雨ノ川からもも

最初にプロローグを読んだときは、正直「えっ、これネタバレになってない？　もったいない気が……」と思ったのですが、読み進めるうち、物語は思わぬ方向へ展開していきます。 美しく、センス…続きを読む

Case1まで読了。 この手の作品は、作者の頭の中にある世界観や状況をうまく説明しきれていないものが多く、正直序盤で離脱してしまうことがほとんどなのですが、本作はくっきり映像が浮…続きを読む

ひとこと紹介の意味は本文へどうぞ。

これだけ短いお話で読者をぐっと惹きつける作者の筆力に感服します。

とてもよかったです。 最初のきっかけこそ、お互いの欲望を満たすためだったかもしれない。 けれどそれは少しずつ、そして確実に「本物」へと変わっていきます。 ピュアで切なすぎるふたりの…続きを読む

少女漫画チックに切なく終わるのかな、とのん気に構えていたら、まさかの……でした。
ジャンルで油断してた部分もあるかも。
許されざる恋をした彼女の結末、ぜひ見届けてください。

あえて多くは語りません。
作家志望の皆さん、ぜひ読んでみてください！

何気なく読みましたが、ほっこりする愛の物語でした。
そして料理の描写が秀逸！
飯テロ！！
お腹が空きました笑

タイトルを見て、近年の流行り病のことかと思いましたが、全然違いましたぁ。 これはたしかにみんなかかりますね笑 読み始めたときには「これほしい！」と思ったけど、まさかの副作用があり、…続きを読む

この物語は、ひどく普遍的です。 剣も魔法も、超能力もありません。 あるのは、才能と、愛と、ひりつくような哀しみだけです。 美しく優しく、大切なかけらを拾い上げるように、どこか懐かし…続きを読む

な主人公。 設定がキャッチ―で、プロローグのつかみも秀逸。 話の展開もスピーディーで飽きさせません。 そして何より、座敷童がかわいい！ 現在進行形で引っ張られるようにぐいぐい読んで…続きを読む

何度でも言います。
好きです。
短くも、とても濃密な各エピソード。
ありそうでなかった設定。
半分読んだ時点で「Excellent!!!」一択でした。

戦争を終わらせるため、殺戮兵器とされてしまった少女の葛藤を描いた一作。 普段、こうしたファンタジー作品はあまり読まないのですが、某京アニ作品を思わせる切なくもあたたかいストーリーに…続きを読む

上に書いたように、生まれつき体に重度の障がいがある者です。ヒロインと同じく、車椅子に乗っています。 私は今まで、障がいをテーマにしたドラマやドキュメンタリーを見るたび、複雑な気持ち…続きを読む

仕事で疲れ果てた夫に用意されたのは、妻お手製のお茶漬け。
このままほっこり終わるのかと思いきや……

最後にピリッとした安室（作者）節が効いています！

ぜひご一読を。

この短編にこめられた想いも、本作へ対する私の想いも、この一言に尽きるかなと思います。
ぜひ、ご一読を。

流行りの影響か「異世界」と聞くだけで「転生」や「チート」を連想してしまい、このジャンルはついつい避けがちなのですが、これはそんな私でも最後まで楽しむことができました。 いわゆる異世…続きを読む

とても共感できるお話でした。 お付き合いをしていたわけではありませんが、似たような思いをしたことがあるので。 若くて未熟だから、ときどき自分の気持ちすら分からなくなってしまう。 ど…続きを読む

なんだかうまく言えないけど、この物語はこの一言に尽きる、と私は思いました。 台詞のひとつひとつや、「あお」を通した表現に、作者さまのセンスや人となりを感じます。 痛くて苦いあの頃に…続きを読む

関西人の彼が、強引なのに優しくて、とても魅力的。
大人の王道恋愛にハラハラドキドキしたい方、おすすめです。

いつか夢が叶うといいですね……

異世界もののテンプレはイマイチな私だけど、恋愛ものの王道には、ついついニヤけちゃいます。

ふたりとも、ウブでかわいらしいですね。

雪舟くん、ファイト！

じんじんと伝わってくる、冬の冷たさ、そして人のぬくもり。

こういう文章、大好きです。

出だしから「あっ、これ絶対好きな感じだ」とピンときて、一気読みしました。 とても複雑で難しい問題を、主人公に寄り添い、分かりやすく丁寧に描く。 上手く言えませんが、全体を通して、太…続きを読む

当時は分からなかったことが、成長してから分かることってよくありますよね。
人生の厳しさと切なさを、短い文章の中に詰め込んだ一作です。

完成度の高い童話ですね。 同じ文章を何度も読まされるのは負担になりがちなのですが、この作品は逆にそれを上手く利用しています。 頑固だけど責任感の強い灯台が生きる道、みなさんもぜひ見…続きを読む

