲れ様でした。
一気に読んでしまいました。
何度か読み返したい作品です。文庫でほしいですね。
らのべではなく、文学系の進化(発展?)版とでもいうのでしょうか。
昔の純文みたく中にどんどん小さく深くなっていくのではなく、放射状に広く高く広がるそれ。
そういうのに気づく作家たちも幾分いますが、このような形の表現は始めてみました。
この作品のように違った形、様々な形で、そういうのを表現していく作家ったちが増えると面白いですね。
この作品はパイオニアだと思いました。
作者からの返信
ユニさん
はじめまして。
そして最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
昨日、ユニさんから応援の通知が立て続けに来て、本当に嬉しかったです。
完結済みの作品のため、最近はあまり読まれていなかったので尚更…!
「放射状に広く高く広がる」とは、なんと嬉しい言葉でしょうか。
この作品を書く際、私はすごく「閉じた」創作をしていたように思います。それこそ、ひたすら井戸を掘るように。
その掘り終わって見上げた空が、放射状に広く高く広がっていたのかもしれません。
ユニさんの言葉で、この作品で失敗した私の心が、救われたような気がしました。
もう少し創作を頑張ってみようと思いました。
改めて、本当にありがとうございました。
翌日読んでもらいたい、ちっともささやかじゃない後書きへの応援コメント
完結お疲れさまでした!
愛宕の中では、トーマの存在に関して一つの結論を出しました。
エピローグ前のラストの会話の後、【鏡】と表現したところでゾワっときたんですよね。なるほど、やはりシヴァは神だった……と妙に納得できました。
もちろん、この作品における「現段階」でのイメージです。
天上さんが仰るように「閉じて」ないのであれば、愛宕の持つイメージも大いに変化することでしょう。それを楽しみとして、今後も注目したいと思います☆
落選の分け目というのは、色々なファクターが絡まりあって出てくるものだと思います。選者の好みもあれば、単純な運のようなものもある、そんなものだと思います。次の新人賞、別の新人賞、公募と夢の選択肢は色々です。その都度、自らが納得できる仕上がりを以て投稿し続けることが、入賞への道筋ではないかなと考えます。これからも頑張って下さい!
作者からの返信
愛宕さん
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
また、素敵なレビューまでいただき、感無量です。
拙作には勿体ないほどのお言葉、感謝しかありません。
トーマが何者かということについては、私自身、書き上げて一年半経った今でも明確な結論を出せずにいます。
(一応後書きでは「他者」としていますが、漠然とした答えでしかありません)
この問いについて、私はもう少し付き合っていく必要があるなと感じています。
次作は必ず今作を超えられるよう、頑張っていきたいと思います。
この数ヶ月間、ほぼ毎日愛宕さんに読んでいただけたことは、密かに励みになっていました。
完結後もこうして読んで下さる方がいることの有り難さを噛み締めました。
重ねて御礼を申し上げます。
本当にありがとうございました!
スタンディングオベーション! 見事なリプライズでした。
スケート人生って長いようで短くもあり、気が付けば次のスター候補がジュニアから次々と出てきてますね。それを踏まえて、なんとなくですがトーマたちの「その後」的なエピソードも気になってくるこの頃です。コーチかしら? ショー転向かしら? まだまだ現役?? みたいな側面も、いつかは読んでみたいものです。
スケート業界をテーマとした作品は、生まれて初めて拝読しました。そんな新鮮さも重なり、とても面白かったです。ありがとうございました☆
作者からの返信
愛宕さん
スタオベをいただき、ありがとうございます。
こんなにも長い作品にお付き合いいただき、感謝しかありません。
スケート小説はまだまだマイナージャンルですが、近年プロアマ問わず、少しずつ増えてきています。
愛宕さんにとってこの小説が、その世界の入り口になれたのなら幸いです。
刀麻たちの“その後”といいますか、次作については構想が仕上がりつつあります。
彼らの今後をお披露目する機会を作れるよう、精一杯頑張ります。
第34話 60×30、氷のリングへの応援コメント
「世界中が、よってたかって俺達フィギュアスケーターを生け贄にえにして、神様に捧げようとしてるみたいだ」
うわー。このセリフ、どこかで探していながらも、見るのが怖かったやつです。スケーターの本音を垣間見た気がしました。期待されているって、こういう裏面もありますよね。
そこからの岩瀬先生が良いですなぁ。
アメ(煙草で負の集中力を切らせ)とムチ(戦えと鼓舞させる)の描写が素敵です☆
作者からの返信
愛宕さん
ありがとうございます。
そのセリフ、少し唐突な気がして違和感が無いか不安だったので、そう言っていただけて安心しました。
見るだけの側はいつだって無責任なんですよね。
ジャンプの時、スケーターは一体どれほどのものを背負い、そして振り切り、飛ぶのか…。
永遠に分からないかもしれないものを分かりたくて、書いている気がします。
第7話 目眩のブリザードへの応援コメント
エイちゃんみたいな姿勢で取り組んでいると、何でも自然と上達しそうです。
刀麻の場合は、勝負とか勝ち負けとかそういう視点でスケートを捉えてはいないような気がします。
作者からの返信
サンダルウッドさん
コメントありがとうございます!
