ずっと昔、別れを切り出された初恋の人。やがて主人公に飛び込んできたのは、彼が亡くなった、と言う受け入れ難く辛い知らせ。
そんな彼が遺した「日記」を読み始めた時から、彼女、恋人、そして全ての過去は少しづつ変わり始め……。
かつて、イギリスのとある首相は「過去が希望をくれるはず」と言う言葉を残したと聞きます。もう一度経験することになった、決して抗うことの出来ない運命が待ち受けている過去。それでも、きっと何か出来る事があるはず……その事に気付き始めた時から、少しづつ主人公の心も「改変」されていきます。
揺れ動く思い出が行き着く先は……。少し切なくも、心に確かな暖かさや感動を残してくれる、少し不思議な珠玉の恋愛作品です。
三話まで読了しました。
ずっとずっと気になっていて、読み始めたら、日記仕立ての文章に導かれ、「過去が変わっている?」という大きな謎が見えて来たところです。
日記も愛らしく、本当に振り返って懐かしんでる感じが冒頭で既に伝わって参りました。これは読んで良かった! きっとそう言えると確信しております。
切ない概要に惹かれて、美しい想い出を追って行くヒロインの姿に更に
「日記が変わる?」有り得ないはずの出来事と今後に思いを馳せて。
恋愛がどう絡んで来るのかを楽しみにしつつ、冒頭の美しさに★三つでお薦めします。ずっと、読みたかった……!
作者さま、続き、楽しみにしておりますね(≧▽≦)