応援コメント

第25話 僕はスケートをやめない」への応援コメント

  • ふたりのスプリンター、ライバル。
    最後、感動で泣けました。
    おりしもオリンピック。すごくよかったです。

    作者からの返信

    アメたぬきさん

    第四章、お読みいただきありがとうございました。
    ちょうどオリンピックでライバル同士の悲喜こもごもが連日報道される中、アメたぬきさんにこの物語を読んでいただけて嬉しいです。
    また、星評価までいただき、大変ありがとうございました。

  • 才能、取り組み方、考え方、皆んなそれぞれで、それぞれに悩みを持ちつつ‥‥‥
    雷と刀麻とエイジは深い所で繋がっていて、お互いの持つ脆さを救い合い、お互いを成長させていく感じが素敵です。

    小五の時のエピソード。
    「シバちゃんの足、ちゃんとあるよ」
    暖かいですね。とっても。
    本当に脆くて壊れそうな刀麻を救ってくれて「雷、ありがとう!」って思いました。

    それがずっと中学3年生の青春真っ只中まで繋がってる感じで‥‥‥いい子達だな〜。

    作者からの返信

    風の子ふうこさん

    第四章、お読みいただきありがとうございました。
    この三人の絆は時が経っても彼らの深い所で生き続けるでしょう。
    そうなんです、フィギュアの合宿で傷付いた刀麻の心のコアを、スピード選手の雷が癒すんです。
    一見ズレているようで、この両立こそが刀麻のバランスのとり方なんだろうなと作者としては思っています。
    いい子達と言っていただけて嬉しいです。私もそう思います(笑)

  • 第四章お疲れさまでした!

    今まで拝読してきた章の中で、一番熱気の溢れた綴りっぷりでした。北海道の訛りも素敵なアクセントになってて、ちょっとした熱血ドラマを観ていた感覚になってました。人が大きく成長するストーリーって大好物です☆

    作者からの返信

    愛宕さん

    第四章、お読みいただきありがとうございました!
    一番熱いと言っていただけて嬉しいです。
    四章は、スピードスケートが題材のため、“対決”を非常にフィーチャーしやすい章で、書いている私も爽快感がありました。
    刀麻の北海道時代をどうしても描きたかったので、雪と氷の景色と共に伝わったのなら大変嬉しいです。


  • 編集済

    第四章読ませて頂きました。
    先にお礼から。
    私の作品に☆を頂きありがとうございました。

    最後、二人が肩を抱き合いながら、滑走している姿が目に浮かびました。

    スタート前の一瞬の無音、氷を削る音、コーナー抜けてぐんぐん加速する感覚が思い出されました。
    一応経験者の私はこの章が一番分かりましたし、共感できました。

    リアルです!

    作者からの返信

    上ノ下さん

    第四章、お読み下さりありがとうございました。
    最後の肩を抱き合い滑走する場面は、平昌五輪の小平奈緒選手と李相花選手からインスピレーションを得ました。
    平昌五輪で一番感動したシーンかもしれません。

    スピードスケート経験者の上ノ下さんに、スケートの感覚を思い出したと言っていただけて、本当に嬉しいです。
    経験の無いことを書く際のリアリティの悩みはこの先ずっと付いて回ると思いますが、少しでも現実に近付けられるよう、精進していきたいです。

    私信なのですが、先週のカクヨム通信第105号で、スポーツタグ作品ベスト10に上ノ下さんの「最後まで、Yes。」が紹介されていましたね!
    名前を見た時自分のことのように嬉しかったです。
    (ちなみに私の作品はスポーツタグを付けていなかったため、完全に蚊帳の外でした…笑)

  • シバちゃんは、フィギュアをしている時は、孤高で妖しい雰囲気なのに、スピードスケートでは、優秀なアスリートといった感じがしました。

    爽やかなラストが良かったです。

    作者からの返信

    風梨さん

    第四章、お読みいただきありがとうございました!
    長い作品にも関わらず、ここまで付き合って下さり、感謝しかありません。

    そうなんです。
    フィギュアの刀麻とスピードの刀麻、あたかも別人であるかのように書く、というのが最大の課題でした。
    フィギュアとは違ったスピードの爽快感が少しでも風梨さんに伝わったのなら嬉しいです。