そうですね、実はエイジは作中最も成熟したスケーターです(フィギュア、スピード問わず)。
競技の本質と自分のやるべきこと、目標とそこまでの距離を非常に冷静に分析し、淡々と練習する選手です。(尺の都合上描写しきれてはいませんが)
仰る通り、刀麻は勝ち負けではスケートをとらえていません。結果として誰にも負けていないだけで、刀麻は他人に全く興味が無いのです。それが瓦解するのが本章ですね。
編集済
翌日読んでもらいたい、ちっともささやかじゃない後書きへの応援コメント
お疲れさまでした。
というか、作品を完結されたのは、もう3か月前なんですね。
力の入った表現に毎回魅了されました。
一日1ページでしたので、自分が読み続けたのは、4か月。充実した時間を過ごさせていただきました。
いつか、別の場所で、トーマがひょっこりまた現れたらなあ。
作者からの返信
味噌さん
お読みいただきありがとうございました。
非常に長い作品にも関わらず最後までお付き合いいただき、感謝しかありません。
最後まで読んでくださる方は本当に少ないのです…!
既に完結した作品ですが、味噌さんに毎日読んでいただけたこと、密かに心の支えになっておりました。
今は次の公募に向けて新しい作品を執筆中です。
私自身、また刀麻と出会えるよう全力で書きます。
いつかお披露目できると信じて…!
本当にありがとうございました。
第28話 Humanityへの応援コメント
ですよねぇ。続けられる体が一番ですよねぇ。足への負担が半端ない分、ちょっとした捻挫でもナーバスになってしまいますよね。
作者からの返信
愛宕さん
コメントありがとうございます。
昔、村主章枝選手がインタビューで「欲しいものは?」と訊かれ、「一生スケートを滑っていられる身体」と答えていたことにひどく感銘を受け、このシーンが生まれました。
実際のスケーターの言葉は重みが違います。
第24話 ジャンプの言明への応援コメント
――岩瀬先生は神様からの贈り物なの。
そんな声が降りてきそうなほど、岩瀬先生の教え方が素敵です☆
作者からの返信
愛宕さん
ありがとうございます。
岩瀬のドヤァな教え方を褒めていただき、嬉しいです!笑
洵にとって、岩瀬は本当の意味での「師」でしょうね。
第19話 霧雨は霞より淡くへの応援コメント
白いレガシーに青のインプレッサ。王道の群馬スバル推しに称賛の嵐です。
――「一つだけ、聞かせて下さい。榛名に来るって決めたのは、芝浦刀麻のためですか?」
――「自分のためよ」
そう、自分のため。もう一つ決着をつけなければならないことが私にはあるの。榛名の豆腐屋……あいつのパンダトレノにダウンヒルで勝つことよ。RX-7にGTR、あらゆるモンスターが挑んでダメだったけど、私のインプレッサには不思議な力があるの。いいえ、違うわ。インプレッサのポテンシャルも高いけど、私自身に不思議なパワーが宿っているのよ。私のハンドル捌き、そしてダウンヒルでも怖れずにトントンと二回踏み込む、通称「ダブルアクセル」の凄さを見せつけてやるんだから。お願い汐音ちゃん、私の勝利を祈って!
