小倉で私は…

作者 真白タミィ

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★★★ Excellent!!!

九州は小倉。
子供の頃の環境の変化。
そして……心も。

暖かな祖父祖母が心を優しく包んでいくようで読んでいて心の真ん中がぽっとした。

短い文章でここまでの思いになったのは初めてです。
是非、皆様にも読んでいただきたい。


星三つです。

★★★ Excellent!!!

幼い頃の経験って、ずっと残りますよね。
その一つひとつが何気ないことでも、後から考えてみると、それが自分の大部分を作り上げていたりするんだと思います。
おじいちゃんもおばあちゃんも、きっと懐が深い、いい人たちだったんだろうなぁ……

★★★ Excellent!!!

作者さんの祖父母の、戦争体験の話。戦争という大きな物語の、小さな断面として、とても興味深く読みました。

偶然の行動で原爆から生き残った祖父。戦後、アメリカ軍からハムとチーズをもらってきた祖父。何が良い悪いじゃなく、そういうものなんだな、と、いろいろな価値観を超えたところにある事実です。

そして、いろいろな偶然の何か一つが欠けていても、今、この話がカクヨムにあるという事実が生まれなかったであろうという、その不思議さに想いを馳せます。

★★★ Excellent!!!

祖父母の家に行く女性の話です。

いやー、実家を思い出しました。まさか小倉の方にここで出会えるとはおもっていなかったので、非常に懐かしい気持ちで拝見させて頂きました。

まだ実家を出て四ヶ月経ってないのですが(笑)

祖父母の戦争の話から一転、軍人と結婚する彼女に胸を打たれます。

何より読後感がいい!

次の作品に期待して星三つ送らせて頂きます。

★★★ Excellent!!!

わたしは8月16日に生まれた。田舎の祖父母、曽祖父たちは、終戦の翌日に生まれた幼い命を讃えてくれた。なにがめでたいのかわからなかった。戦争体験者は、戦争の映画など見ない。そう聞いたことがある。かの井上ひさしも、戦争のことだけは、書かないと思っていた。しかしここへきて、事実を体験した者たちの存在が消えていくなか、書き遺さなければならないと、筆をとったという。遺す、のだ。
このエッセイは、決して戦争のことだけを書いたものではない。しかし戦争を体験し、東京の魚がクサイ!と笑う祖父母により、国境を超えた愛を見つけた。そこを繋いで日々に感謝している著者の想いに賛辞を贈りたい。