心機一転、第三章
作風を軽んじない令和元年
令和元年。新しい時代がやってきました。
新しい時代も、どうぞよろしくお願いいたします。
そして唐突ですが、令和元年は、自分の「作風」を創る、固める年にしたいと思ってます。
他の方々は、どこまで自身の作風を意識しているのでしょうか。
カクヨムを歩き回っていると、自分の作風をしっかり持っている人をかなり見かけます。驚異です。
作風。
今までは軽んじてました。
たくさん小説を書いていれば、いつか滲み出てくるのかな、みたいに考えていて。
でも、それは結局ただの手癖で、小説の完成度を高めるものではないと気づきます。
読者に次の作品へと手を伸ばして貰おうという理由から、作風に意識的にならないと駄目だと思います。
「あの作風だから読んだのに、次は違うようだ」
と、やっとこさ心を掴んだ読者が離れてしまうのは、もったいない。
カクヨムの方には、ジャンルを変えても作風が変わってないために、過去作品の読者の方々が手に取り、そして評価に繋がるパターンを多く見かけます。
たとえば、現代ドラマ中心の作者さんが、初めて執筆したという現代ファンタジーの作品。
以前からの爽やかで楽しげな会話劇と、丁寧な心理描写はそのままに、物理的な制約を越えた幻想的な情景を描いて、凄い!
既存のファンも満足、そしてファンタジー好きな読者へもファン層が広がるんだろうなぁ、羨ましい。なんて思いました。
ほかにもたとえば、剣と魔法の世界で長編を描いた作者さんが、和風の短編を描いた作品。
少年漫画的なバトルとじれったい恋模様という軸がそのまま。どちらか一方の作品が読者の心にぐっと刺されば、もう一方も相乗効果でファンがつくのだろうなぁ、羨ましい。と思いました。
題材、ジャンルを変えようとも、根元の創作傾向をしっかり意識して強く打ち出せば、読まれるチャンス、ひいては評価も増えていくような気がします。
皆さんは作風、どう作り上げてきましたか?
自分の作風はこうだ、と簡潔に言い表すことはできますか?
僕はまだ、ぼんやりしています。自分の手癖を把握することさえ覚束ないです。人に言われて「へぇ、ここって独特なんだ」とか思う始末です。
令和は、自分の作風を煮詰めていこう。
そう決心しました!
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