洵君と別れた私は、ループで流しているザ・ブルーハーブの音量を上げて、行きつけのカスタム工場へと向かった。注文していた黄色の「555」ステッカーが私を待っている――。
すいません。インプレッサで妄想が膨らんでしまいました。
ザ・ブルーハーブのラップは、トーマ君のおすすめなのか。それとも、トーマ君を想ってのことなのか。北海道ラップだけに、そのあたりも気になってしまうこの頃です☆
作者からの返信
愛宕さん
非常に熱量のあるコメントをありがとうございます!!
何を隠そう、朝霞先生のインプの元ネタはイニDの文太なのです笑
私はイニDが大好きなので、ささやかなリスペクトとして出してみました。
という背景があるため、愛宕さんのイニD×氷上のシヴァクロスオーバーは非常に非常に嬉しいです…!!
ついでに、このカスタム工場は北見サイクルだと嬉しいですね。(さすがに欲張りすぎ)
力作をありがとうございました。
ブルーハーブは、単純に美優の趣味だと思います。
刀麻は音楽に全く興味が無いので…
ここで洵がブルーハーブのリリックから刀麻を連想してしまうのは、完全に洵の神経症的な妄想なのです。
第1話 神様ヒーローへの応援コメント
氷の機嫌って言葉に、さすが生粋のスケート少年だなと感じますね(笑)
スケートに限らず囲碁とかほかのスポーツでもそうですが、選手によって感じ方や考え方が異なり、それが実践において確かな差となって表れたときに面白さや奥深さを感じたりします。
作者からの返信
サンダルウッドさん
コメントありがとうございます!
第四章まで周回して下さるとは…ありがたいです。
「氷の機嫌」とは、いかにも氷を「友達」として捉える第四章ならではのフレーズだと思っています。
一つの競技やゲームをとっても、プレイヤーによって感じ方や捉え方は本当に違いますよね。同じくらい強い人が正反対の考え方をしていたりして。
世界の複雑性、人生の醍醐味を感じます。
第17話 お前の世界への応援コメント
岩瀬さんのバッサリ感が気持ち良いです☆
こういうタイプの師は貴重ですね。なので「早く気付いて生まれてくれ」と強く願ってしまいます。
作者からの返信
愛宕さん
ありがとうございます。
岩瀬の厳しさを理解して下さり、大変嬉しいです。
ここ、読者によっては「コイツ、何言ってるんだ?」と思いかねない微妙な場面なので…
こんな風に書くのは一種の賭けでした。
第14話 Stupid Decisionへの応援コメント
なるほど。これは確かに朝霞先生と組んでいても成長しない☆
質の違う恋バナも面白いものですな^^
作者からの返信
愛宕さん
ありがとうございます。
洵と美優の依存関係というのは五章で初めて明らかになるので、少し突拍子が無いかな、と不安でしたが、愛宕さんの感想を聞いて安心しました。
第13話 フィギュアスケーターの条件への応援コメント
――いや、ちょっと感動してる。
愛宕も岩瀬さんの返しに、ちょっと感動してる☆
作者からの返信
愛宕さん
ありがとうございます笑
こいつ、いちいちカッコつけすぎなんですよね、喋り方が…
(そういうところも込みで作者としてはお気に入りキャラですが)
第10話 ディレイドジャンパーへの応援コメント
↓のコメントに惹かれて愛宕も関連した感想なのですが、演技の構成(章立ての順番)が世界観の対立を生んでいるのかなぁと思ったり
ほら、ここはトゥを氷に突いて飛ぶより、流れに任せてジャンプした方が審査員にとっては評価しやすかったみたいなのってあるんじゃないですかね。
愛宕的には、年々注目度が高まっているスケート界の動きを見た上でも、この作品は書籍化に値すると思ってます。
作者からの返信
愛宕さん
コメントをありがとうございます。
いやあ、深い考察です。
正直、この章立ての順番はほぼフィーリングなんです。どうしてこの順番になったのか、私自身うまく説明することができません…。
このブツ切りの感じが、読者の混乱を生みかねないとも思いますし、何より「この順番じゃなきゃだめだ!」という私の覚悟が足りなかったと思います。
書籍化に値するなんて、本当に勿体ないお言葉です。
胸にじーんと来てしまいました。ありがとうございます。
将来自分の小説を書籍化できるよう、シヴァでの学びを糧に頑張っていきたいと思います。
第9話 鏡の間、あるいは転ぶのが当たり前の場所への応援コメント
やはりライバルの存在は大きいですね。スピードスケートの章とは違った熱さが出てきましたな☆
作者からの返信
愛宕さん
ありがとうございます。
こちらの章は、スピードスケートとはまた別種の、幾分屈折した熱が込められていると思います!