  • 最後の、意識の流れに沿った場面の書き方が印象的でした。

    状況の詳しい描写をあえて伏せたのが、コンマ何秒を競う世界の一つひとつの場面を写真のように切り取って見せてくれているように感じました。

    そしてここに来て、ある意味初めてオギとシバが対等な……憧れとかの感情を抜きにして、本当の意味で友達になれたような気もしますね。

    作者からの返信

    冬野さん

    第四章、お読みいただきありがとうございました。
    こんなに深いところまで追っていただけて、感謝しかありません。

    流石、優れた書き手の方は描写の手法に敏感でいらっしゃる…
    そうなんです、ここはあえてひたすら雷の意識に沿う描写をしました。
    スピードスケートの醍醐味であるスピードの魅力を削がないよう、まどろっこしい状況説明を省きました。

    刀麻と雷を繋ぐ友情が冬野さんの胸に刻まれたのなら嬉しいです。

  • 「やめるな」
    これは言葉の「ハンドスリング」なんですね。
    俺の屍を超えてゆけ。

    作者からの返信

    尻鳥雅晶さん

    第四章、お読みいただきありがとうございました。
    ハンドスリングというのは自転車レースの技なのですね。
    調べたら、確かにその通りだと思いました。
    憧れを超克して友情を取り戻した時、「やめるな」という言葉が自分自身へ帰り、背負っていくのです。

  • 無垢でひたむきな情熱に心洗われる、そんな章でした。憧れに食らいつく姿は熱いですし、ラストの没入感は特に沁みました。

    里紗を巡る感情といい、先頭走者の景色といい、それぞれの「視界」を意識する章でもありましたね。

    作者からの返信

    市亀さん

    第四章、お読みいただきありがとうございました。
    長い物語にも関わらず、ここまでお付き合いいただき、本当に感謝しかありません。

    それぞれの「視界」…!!
    あまり意識せずに書いていましたが、市亀さんから指摘され、読み返してみると、確かにこの章は一番「何が見えているのか」ということにフォーカスが当たっている気がします。
    このような深い洞察に至るほど丁寧に読んでいただけて、作者冥利に尽きます。


  • 編集済

    一着でゴールする手前の光景を"孤独な景色"と表しているのがなんか好きですね。
    フィギュアの華やかさとは異なる白熱した速さの闘いは、思わ身を乗り出してしまいそうになるほど臨場感がありました。

    刀麻はスピードスケートにおける自分の限界に勘づいていて(併せて、荻島くんのスプリンターの才能にも)、この試合に敗れることでそれを確かめ吹っ切れたような感じだったのでは、と思いましたね。それで、高校から晴れてフィギュアに戻ったと。違うかもしれませんが。

    >また、スケートで命を繋いだよ
    良い台詞ですね。それに懸けてきた者だからこそ言える言葉ですかね。

    まだ完結はしていませんが、各章ごとにメッセージ性があり、非常に興味深く愉しく読めました。また、2周目読みたいと思います。

    作者からの返信

    サンダルウッドさん

    第四章をお読みいただき、ありがとうございました!
    ここまで読んで下さる方は少ないので、本当に有難いです。

    スピードスケートの描写は、フィギュアスケート以上に自信が無く、苦労して書いたので、そう言っていただき、救われる思いです。

    刀麻がフィギュアに戻る理由は概ねそれで正しいです。
    より詳しい理由は彼自身の口から第五章で明かされますので、またお読みいただけたら嬉しいです。

    「またスケートで命を繋いだよ」というセリフは、私自身、音楽や文学で魂を救われた経験から来ているかもしれません。
    実感をどれだけ文章に乗せられるか…書き手としての力が試されますよね。
    精進していきたいです。