書評を書く人になりたい/書評を書かれる人になりたい

 書評を書く人になりたい。


 昔からそう思っています。

 子供の頃から、読書感想文は大の苦手。でも、小説は解説から読んでしまうタイプ。

 苦手意識と憧れから「読んだ本について深く考察して書ける人」になりたいなと思っています。


 そしてカクヨムにはレビューや応援コメントがあって。解説や書評とはまた性質が違うのでしょうけど、「読んだ本について書く」は変わらないので、けっこう他の方のレビューを読んでいます。

 その中でやはり、スパッと面白い切り口で読み込んで、短い言葉でビタッと表現する人が居ます。

 小説に深く潜る術を持っているんだろうな、と端から感じています。


 面白い小説だったのに「ここが面白かった」という言葉がモヤモヤと上手く形にならず、応援コメントやレビューを躊躇してしまう。そういう事態を避ける技、ありませんか。

 何か基本的なコツがあるとしたら、教えてほしいです。


 ■


 書評したくなる人になりたい。


 最近そう思っています。


 最近リアルの出来事で、自分のことを一番知っているのは自分ではないと、改めて思い知らされました。


 そろそろ辛口批評を受け付けねば、と思います。もっと上手く物語を作りたいですし。

 そのために書評したくなる小説を作らなねば、とも思います。批評するのは大変な労力が掛かるとなんとなく気づいてるからです。


 卵が先か、鶏が先か、みたいな話ですけど。



 昔から、避けて避けて避けてきていて、たぶん辛口批評に耐えられないのは、自分の軸がないからで。

 真摯に受けることも、笑い飛ばすこともできず、ガツンと凹みます。「なんで、そんなこと言われないといけないんだ」的な気持ちで、ガツンと凹みます。


 芸術として表現する為の小説なら、そんなの無視して自由でいいかもしれないです。

 けれど、自分の「気分」みたいなのが伝わってほしいなんてエッセイに載せる僕にとっては、伝わる工夫、読まれる工夫をするべきですよね。


 いつかどこかのタイミングで「面白い小説とは何か」みたいな漠然とした一般論的な議題ではなくて、「目の前の試作品のどこが悪いか」というメッタメタにするような話をしないと、ですね。


 ……嫌だな(´・ω・`)。想像してしまった。



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