第21話 ドラゴン・タトゥーの女への応援コメント
この章、どうしてもトーマ側に味方して読んでしまってます。
主人公の焦りやいら立ちは分かるけれど、人に当たるのは見当違いだし、人は人、自分は自分。
今回の、トーマ朝霞コンビのちょっとした逆襲は、快哉。
朝霞先生の、悪魔の笑み、素敵です。
作者からの返信
味噌さん
コメントありがとうございます。
第五章をトーマに肩入れして読む方を初めてお見受けしたかもしれません。非常に新鮮な視点です。
結構皆さん洵側に感情移入するようで、作者としても意図的にそう書いているところがあったのですが、味噌さんのコメントを読んで、トーマというキャラクターの持つ底力に気付かされたような気がします。
実は今、続編の構想を練っているところなのですが、大変いい視点を持たせていただきました。ありがとうございます。
第23話 ラストダンスへの応援コメント
>言葉を口にするのは、治療に似ている。
良いフレーズですね。
口に出すだけでもすっきりしたり、溜飲が下がることもありますよね。それには、言葉を受け止めてくれる誰かの存在が必要なわけですが。
作者からの返信
サンダルウッドさん
ありがとうございます。
そうなんです、言葉を心の中にとどめておくのと、口に出すのでは全然違うことなのです。
これは、身体が持つ力であり、言葉の身体性とも呼べるものだと思います。
そしてまた仰る通り、受け止めてくれる誰かがいるのといないのとでは、全然違います。
これは、他者の持つ力だと思います。
もっとも、ここでの刀麻が美優にとって本当に他者なのか、ということについては疑問が残りますが…。
第8話 理由は俺の手の中への応援コメント
飄々として得体の知れない者と一緒にいると、自分のペースは乱されるものですが、同時に相手次第では、何故か惹かれてしまう一面も持っていたりしますよね☆
作者からの返信
愛宕さん
コメントありがとうございます。
まさに仰る通りで、洵は刀麻に惹かれつつも猛烈に反発しています。
その理由は後に明らかになりますが、ざっくり言うと、洵は刀麻に自分を投影しているのです。
第6話 Who is it?への応援コメント
スケートの貸し靴とボーリングの貸し靴とでは、雲泥の差があるようですね。
あぁ、比較の対象にもならないか(笑) すいません☆
作者からの返信
愛宕さん
コメントありがとうございます。
本当に雲泥の差があります。
スケートの貸し靴には、インエッジとアウトエッジが殆どありません。これだと、フィギュアスケートの基本のインとアウトの使い分けができないんです。
また、足首のホールド感も全然違うようです。
第2話 六練の悪夢、氷上の魔への応援コメント
岩瀬先生の存在感が急浮上☆
鹿の骨を握りしめ、自分は汐音ちゃんに守られていると信じて欲しいものです。
作者からの返信
愛宕さん
ありがとうございます。
そうなんです。いよいよ岩瀬が一気にフォーカスされる章なのです。(作中一のトンデモキャラかもしれません笑)
ルーンにまで触れていただき、嬉しいです!
第24話 この世全ての氷ごとへの応援コメント
本当に好きな物を極める為に潜んでいる物。
美しく楽しいだけじゃない暗闇の部分。愛と表裏一体の憎しみ。
もがき苦しんでこそ、もっと輝く事が出来るはず。
言葉にするのが難しい部分の表現に共感が持てます。
必要な時に必要なものに巡り会う事が出来る、それは一つの大きな才能ですね。
さぁ!「取り返しに行きましょう!」
作者からの返信
風の子ふうこさん
第三章、お読みいただきありがとうございました。
そうなんです、この章では愛と憎しみは表裏一体であり、容易に引き剥がせるものではないということを描きたかったのです。
この出会いは美優にとっても刀麻にとっても、運命だと思います。
彼らの師弟タッグのその後を描いてみたいなあと、ぼんやり構想中です。