雨ノ川からもも

美味しい手料理を彼のために作ってあげる――そんな夢を毎日見る女性。 しかし現実世界で待つのは、一人ぼっちのマンションの部屋。 そんな彼女の前に突然現れたのは……？

「大好き……。だから……食べてよ、あたしのこと……」 　その言葉に誘われて、天使は少女の魂に歯を立てた。

怪我をして、ボールを投げられなくなった俺は野球部を退部した。 帰宅部のない高校で、新しい部活を探さなきゃいけない。 そんな時、クラス委員の女子、副島から話があると言われ、放課後の…

純白の翼を持つ有翼種族は人間から「幸運を運ぶ天使」と呼ばれる。 そんな有翼種族の中で、何故かシフレは灰色の翼を持って生まれた。 シフレは飛べない落ちこぼれだった。 だからこそ、地…

言っても仕方ないけど、俺は、女……かもしれない。（言っててｵｴｯ

ともに住み始めて三年の彼女。彼女と過ごす幸せな時間。 僕は、いつも彼女から目が離せない。何故なら彼女は――…… この作品は短編です。 小説家になろうでも掲載しております。

「いいね」ではなくて、 「よかねえ」と笑い合う。 幼なじみ夫婦のささやかなひととき。 ＊＊＊ 自主企画『文体見せ合い・お茶漬け』参加

僕は今でも忘れない。 あの春、先輩と出会ったこと、夏の夕暮れに話したこと、秋に好きになったことも、そしてその冬、起こったことも…。 先輩、僕の想いを聞いてくれますか？

ほんの二分間。あなたの人生を、拙作とのお付き合いに割いていただけましたら幸いです。 朱く染まった想い、涙色に染めて……。 ……あ。お題は五分でしたっけｗ なんだかなあ＾＾；

俺の前に現れた、亡き妻の幽霊。 彼女は……嘘つきだった。最後くらい、本当の気持ちを聞かせてほしい。

彼女は誰かに見られている気がしてならなかった。家で休んでいる時も、会社にいる時も。 アナタは聞いた事はありますか？住み慣れた自分の家に、見知らぬ同居人が住んでいたという都市伝説…

ちょっとした空き時間にでも読んでいただければ幸いです。 気に入っていただけましたら近況ノートを覗いていただければと思います。

誰もが、きっと一度は考える。 けれど、きっと誰も、その答えを見つけたことがない。 世の中で一番難しい難問。 でも—— 答えなど、見つけなくてもいい。 答えは、見つからなくてい…

登場人物の名前以外は、実話です。 ちょっとほっこり出来るかもしれません。

とある夏の、とある幼馴染の関係が変わる、とある日の話。

5分後に小鳥遊結芽はいなくなる。 大切な人に、最後に伝えたい想いとは──。

異世界ファンタジー、ラブコメ、ミステリー……各ジャンルの担当者が人気や読者数を報告する定例会議中、総督からSFが何者かに殺されたという報告がなされた。話によれば、SFは集まったジ…

家族三人幸せに暮らしていた夏菜子の体に新しい命が宿る。 けれど、突然の流産によって幸せは一変する。 あの日から、私の後ろに誰かいる。 あなたはだれ――？

小学生のゆいかとみずきは、お母さんからおつかいをたのまれました。 コンビニじゃないよ。スーパーじゃないよ。 カゴをもって、あるいていこう。 （2008年の作品です。現在個人サイト…

以前、なろうの冬の童話祭という企画で書いていたものです。 一時、再編集しようと奮起し、諦め、今に至ります（笑 今はどこにも掲載していない＆短いので、よかったら読んでください。

初心で真っ直ぐな男の子と、ボーっとマイペースな女の子の日常、再び。 ↓シリーズ１作目の、ささやかな一コマを先に読んでおくと、少し味わい深くなります。もちろん単品でもOK。 ht…

奄美大島で古くから生産されてきた「大島紬」は、半年から一年という長い時間を経て、ようやく一反の反物になる。 島に伝わる伝統の技術を受け継ぐ者と、現代のモノがあふれた社会の狭間。 …

★誰でも素敵な先生に憧れたことはありませんか？ 先生に言えなかった一言。 切なくて、泣けてしまう……。 そんな想い出を詩にしました。 『愛がとけたら』の『おとなりの絵描きさん』…

今から遠い未来。山と壁に囲まれた小さな遺跡の町「さきわい町」の住人には、姿や力の変わる不思議な「ギフト」現象が起こっていた。 町に暮らす少女エリカは、いつも通りアルバイト先の古道…

