つくりかけのファンタジーに、意見がほしいです。パート5【物語の骨格】
物語の骨格を考えます。設定ではなくて、物語を動かす人々の動機を考えていきます。
まず、ひとつ宣言します!
普遍的な物語を描きたい!
ド王道の物語を描きたい!
ファンタジーだったら尚更です。
冒険におあつらえ向きのでっかなうそを創るのだから、奇をてらった語り方なんかしないで、真正面から話を書きたい!
だから今度つくるのは、ボーイ・ミーツ・ガールという形は決めています。
主人公が遅刻だ遅刻だと走り抜けようとした交差点で、訳あり少女とドンとぶつかり、思いがけない冒険に巻き込まれていく。
ボーイ・ミーツ・ガールを、月並みで平凡だと切り捨てるには、名作が多すぎます。これでいきます。
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ということで、少年と少女というキャラクターが居るのは、もう確定。
少女と出会うことで物語が始まるのだから、少女には物語を動かす何かしらの重要なものを持っていないといけません。
なので少女は、魔女。世界に数少ない魔女。
それに対比して、少年はごくごくありふれた働き者。
これも王道、よし決定。
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少年は、その世界でごくごく普通の男の子。
少女は、特別な力を持った訳ありの女の子。
二人の動機となる「願い」も考えました。
「地上に降りれない、漂って留まれない、落ちたら終わり」
そんな異世界だということも踏まえた「願い」にしています。
少女の願い。
「魔女の姉に再会したい!」
この異世界は“漂って留まれない”世界だから。あの住所を訪ねれば必ず会える、という訳には行かない。探さないといけない。冒険が出来そうです。
少年の願い。
「少女と一緒にいたい! 願いを叶えてやりたい!」
まぁ、あれです。一目惚れです。一度別れてしまえば、そこは“漂って留まれない”世界。一期一会で終わらしたくないという、想いを持っても不思議じゃないと思います。
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敵役も決定しました。二人を追いかけて、引き離そうとします。
彼の願い。
「魔女を捕まえたい! そして出世したい!」
この“地上に降りれない”世界は、資源の足りない世界です。彼は思います。どんな問題も解決し得る、超常的な力が、魔女という存在が、なによりも大きな資源だと。
その力を得ることが、出世の道ならば。一度でも“落ちたら終わり”の世界を生き抜く
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という感じです。
少年、少女、敵役。
そんな三人でやっていきたいです。どうでしょうか。
おのずと序破急も決まってくると思います。
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