コメント入れようとしていたら、フォローして下さって、喜んでいます。ありがとうございます。
あー、こっちの世界に来てしまったのですね。私も、たぶん作者さんも、あっちの世界を望んでいたと思うのですが、刀麻と里紗になってしまった所に現実を突き付けられました。
競技スポーツの悲しさ、この世に生きる悲しさが、ここに有りますね。
こっちの世界で妖精が生き続ける事は出来ないのかな?
二人は幸せになれるのかな?
第二章〜 も楽しみに拝読させて頂きます!
作者からの返信
風の子ふうこさん
お読みいただきありがとうございます!
こちらこそ、大変嬉しいです。
どうぞよろしくお願い致します。
そうなんです。刀麻はこっちの世界で生きることになりました…(いわゆる、メリーバッドエンドです)
書いていた当時、私は本気で、刀麻は里紗には渡さんぞ、という気概で書いていました。
でも、やはりこういう結果を刀麻本人が選んだ以上、私にできることはこのまま送り出すことだけです。
二人の幸せな未来に、思いを馳せていただけたらと思います。
第一章、お読みいただきありがとうございました!
とあるピアニストさんが、弾いているとき「自分はここにいなくて、天に繋がっている瞬間がある」というように表現されたことがあります。私はこの章のふたりが知っている宇宙もおそらくそれと同様のものであり、同時にそれが彼らが最初から持っている「天性」というものでもあるのかなと解釈しています。
彼らはこの人間的なラストで、そこにつながる道を閉ざされたのかどうか? そうかもしれないしまだわからない、そんな気がしました。
少しずつ追っています、読むのが遅くてごめんなさい💦 この先も期待しています!
作者からの返信
岡本さん
第一章、お読みいただきありがとうございました。
ピアニストの方が、そのように言われていたのですね。
私自身、大した腕前ではありませんが、ピアノやオーケストラの経験で、最高に極まった舞台の上で、自分とは別の、何かもっと大きなものに導かれるように演奏している、と感じたことがあります。(今で言うゾーンのようなものかもしれません)
芸術に携わる人間は、時折そのような領域を垣間見ることがあるのだと思います。
この二人の今後に想いを馳せながら、引き続き物語の行く末を見守っていただけたら嬉しいです。
読むのが遅いなんて、全然気にしてません!
読んでいただけるだけで本当にありがたいです。
またよろしくお願いします。
編集済
第一章が終わりまして、次回からは新しい主人公(?)ということで、キリが良さそうなのでレビューをさせて頂きました。
今章の、特にラストの解釈ですが、自分としては比較的明るいものとして捉えました。
目に見えない怪物という妖精、そして作品説明やコメントの返信などを読み、色々と解釈はあるものの自分なりの考えもまとまりました。
失ったもの、あるいは捨てたものは無邪気さ、意思なきゆえに無限であり、どこまでも成れる可能性があるもの、何にも成れないかも知れないもの、そういう幻想的で無定型で故に神にも匹敵しうるものを敢えてやめて、地に足を付けて、どこにでもあり触れた男女として向き合ったのかなと思いました。
実は神を人に堕とすというのが自分の作品の裏テーマでもありまして、何かそんなことを考えてしまいました。
作者からの返信
アクリル板さん
第一章、お読みいただきありがとうございました。
また、素敵なレビューもいただき、感無量です。
ラストの解釈は読者によって分かれるようですが、アクリル板さんは「比較的明るいもの」として捉えてくださったとのこと。
私(作者だってone of them…)としても、どちらかといえば、おおむね明るいものとして捉えております。
ただ、取り返しのつかないものを失った、という一点を除きますが…(これに関しては、一章の段階では何のことやらと感じられると思います)
大変言語化し難いものを、こうして精密に文章にしてくださったこと、感謝致します。
「Weather」には神を人に堕とすという裏テーマもあるのですね。ますます興味が湧いてきました。(天人地姫のことかな、と推測していますが、もっと慎重に読んでいきます)
こういう道の選び方もアリですね。前途多難は想像できても、本当の幸せを得たような気がします。彼が選んで彼が決めたこと。素敵です。愛宕からもリボンナポリンを一年分進呈したい気分です☆
榛名のスワンは乗ったことがなかったです。中心部の揺れを味わってみたいかも(笑)
作者からの返信
愛宕さん
第一章、お読みいただきありがとうございました!
