「今日も書けない」を題材に。

ワークスペースと十年

　ワークスペースというのが出来ましたね。

　全然書けてないってのに、書くための機能が充実していきます。宝の持ち腐れです(｡-ω-)。

　カクヨムの新しい取り組みについて、僕はまったく触れてこなかったんですけど、正直なかなか自分事として考えられないですよね。

　変化が続くなかで、たぶん僕はすぐに変えられないタイプなんで、一先ずはそのままやっていくんだと思います。

　カクヨムのお知らせには、今後五年、十年の創作環境に向けてなんちゃらかんちゃら、みたいなことが書いてたと思うんです。

　読みながら、わぁすごい自分も変わらなきゃなーという焦りとか、今のカクヨムもべつに居心地いいので変わってほしくないなーとか。もやもやいろいろないのうみそでかんがえたりもしました。するだけでした。

　お知らせを読みながら、初めて得た感覚もありました。

　十年も「書く」と付き合っていく可能性もあるんだっていう感覚です。

　そのときにやっと、初めて、ついに、「『書く』を続けて十年」っていう地続きの時間を想像したんです。そんだけ時間あったら、なにする？　みたいな。

　今まで長編も書いたことないし、公募に挑戦したことないし、書籍にしてみたり、同人誌の即売会みたいなのも行ったことがない。そんな予定もない。

　書く人への憧れは募るけれど、ずっと及び腰のまま。

　Web小説を読んで読んで読んで読んで、ちょっと思いつきを落書きみたいに書いて、みたいな周期でやっています。

　どうなんでしょう。たまった想像を捨て置いとく場所みたいな感覚。

　読者の反応は欲しいけど、読者に応えなければ、という気持ちがやや希薄な感覚。

　「書く」と長く付き合おう、みたいな考えはなかったんです。

　もうすでに「書く」と長く深く付き合っている方、カクヨムにたくさん居ると思います。

　その方々に聞いてみたいですね。十年続けて良かったですか、次の十年どうしますかって聞いてみたいですね。

　まあ、この質問、何かを知るためのものじゃないですけれど。

　生存者バイアスがバリバリに効いた言葉を浴びとけば変化に対する漠然とした不安も薄れるかな、みたいな話でした。