まるで重陽の菊酒のような盃に月が映る。冥く剣呑で、それでいて絆を感じさせる雰囲気。静かで熱く。悲哀さえも笑い飛ばして。ぐっと引き込まれました。素晴らしい。
ある武将たちの語らいです。冒頭の詩のような唄から雰囲気に飲まれ、会話文と描写で一気に物語に入り込みました。終わりも余韻を残してくれます。おすすめです!