　32歳の女性会社員、北川美穂。彼女は仕事の帰り道、夜空にオリオン座を見つける。オリオン座に手を伸ばして思い出すのは過去の恋愛。いつもとは違う予感を胸に、過去の思い出を振り返り始…

　赤茶けた大地に砂埃が舞う、カウボーイやガンマンがいる世界――『西部』。 　十六歳の少年レナード（レン）・マーシュは、開業医の父親を手伝っている医者の卵だ。 　ある日レンは、見た…

たった一つの告白がすべてを歪めてしまう、青春ループストーリー。 中学三年生の稲垣慎也は、卒業式後に片想いの相手である江崎志保に告白しようとする。だが志保は式後すぐに帰宅してしま…

ご覧いただき、誠にありがとうございます。 この作品は「第3回ＷＥＢコンテスト」読者選考通過作品に加筆したものです。 一章５万字くらいで、それぞれ独立しておりますので、どこからご覧…

本編末尾にて、ネタばれなしのショート番外編を掲載！平安京への入り口にどうぞ。 久の宮家復興のため、紀乃は乳姉妹である藤の宮を玉の輿に乗せようと、思い悩む日々。それが急に言い付けら…

風景の半分を、満開の桜が陽の光をあびながら輝いています。 凍てついた空気も、蕾が芽吹くたびに温めてくれたようです。 ぼくは今でも鮮明に、あのときのことを覚えています。 初めて手を…

25年前の北海道、旭川市。冬を迎える直前、すべての色彩を失いつつある灰色の季節。高校生の橘雪乃は、トラックに轢かれ、命を落としそうになったところを、ある青年に間一髪のところで助け…

仕事明けの彼と久々のデート。 川原で見つけた花々。 それを見た私は、あることを思いついた。 「花束、作ってみない？恋の、花束」

バイト帰り、僕は中学時代の片思い相手、中嶋に出会う。 そして僕は彼女を家まで送ることにしたが、いつもより重いペダルを踏むごとに思い出すのは、 彼女への未練だった。

結衣は、荒くれ者に襲われているところを、相模と名乗る男に助けられた。顔も名も売れているらしいこの男、結衣にも「何かの縁」だから頼ってこいと言ってきて―― 時は天保。処は江戸の北…

ラブレターの代筆をするから、人呼んで「代筆屋さん」 恋の神様なんて噂される櫻だったけれど 親友から、気になる男子への代筆依頼が来て――。

うちは結婚してすぐに、うちの親と同居だったんです。僕はバリバリの働き盛りで休日もままならなかったので、どちらかといえばその方が安心かな、て考えたんですよね。 妻は控えめで要領…

いろいろな日常の一場面を切り取りました。 ぜひ、肩の力を抜いて、ご覧ください。

　とある研究所で主任科学者として日々奮闘する女性科学者。 　だが、「母の日」にプレゼントを母に贈った日から、研究所の中で奇妙な出来事が起こり始める。 　そして、次の年の「母の日」…

毎朝同じバス停で同じバスを待つ少女と少年。 ある日、少年が少女に話しかけると、少女はこれで話せるのが最後なのだと言い出して……。

瑠加のループは彼女だけのループだ。 彼女だけが時間を跳んだみたいに若返って学生生活を繰り返すけれど、俺たちは普通に年を取っていく。 そして瑠加はいつも年上の男に恋をする。 新しい…

高校三年生の時光宗平は、ある日の深夜、散歩中に空から落ちてきた光る石を拾う。 それから約二年後、石に導かれて、宗平は高校生の少女と出会い―― 不思議な邂逅が二人を変える。 強…

お笑いアイドルのヤンヤンこと柳ヤマトは、本屋のイベントで『カクヨム』という小説サイトの宣伝に来ていた。 そして、そこで配られる星型アメを手に、クリスマスの日、想い焦がれた彼女につ…

　桜の写真を撮るために母校を訪れた僕。ふと、昇降口が開いていることに気付き、思わず校舎に足を踏み入れた。

石鹸の思い出。

1.5部：https://kakuyomu.jp/works/1177354054885629489 2部：https://kakuyomu.jp/works/117735405…

第２回カクヨムWeb小説コンテスト恋愛部門《特別賞》受賞 『初恋ダイアリー』より改題の上、2018年4月19日KADOKAWAより刊行されました。 ************ …

高校２年の夏休み。 わたしはあいつに会いに行く。 あいつの待ち受けから作った、中学卒業記念のハガキ。 その空の場所を見たくて。 それを口実に、あいつに会いたくて。

――高校の入学式の日。私は先輩に恋をした。 恋に落ちた主人公・亜莉子（アリス）は、SNSで先輩――高橋一春（イチハル）――を探し出し、フォロワーになることから恋愛を始めたのだけ…