応援コメント

第14話 ネイティブスケーター」への応援コメント

  • >……フィギュアスケートは、見せるためのものだ。
    >やはり、俺は矛盾している。

    この感情は私にもあります。
    読んでもらう為に書いているはずなのに、どこかで読まれたくないと思っている自分もいて。

    作者からの返信

    朔さん

    共感いただきありがとうございます。
    この二つの気持ちは、今でも私の中にもありますね。
    その両立こそが小説を書くという行為なのかもしれませんね。

  • 見世物じゃないぞ。

    自分のために滑っている、滑りたいとーまと、観客がいるフィギュアスケートとの対比というか葛藤が描かれていて好きですね。

    作者からの返信

    鷹仁さん

    ありがとうございます!
    そこ、洸一のフィギュアスケートに対する葛藤を刀麻を媒介に描きたかったので、汲み取っていただけて嬉しいです。

  • ごく基本的なことが完璧にできる人ほど、いざというときの応用も利きそうですね。

    >「聞こえないというスケーターは(中略)……耳の傾け方を忘れているだけだ」このあたりの表現いいですね。

    作者からの返信

    サンダルウッドさん

    ありがとうございます!
    そうなんです、フィギュアスケートは、スケーティングという基礎こそが演技の土台なんです。

    その台詞、練りに練って、二転三転して、やっとその形に落ち着いたものなので、褒めていただけてすごく嬉しいです!

  • 洸一と刀麻のスケーターとしての対比、面白いですね……滑り方にしても意識にしても。
    母がフィギュアスケートを熱心に観る人だったので、競技としてのイメージは少しながらあるのですが。基礎的な事項は知らないことも多いので、今回のコンパルソリーみたいに、滑る側の内情が分かってくるのも楽しいです。

    作者からの返信

    市亀さん

    ありがとうございます!!

    ここでは洸一の意識的な滑りと刀麻の無意識的な滑りを対比したので、読み取っていただけて嬉しいです。

    フィギュアスケートって華やかな競技なんですけど、基礎練習などはあまり表立って取り扱われないんですよね…。
    私自身、この小説を書くにあたり、調べて驚いたことがたくさんあります。

  • 後半の、台詞と地の文を交互につないでいくところ、いいですね。
    手法自体はよくあるものかもしれませんが、ここでは台詞の中身とぴたりと合って、心地よく入ってきます。

    作者からの返信

    九里琳さん

    ありがとうございます!
    表現を褒めていただけるのは書き手として非常に嬉しいです。
    とても苦労した箇所なので尚更…!

    台詞と地の文を繋ぐ手法は、町屋良平がとても上手で、随分影響を受けています。