また、このエピソード回も深いですね。
スケートと音楽の融合で走り出したかと思いきや、洵の言葉に引き戻される。作者様の巧みな技。お見事です。
面白くて、次々コメント送りしていますので、どうぞ返コメはごゆっくりと、お時間のある時になさって下さいね。
作者からの返信
美央さん
たくさん読んでいただけて嬉しいです。ありがとうございます。
コメント返しのペースまでお気遣い下さり、恐縮です。
そうなんです、ここで刀麻と里紗のタッグで走り出すかと思いきや、洵の言葉で強烈なブレーキが掛かる…この意味は第五章になると分かるかなと思います。
何しろ長い物語ですので、お時間のある時にまたお付き合いいただけたら嬉しいです。
改めまして第一章お読みいただきありがとうございました!
ああ、私の解釈があっているかわかりませんが、霧崎くんの言うことが分かる気がします。というか、ここまで読んできてちょっと思っていたことを言ってくれた感じでです。
なんていうのか、天性で滑っていては表現者にはなれないっていうのか……でもフィギュアスケーターとはつまり表現者であって、そこにあるその曲を表現できないといけないと思うんですよね。
霧崎くんのような視点を持った人物が出てくるということに、物語の厚みを感じます。
作者からの返信
岡本さん
ありがとうございます。
洵の視点を汲み取っていただけて嬉しいです。
仰る通り、フィギュアスケートにはスポーツだけではない、芸術としての側面があります。美を表現する以上、ただ天性で滑るだけでは到達できないものがあると思うのです。
それを苦しみもがきながら追求していくことで、初めて本当のフィギュアスケーターになれる…洵の哲学を見せることで次章以降への引き継ぎを試みました。
霧崎君がいやなやつにしか見えませんね、お前にそんなこと言われたくない! って笑
ただ、真剣に考えているからこそ見えてくるものもあるのかもしれません。
作者からの返信
木沢さん
ありがとうございます。
洵、この時点では本当に斜に構えたイヤな奴ですよね(笑)
でも彼には彼なりの真剣さがあるのです。
実は彼視点の章が最後に用意されております。そこで改めて彼の真意を確かめていただけたら幸いです。(随分先のことになってしまいますが…)