>どんなに仕事に誇りを持っていたとしても、三十過ぎて学生でも勤まる仕事を肩を並べて行うのは、惨めに感じてしまうものだ。
これはよくわかりますね。
私の職場にはよく介護等体験とかの実習生が来るんですが、早稲田とかいい大学の子はさすがにのみ込み早くて、数日でも十分戦力になるんですよね。あと学生じゃないけど、大手企業(保険会社とか)の人をボランティアで数時間迎えたり。
そういう人たちには内心では見下されているか、そもそも彼らの眼中にすらはいっていないんだろうなと思いつつ、学歴"だけ"なら自分もお前らといい勝負のはずだぞという矜持を支えに日々を乗りきっています(笑)
作品と関係ないことですいませんが、2回目読んで変わらず共感できることだったので。
作者からの返信
サンダルウッドさん
ありがとうございます!
共感いただけて嬉しいです。
実はここ、私自身の実体験が非常に色濃く反映されている箇所なんです。
私は出産前までずっと塾講師をしていたのですが、塾には大学生のアルバイトがたくさんいて、彼らと一緒に肩を並べて仕事をしていると、時々すごく惨めな気持ちになるんです。
仰る通り、有名大学の子は教えるのもうまく、若いから生徒からのウケも良くて、当時は彼らを尻目に「私、何やってるんだろ…」とネガティブモードに入っていました。
今復帰しても、またあんな風に仕事ができるかと言われると、かなり不安です。メンタルが持つか、という意味で…。
編集済
作品の内容についてのコメントではなくてすみません。
軽井沢の風越リンクが出てきたのでびっくりしてしまいました!
よくご存知ですね!?
ネットでお調べになった…のですかね。
ちなみに同じ公園内のカーリングホールが私のホームグラウンドだったりする(^_^;)
作者からの返信
上ノ下皐月さん
いえいえ、こういうコメント大歓迎です!
軽井沢の風越リンクと同じ敷地に上ノ下さんのホームカーリングホールがあるのですね!
嬉しい偶然です。
そうなんです、ネットで調べました!
群馬の伊勢崎か桐生にあるフィギュアスケートクラブが、春夏は風越リンクや埼玉アイスアリーナで練習していると聞いて、借用しました。
峠を越えて通うのは大変そうだなあと思います…。
フィギュアスケートというと華やかな部分ばかりにスポットライトが当たりがちですが、それに関わる人達の地味な日常や苦労を描いたこういった部分に強く惹かれます。
魅力的なキャラクターがたくさん出て来ますが、朝霧先生は私自身、特に共感出来ますね。
作者からの返信
rainyさん
ありがとうございます。
そうなんですよね、華やかな見た目とは裏腹に、ものすごく厳しくて地道な努力の積み重ねのスポーツだと思います。
美優は私自身、かなり自己投影しながら書いたキャラクターでもあります。共感いただき、大変嬉しいです。