白いレガシーに青のインプレッサ。王道の群馬スバル推しに称賛の嵐です。
――「一つだけ、聞かせて下さい。榛名に来るって決めたのは、芝浦刀麻のためですか?」
――「自分のためよ」
そう、自分のため。もう一つ決着をつけなければならないことが私にはあるの。榛名の豆腐屋……あいつのパンダトレノにダウンヒルで勝つことよ。RX-7にGTR、あらゆるモンスターが挑んでダメだったけど、私のインプレッサには不思議な力があるの。いいえ、違うわ。インプレッサのポテンシャルも高いけど、私自身に不思議なパワーが宿っているのよ。私のハンドル捌き、そしてダウンヒルでも怖れずにトントンと二回踏み込む、通称「ダブルアクセル」の凄さを見せつけてやるんだから。お願い汐音ちゃん、私の勝利を祈って!
洵君と別れた私は、ループで流しているザ・ブルーハーブの音量を上げて、行きつけのカスタム工場へと向かった。注文していた黄色の「555」ステッカーが私を待っている――。
すいません。インプレッサで妄想が膨らんでしまいました。
ザ・ブルーハーブのラップは、トーマ君のおすすめなのか。それとも、トーマ君を想ってのことなのか。北海道ラップだけに、そのあたりも気になってしまうこの頃です☆
作者からの返信
愛宕さん
非常に熱量のあるコメントをありがとうございます!!
何を隠そう、朝霞先生のインプの元ネタはイニDの文太なのです笑
私はイニDが大好きなので、ささやかなリスペクトとして出してみました。
という背景があるため、愛宕さんのイニD×氷上のシヴァクロスオーバーは非常に非常に嬉しいです…!!
ついでに、このカスタム工場は北見サイクルだと嬉しいですね。(さすがに欲張りすぎ)
力作をありがとうございました。
ブルーハーブは、単純に美優の趣味だと思います。
刀麻は音楽に全く興味が無いので…
ここで洵がブルーハーブのリリックから刀麻を連想してしまうのは、完全に洵の神経症的な妄想なのです。
洵の目から見る朝霞先生はすごく色っぽくて大人の女、という感じがしますね!
素敵な章だなあ……と思いました。
作者からの返信
rainyさん
ありがとうございます。
美優の大人っぽい色気を感じていただけて嬉しいです!
洵から見た美優を意識しながら、気合を入れて書きました。