少女らしい心理描写が印象に残りました。
刀麻の印象を誤魔化すあたり、学生らしいですよね。
「とーま」と呼び続ける部分からは特別な感情や一途さ、一種の独占欲が垣間見え、心理・人間を丁寧に描いてると感じました。
作者からの返信
文字塚さん
コメントありがとうございます!
そうなんです、この章はとにかく少女小説っぽさを前面に打ち出して書きました。
なので自分でもむず痒い表現が多々あります…笑
里紗の「とーま」呼びは、幼馴染み関係を先取りしています。
本来里紗は幼馴染みと言えるほど刀麻と仲良くはないのですが、本当に仲が良かった女の子が使っていた「とーま」呼びを借りることで、関係を塗り替えようとしているのです。
しかしあくまでも「借り物」なので、瓦解の末、最後に本当の呼び方を獲得します。
とても読みやすくて、難しい漢字や言い回しをしていないのに感情や景色が丁寧に、感情に訴えてくるように描かれていて、なんかもうほんとに好き!です。この先もこれから読みます!
これからどんな展開になっていくのか、わくわくします。
作者からの返信
葉月さん
はじめまして。お読みいただきありがとうございます!
読みやすい、とは何より嬉しい言葉です。
この章を書く際に一番意識したのがまさにリーダビリティでした。
そして、この小説を好きになっていただけたら、作者としてこれ以上嬉しいことはありません。
またお読みいただけたら幸いです。