大人テイストで、現実的な恋愛もの。
ですが、読み終わった後「あぁ、女っていくつになっても乙女なんだなぁ……」と思ってしまうような、そんな深みのある一作です。

人との出会いやつながりって、本当に様々ですよね。
どこに落ちてるか分からないなと思います。
素敵なお話でした。

丁寧で、臨場感あふれる描写。
文章を読んでいるだけなのに、本当にその場にいるようでした。
作者さんの宮崎県に対する思いが、ぎゅっと詰まった一作です。

作品とは真逆に近い季節に読むことになってしまいましたが、描写が丁寧で、雪景色が目に浮かぶようでした。 また、ひとこと紹介に引用させていただいた一文に、とても共感しました。 本当に、…続きを読む

読んでいる途中で、タイトルだけでコメディーだと思い込んでいた自分が恥ずかしくなりました。 タグに「あるある」とありますが、それこそがこの物語の醍醐味だと思います。 生きていくうち、…続きを読む

短く誰にも分かる文章で、展開で、こんなにも切なく、心温まるものを書ける。
こういうものを、才能と呼ぶのだと思います。
とても優しいお話でした。

笑顔以外は見せないで。 なんだか珍しいというか、変わった嫉妬のしかただなと思いました。 この逆で「俺以外のやつに笑顔見せるな」とかだったら、恋愛ものの定番だと思うのですが。 きっと…続きを読む

幼い頃の経験って、ずっと残りますよね。 その一つひとつが何気ないことでも、後から考えてみると、それが自分の大部分を作り上げていたりするんだと思います。 おじいちゃんもおばあちゃんも…続きを読む

いやぁ、斬新ですね。
斬新すぎて途中ちょっとついていけませんでした。
むちゃくちゃなようで、きちんと的を射ている。
全カクヨムユーザーにおすすめしたい、サクッと読める良作です。

正直、設定やストーリーは「あぁ、よくある感じだな」と思ってしまったのですが、そこにある風景や感情を自分なりの表現ですごく丁寧に描こうとしているのが伝わってきて、好感が持てました。 …続きを読む

もっと早く読むべきでした。

薄れつつある震災の記憶を呼び覚ましてくれる良作です。 他の方もおっしゃっていますが、旦那さんの言葉が胸にささりますね。 そう遠くない未来、このお話のようなことが現実で起きていたら素…続きを読む

あたたかくて、かわいらしくて、明るくて……何より、楽しんで書いたことがよく伝わってくる作品でした。 自分が書きたいもの、好きなものをまっすぐにぶつける。 そんな瑞々しさと活力に満ち…続きを読む

富士見Ｌ短編賞の応募作をいくつか読んでいますが、この作品は他のものと少し違ったエッセイで、そこがまた面白かったです。 胡麻豆腐に関する描写や説明もお見事。（胡麻豆腐嫌いの私でも興味…続きを読む

こなれていてやわらかく、丁寧な描写のおかげですっと物語の中に入り込むことができました。 主人公の選択が、このストーリーに、より現実味と深みを与えているように感じます。 王道に引っ張…続きを読む

冒頭からグッと引き込まれました。 主人公の過去。 リアリティーある架空世界の描写。 担当者との関係。 6000という限られた文字数の中で、これほどにあたたかく、深みのあるストーリー…続きを読む

キャラがよく立った作品でした。 主人公も、先輩も、そして先生さえも、きっとそれぞれ悩みの中で生きている。 それらは解決しては形を変えて、死ぬまでなくならないだろうけれど、強く立ち向…続きを読む

他の方々もおっしゃっているように、風景描写が美しく、ときに独特です。 また、末期ガンの患者と出会い、触れ合うことで、主人公の気持ちに変化があらわれているように感じました。 人は、様…続きを読む

普段あんまり食べたり飲んだりしないものも、こうやって読むとおいしそうなんですよね。
小説ってすごい。

こういうやわらかな雰囲気の作品、大好きです。
描写もとても丁寧で優しく、美しい情景が目に浮かぶよう。
勉強になりました。

一穂ちゃん、一歩間違えたらウザがられそうな性格なのに、なぜかかわいい。なんでだろう。 七尾とか長野とか、個人的にゆかりのあるところがたくさん出てきたので、勝手な親近感が湧いてしまい…続きを読む

分かります。分かります。

私はマヨラーではありませんが、生野菜を食べるとき、ごまドレをぶっかけます。

調味料は、野菜嫌いの強い味方。

でも、マヨネーズは、カロリーが……

途中、ある掃除道具かと思いましたが、違いましたねぇ。
もっと果てしないものでした。
お見事。

気持ちは分かります。よーく分かります。

でも「テレビ消せばいいのに」と思ってしまった。