善悪を超越したところにある、戦争の、一つの物語

作者さんの祖父母の、戦争体験の話。戦争という大きな物語の、小さな断面として、とても興味深く読みました。

偶然の行動で原爆から生き残った祖父。戦後、アメリカ軍からハムとチーズをもらってきた祖父。何が良い悪いじゃなく、そういうものなんだな、と、いろいろな価値観を超えたところにある事実です。

そして、いろいろな偶然の何か一つが欠けていても、今、この話がカクヨムにあるという事実が生まれなかったであろうという、その不思議さに想いを馳せます。

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