↓のコメントに惹かれて愛宕も関連した感想なのですが、演技の構成(章立ての順番)が世界観の対立を生んでいるのかなぁと思ったり
ほら、ここはトゥを氷に突いて飛ぶより、流れに任せてジャンプした方が審査員にとっては評価しやすかったみたいなのってあるんじゃないですかね。
愛宕的には、年々注目度が高まっているスケート界の動きを見た上でも、この作品は書籍化に値すると思ってます。
作者からの返信
愛宕さん
コメントをありがとうございます。
いやあ、深い考察です。
正直、この章立ての順番はほぼフィーリングなんです。どうしてこの順番になったのか、私自身うまく説明することができません…。
このブツ切りの感じが、読者の混乱を生みかねないとも思いますし、何より「この順番じゃなきゃだめだ!」という私の覚悟が足りなかったと思います。
書籍化に値するなんて、本当に勿体ないお言葉です。
胸にじーんと来てしまいました。ありがとうございます。
将来自分の小説を書籍化できるよう、シヴァでの学びを糧に頑張っていきたいと思います。
>「プログラムの中で跳べないジャンプは、跳べるとは言わないんだよ」
これを読んだいま、ストーリーラインとはまったく別の次元で、何かが引っかかったような気がしました。実はずっと考えていたことがあって、どうしてこの小説がもう少し評価されなかったのか、その理由を探していたのですが、それはひょっとしてこの台詞で表されるような、「世界観の対立」ではなかったか、と思いました。
作者からの返信
尻鳥さん
うわー!なんだろう、すっごく気になります。
こういうことでしょうか?↓
☆☆警告!ネタバレあります☆☆
実はこの小説、四章のみがいわゆるエピソード・ゼロで、それ以外の章は全てそこから分岐したマルチバース(multi-verse)の物語なのです。
描かれる時点と語り手を別にしているため分かり難いのですが、一、二、三、五章は別の世界線です。
私としては、「ユニバース(uni-verse)」を描く覚悟が無い、ということで落とされたのではというのが、自分なりの推察なのですが…
尻鳥さんの考えと全然違っていたらすみません。
世界観の対立、という言葉から↑のようなことを想起しました。
四回転サルコウと聞くと安藤美姫を思い出します。彼女の後、長い事四回転跳べる女子出て来ませんでしたよね……。
汐音がどんな子なのか、とても興味が沸いてきました。
作者からの返信
rainyさん
コメントありがとうございます。
安藤選手の火の鳥での四回転サルコウ、格好よかったですね。
私は彼女のジャンプが大好きでした。
汐音についてはこの第5章で輪郭が示されるほか、第6章にて彼女が語り手となりますので、お付き合いいただけたら嬉しいです。