こういう選択、アリと言っていただけて嬉しいです。
何かを選ぶとは、何かを捨てることです。
「選択」はまさにこの作品の重要なテーマの一つですが、注目して下さったのは愛宕さんが初めてかもしれません。
榛名のスワン、めちゃくちゃ揺れます…(取材で行きました)
湖が広く澄んでいて、水面を見つめていると吸い込まれそうで、結構怖いです。
編集済
第一章拝読させて頂きました。
私の作品に評価頂きありがとうございました!
…宇宙の破れ目を相手の名前で綴じる…深いですね。
「幻想→現実」かな、と私は自分の言葉で置き換えてみました。
私には全く無かった発想なので新鮮でした。
お互いに想いあって本来ならハッピーエンド、のはずなのに。
このもやもや感は素晴らしいです!
けどもやもやします!
活字に自分の心が動かされる、これぞ「小説」の醍醐味。
…けどもやもやします!
作者からの返信
上ノ下皐月さん
第一章、お読みいただきありがとうございました!
モヤモヤを感じていただいたようで何よりです。
このラストは、刀麻にとってのある重要なものが永遠に失われたラストです。
里紗はそれを「光のゲート」と呼び、刀麻は「世界の中心」(けどその名前が思い出せない)と言っています。
それが何なのか、というのがこの小説を通しての謎でありテーマでもあるので、それが「閉じられた」終わり方が不穏でモヤモヤするのは、さもありなん…
小説の「醍醐味」を感じて下さったとのお言葉、何より嬉しかったです。ありがとうございます。
憧れと恋愛って決定的に違うんだな、と。
なんと言うか、残酷な終わり方だと思いました。モヤモヤした感じで上手く言葉に出来ないです。板挟みとかジレンマだとか、そんな感じ。
何が幸せで何が不幸せか。少なくとも2人にとっては、この逃げきれなかった結末の先が幸せである事を願うばかりです。
作者からの返信
NkYさん
第一章、お読みいただきありがとうございました!
憧れと恋愛は、似て非なるものだと思います。
「愛している」という言葉は、宇宙の破れ目を相手の名前で綴じるということだと思うのです。
刀麻が委員長→里紗に、里紗がとーま→刀麻に、呼び方を変えるのはその象徴です。
二人はこれから先どうなるのでしょうかね。
私にも全く見当がつかず、彼らの物語は彼らだけのものにして、宇宙に放流した次第です。
目的も理由も意味も要らない、スケートのためにスケートをする、というセリフ良いですね。痺れます。
人ってなにかする時に目的や理由を探しがちですし、仕事なんかだとそれがないと怒られたりしますが、「それが好き」という気持ちさえあれば、本来それ以上の意味も理由も必要ないのかも知れませんね。
能動的ではなく、氷という世界に導かれるような、ある種受動的な姿勢。その世界を信じて身を預ける勇気がどれだけあるか。そういう感覚を抱きました。
作者からの返信
サンダルウッドさん
第一章お読みいただき、本当にありがとうございました!
そのセリフ、私も気に入っています。全章通して一番好きかもしれません。
書こうと思って書いたものではなく、勝手に出てきてしまったものでした。
震えました、こんなことがあるのかと。
書いている時、本当に里紗と刀麻の世界に没頭していたんだと思います。
第一章が終わりましたね。
これからどう展開していくのか、楽しみです。
まだまだ回収されていない謎がたくさんありますからね!
作者からの返信
木沢さん
第一章をお読みいただき、本当にありがとうございました!
第一章は全章の軸ともいえる章なので、他の章を読むことで、色々意味合いが変わっていくかなとも思います。
ちりばめられた謎も、後々明らかになります(全てを回収することはできませんでした、すみません!)。
またお時間ございましたら、どうぞよろしくお願い致します。